水曜日。今日もドイツ語の勉強を終えて、軽く昼ご飯もたべてブログを書いているところです。学校に行くと1日の、特に午後の時間が早い。今もうすぐで15時になるところ。運動もしたいし、夕飯の準備もしなきゃだし、追加のドイツ語の勉強もあるし、、、。もう少し時間に洋右があるといいのになって思うのは、けど、贅沢ですよね。
今日もすっきりと晴れているドイツ北西部。クーラーなしの教室は相変わらずの暑さですが、家に帰る道のりは太陽光に照らされてはいるものの、風が少しだけ冷たさをもって北海から吹き込んでいるのでちょうどいい気候です。こんな日が毎日だったら完璧なんですけれどね。
さてさて、毎日朝は同じ電車に乗って学校に行くのですが車掌さんが3日とも同じで、僕もいつも決まって同じ席に座るので定期の僕のことをわかってくれているらしく、顔パス。
そうそう。ドイツの電車のシステムをちょっと伝えないとわからないですよね。
ドイツはなんと改札というものがありません。そう。あの開け閉めのゲートがどこにもないんですね。つまりはチケットがなくても電車に乗り込めるというわけ。これは地下鉄もそう。ただし、無賃乗車を見逃すような国民性はドイツにはありません。電車だと車掌さんがチケットをチェックしてくるし、私服のチケットチェック係が回って来て、”はい。皆さんチケット見せてください。”と抜き打ちみたいな検査もあるんです。この時、チケットを持っていないと即アウト。なん十倍の罰金を払うことになるんです。あと、鉄道ではないけれど地下鉄や路面電車などのときは機械で”何時に乗りました”みたいな打刻を忘れないように切符にしないといけないようです。それがないと有効な切符を持っていても罰金。これは外国人観光客がよくやる間違いらしです。もちろんドイツの検査員の人はどこから来たのかなんて気にせず、みんな平等に罰金を科していきます。なので、気を付けてくださいね。
そして今日の学校の帰りに電車に乗ると、同じ感じの車掌さんだったんですよね。それで挨拶をして乗り込むと、何かを言われたんです。なんだろうと思って聞き返すと、”フリエン”みたいなこと単語を一つだけ。もう僕の頭はフル回転。最初は、僕が休みだと聞いているのかな?’と思ったんです。だけど、休暇という単語はフェーリエン。あと1つ知って知ってる単語はフェイエアンで祝うという単語。だけどどっも意味をなさない、、、、。かといって車掌さんもじっくりと話をするという姿勢でもないし、”はい”と答えてその場をしのいだ僕。その後。運転席に帰って仕事仲間にも同じこと単語を言っていたんです。
なんなんだろうって思いながらも音の響きを頼りに辞書で調べてみると、もしかしたらという単語が。frieren 凍えるって意味。
この単語をあの車掌さんが言ったとして考えられることは2つ。
1つはジョークとして言ったこと。外は真夏の気温だけど、”今日寒いよね。”みたいなことをジョークでイギリス人は言ったりするのでその部類。
または、電車の温度を聞いてきたのか。というのも電車、時の恐ろしいほどに冷房が効いているんですよね。外の暑さのために半袖、半ズボンなのに、電車の中で凍えなくてはいけないみたいな状況が結構多くあるんです。なので、今、電車に乗ってきた僕に”この電車寒すぎない?’的な感じで聞いてきたのか。それだと後に乗ってきた仕事仲間に同じことを聞いているのも合点が合う。
こんな時、がっかりするんですよね。せっかく話しかけてくれたのに、話を広げることができなかった、、、、。もっとうまく立ち振る舞いたい!!って。けど、今の実力ではまだまだ。
本当にね。これが僕の日々の特訓です。ドイツ語初心者としての僕としては1単語でなく、長い文章で言ってもらえるほうがありがたいのですが、それは僕の力量不足。頑張らないとね。
今僕の頭は少しづつドイツ語の脳が出来上がってきている感じ。前まではすべてを英語に頭で訳してから考えていたのが、単語を見て映像として見えてきているのでそれは進歩したなって思います。あと、リスニングも聞いているとどんな状況にあるのかが少しづつ映像化されてきているので、これも嬉しい。ただ、細部まではっきりと理解できていないのでひっかけ問題にやられてしまうんですけどね。
あとは会話力ですよね。これはもっと頑張らないとなー。思いを言葉にするのって本当に難しいですよね。これはまだ、ドイツ語脳が発達してないかと。まだ英語の語順で考えてしまうし、スムーズに言葉が出てこない感じ。ただ、学校に戻ってから音としてこれはあってるな、これは間違っているなっていうのが何となく自分の頭で考えれるのは進歩かなって。
まだ発展途上ですが、それでもなお僕のドイツ語は少しづつ成長しているようです。