最後の瞬間にもし、、、

木曜日の夜。あともうすこしで週末ですね。待ちきれなくて、ちょっと強めのお酒で。ウォッカ、レモン、バーモスとブルーベリーとチェリーのジュースを氷で割ったカクテルで素敵な週末のお祝いをしている僕。来週は職場のマネージャーが2週間ほどホリデーなので、僕がお店のマネージメントをするので頑張らないと。それもありの、早めの週末の始まりです。(明日はもちろん、仕事なんですけどね。)

少し前の記事で、”僕はよく悪夢を見る。”ってかいたのですが、最近見たのがちょっと新鮮で、おすそ分け。

悪夢をおすそ分けっていうのもなんですが、何か妙に考えさせられる夢だったんですよね。

安楽死、ご存知ですか?末期の癌患者の人など、もう治る見込みがなく、これからは苦しみの果てに死しかない。そんな状態の人に、安らかな死を選択するもの。スイスではかなり昔から、世界でもベルギー、オランダ、アメリカ数州では合法化せれているこのシステム。

イギリスでは違法なので、出来ないのですが。時に新聞の記事に、安楽死を求めて合法の国に行って、最後の晩餐を家族としてその後眠るように亡くなったという記事とかが出ることがるんですよね。尊厳死ってったりもするようで。苦しみもがきながら、最後を迎えるより自分の好きな人に囲まれて自分のしっかりとした意識のまま死んでいきたい。確かに僕も理解できるなって思える尊厳死。

この前見た夢は、ベッドに横たわる僕。そして、ベッドの隣にいるのはお医者さん。その時点でわかっているのは、”僕はこれから苦しみを味わうしかない人生なんだ。それならば、その前に幕を下ろそう。”という思い。

そして僕の腕に注射される眠りを誘導し、僕を死へと導いてくれる薬品。

少しずつ眠りにが訪れて瞼が重くなってくる自分。そして不意にある感情が僕に去来する、”本当にやりたいこと全部したのかな。最後にもう少し会いたい人はいなかったっけ。あれ、今死ねるのかな?後悔はないのかな!”って焦って思っている感情とは裏腹に少しづつ死の眠りへと落ちていく僕。

そこで目が覚めたんですよね。けど、目が覚めたらベッドの上なので、その後の数分間、自分が死んでいくのか、どれが現実で夢なのか区別がつかなくてもの凄く狼狽えてしまいました。

これは夢としては怖いけど、このような思いがもしかしたら安楽死の時によぎるのかなって経験を出来たことは良かったなって思います。

人生悔いのないように生きていかなければなりませんね。悪夢は時に人生の教訓だなって思ってます。そうすると、少し悪夢も愛らしく思えるので。

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