暑い、暑い、暑い!!猛暑のドイツ北西部。って言ってしまうと日本の人に笑われてしまうかもしれないけど、暑いです。気温は24!!えっ!!って驚かれそうだけど、暑いものは暑いので、許してください。
特にドイツ語の勉強を終えて。駅から家までの帰り道がちょっと汗をかくほど。暑いなって思って、襟足のところからぴたりと汗が垂れてくる、あの時、どうして暑さが倍増して感じるのはなぜなんでしょうね。そんな中を25分ほど歩いて家に帰るとひんやり、涼しい。これがこの新しい家のいいところなんです。何かね、24時間換気システムがアパート全体にあって、いつも一定の温度で、きれいな空気を循環させてくれているのです。
そうそう。今日は朝から素敵な差し入れが。昨日の記事で近くに座る子に自分がゲイであることを伝えたって書いたのですが、その22歳の子が、今日はジュースを持ってきてくれたんですよね。曽越前に話していた、ラマダン中にはよく飲むといわれるジュース。しかも自分で作ってきたということ。まず、ふたを開けると香るいい匂い。なんだろうと思うって聞いてみるとオレンジの花の香料なんだそう。あとはデーツを煮込んだものに砂糖を入れて、作ったそうなんですね。甘さと、だけど酸っぱさもあるのでレモンかないかもいれたのかな?明日聞いてみないと。
僕デーツって今まで果物と思っていたらナツメヤシの実なんですね。ビタミンが豊富で、カロリーも高い、だからラマダンの時期には重宝されるのかもしれませんね。繊維質もあるとのこと。
しかもキンキンに冷えていておいしかったです。
こんな気持ちって嬉しいですよね。自分の国のことをほかの国の人に一生懸命に紹介しようと、自ら作って持ってきてくれる。やっぱり、いい子だなと再確認。
では話を週末に戻しますね。
土曜日に2時間半かけて海辺の町へとやってきました。自分の街にも海は近くにあるのでなんでわざわざ?って思われるでしょうが、今回は海が目的ではないんです。その海の近くにある森が舞台なんですね。
ちょっと写真が暗めで申し訳ない。ユリ君のケータイで撮ってもらってパソコンで編集をしようと思ったのですが、上手くソフトウェアに落とせなかったので未編集のもので。
そう。この木の上にあるアスレチック場に来たんです。僕のブログを読んでいる人は知っていると思うのですが、高所恐怖症なんです、僕。だから行く前にミニちゃんにこのアスレチックをするといったときに、”Takは無理だよ。僕もしたけど怖かったもん。”って言われたんです。確かに僕はつり橋と高い建物が苦手。本当に及び腰で、カタツムリのようなスピードになってしまうんです。
ただね、これは好きなんじゃないかなって思ったんです。実は僕の高所恐怖症、高いところすべてが怖いというわけではないことに最近気が付き始めたんです。たとえば飛行機は好きなんです。窓から外を何時間も眺めていられるほどに。あと、木登りも好きだし、この前のスキーのリフトもそこまで恐怖感を感じなかった。もしかして、人工物の高さはだめだけれど、自然の中に身を置く高さは怖くないかもという不思議なセオリーが僕の頭にできてきたんですよね。そんな時にユリ君がこのアスレチック場を提案してくれて、僕のセオリーを証明するにはいいかもと思って2つ返事で承諾。
そして、僕のセオリーはどうやら正しかったようです。足がすくむこともなく、綱渡りのロープを渡ったり、蜘蛛の巣のネットを手を使って横切ったり。もちろん地面はよく見えるし、高さは3階ぐらいの高さでしょうか。けど何の恐怖心もないんですよね、不思議と。
ただ、最後のコースは少しだけ怖かったかな。だって、この高さを登らなきゃいけないんですよ。
ビル5階ぐらいの高さで、ここからターザンロープのワイヤーで次の木に移るというもの。この上にあがってきたらあまりの高さに驚きましたが、怖くわなかったんですよね。ただ、風が吹くとこの写真に写っている木の足場がゆっくりゆっくり左右に揺れるんですね。そう、気が風に揺られる動きに合わせて。これには恐怖を感じましたが、そこは僕の極秘作戦が。
ごっこあそび。自分はTakではなくて冒険や木登りが好きな主人公であると思い込ませる遊び。即座に出てきたのはインディージョーンズとポカホンタスでした。ワイヤーなどで滑るときはインディージョーンズで、このようなきのとっぺんに立って、風になびかれながら順番を待つときはポカホンタスのテーマを歌ってその気に。この足場は狭くて人が2人立てるのがやっとなんです。
この向こうに海が広がっています。ここからだと海の景色も見れて綺麗でしたよ。ね、余裕の笑顔でしょ。本当に楽しかった1日になりました。
僕のブログ史上初の動画!!記念すべき僕の木から木へと華麗にわたる姿をご覧ください。