曇り空の日曜日。電車に乗ってロンドンへ行く電車ではなく、反対側へと向かう電車に乗って降りた駅はKちゃんとA君の新居がある町。
これでこの町を訪れるのは2回目。静かな町中を通って彼らの家に。前回、訪れた時には家を購入したばっかりで殆ど家具がなかった家の中が、今回は明らかに生活感がある素敵な空間に仕上がっていました。
それからミニとマーロン君も参加して5人でレストランへ。皆でトルコ料理店で美味しい物とワインをシェアして大満足。それからKちゃんとA君の家でゆったりとした時間を。最初は庭で静かな時間を過ごして、リビングに移ってEU離脱の話でかなり盛り上がり、その後地下に移動して音楽を聴きながら5人で踊り狂って気がついたら夜の9時半。
少し酔った頭で夜道を帰っていたら、朝方みた夢の記憶が蘇って来て何となく寂しくなってしまって。ちょっとだけ視野がボケちゃった、そんな帰り道。
朝方に見た夢。
小さな犬が僕の前を歩いていて、”助けなきゃ。”って思いがあって一生懸命に犬との距離を縮めて助けようってするんだけどあと少しって所で犬が突然倒れて死んでしまうんですよね。すると、また最初に戻るんです。けどね、ちょっと時間の流れがスローに。”これなら救えるかも。”と思うんだけど結局、死んでしまう犬。これが2回程繰り返されて、段々遅くなってくる時間の流れで実は犬をもの凄い速さで殺す人間がいた事を発見した自分。
”よし、アイツを殺してしまえば、あの犬が救われるんだ。”
そう思って素早く動く黒い影の人間に近付いて持っていたナイフでその影に向かって刃物を突き立てる僕。するとその影の頭が僕の方に向いて目が合う瞬間。
その影が実は自分自身であり、その驚きと衝撃。
夢はそこで覚めて、呼吸が荒くて心拍数が高く自分がベッドの上に。
今夜は一体どんな夢を見るのでしょうね。