ドイツのここは苦手

昨日はブログを書き終えた直後にバケツをひっくり返したかの様な雨が降り出してびっくり。久々の雨を庭の木々も喜んでいるようでした。ただ、あまりにも集中豪雨的に降ったので排水が間に合わないのか屋根から滝のように水が落ちてきたのにはびっくり。あまりスコール的な雨が降らない地域なので排水の設計が甘いのかな?なんて思ったり。

今日は朝は少しひんやりとした感じでしたが、7時ごろからは晴れ上がって太陽も燦燦と降り注いで気温も上がりました。今日は授業の半分が模擬試験だったので、いつもの暑い教室ではなくて1階の試験会場であり少しは涼しかったのが救でした。模擬試験はリスニングは今回のは簡単でしたが、その分リーディングがかなりの難易度。作文は自分の思ったように書けたけれど、細かなミスがあるのは確実かと。その結果は月曜日に。どうなることやら。

そして外に目をやるとレンガ敷きの道路に小さな水玉模様が。それも雲で覆われているし、、、。一雨きそうです。

さて、ドイツでの生活ももうすぐで1年がたとうとしています。時間がたつのは早いものですね。

色々な人にドイツの生活は楽しんでいるかと聞かれるのですが、今のところはかなり楽しめているように思います。もちろんそれはユリ君が面倒な手続きをしてくれたりと助けてもらっているからなんですけどね。またドイツ語もそんなに上手ではないので、何か嫌なことを言われたということもないし、言われてても気づいてないだろうから、人種差別的なこともなく。ただ、人に見られてるのはあるのかも。この前に日本の友達が遊びに来た時に僕の住んでいる商店街を歩いた時に友達が、「結構見られてるね、私たち。」といっていたので見てみたら確かに僕たちを見ている人は多いなって。けどこれはね、しょうがない。だって人口2万5千人のドイツの片隅で、ましてアジア人がそんなにも住んでいないところでアジア人がいたら物珍しくて見たくなりますもんね。僕が阿蘇に住んでいた時も外国の人がいたら、”うわー。外国の人だ!!”って思ってハロー!!って挨拶してたし。なので見られることはあんまり僕の中では抵抗はないんですよね。

けどね、少し前に発見したんです。ドイツっぽいなってこと。それは、営業時間。

先週の金曜日にユリ君と一緒に地元の駅に行ったんですよね。9月に僕はロンドンへと行く用事があって、今回は電車に乗ってロンドンまで。ユリ君がネットで見つけた良い切符があってそれを購入。ただ、ちょっとこのチケットがめんどくさくて、まずは切符交換券が送られてきてそれをもって駅に行って本当の切符に変えるというもの。その交換券にはどこへとか、汝の電車とかは書いてなくて駅のカウンターで問い合わせるというものだったんですね。

もちろん準備を怠らないユリと僕は事前に乗りたい電車の時刻を調べて紙に書いて持参しました。

地元の駅のオフィス時間が午後5時。この時点でかなり早いですよね。僕たちが付いたのが午後4時40分。カウンターは2つあるけれど働いている人は1人。僕の前には3人の人が並んでいて僕の後にもまた2人並びました。

ようやく僕たちの順番になったのが午後4時50分。僕が切符をロンドンまで変えたいというと、”あー。これ時間かかるんだよね。オフィス時間は5時なのに、終われないよ。”とぼやき。”週末だから早く家に帰りたいの、わかるでしょ。”みたいなことをユリ君に言ってるんですよね。確かにこのチケット交換がややこしいこと。別に僕たちが何をするわけでもなく、スタッフがひたすらパソコンで操作をするのみ。チケットを交換するのにかかった時間は15分。スタッフのボヤキもわかるんだけど、チケットを交換するのに15分かかるシステムをどうにかしたほうがいいのではと思うのは僕だけではないはず。

”今度は早めに来てね。”って言われました。

ドイツの接客って日本から比べるとかなり事務的。5時まで開いている方といっても、しまっている場合もあるんです。現に僕の後ろの2人の次に人が入ってこようとしたら、もう締まりましたって伝えていたし。この時はまだ4時50分。そう。5時すべての作業を終えるというオフィスアワーなんですね。

もちろん駅だけでなくてお役所も。

ユリ君が車の照明を出してもらうか何かで国の役所に訪ねた時は閉まる1時間前。ただ、待つ人があまりに多くて、まえに20人ほど。そして1件1件どれも時間がかかるのかあまり列も進まない。30分後ユリ君が、「今日はたぶん無理だよ。帰ろう。」というので役所を後に。ユリ君曰くどんなに並んでいても営業時間が終わったらそこで終了。つまりは1時間ならんで次が自分の順番だとなっても、帰らなくちゃいけない。そして次の日にきて並びなおし。

僕はイギリスでもあんまりこんな経験ないし、日本もなさそうに思うのですが、、、。どうなんだろう。

確かに早く帰りたいのはわかるけれども、せめてそれをお役さんにはいってほしくはないよね。と思った僕なのでした。ここは僕があまり好きじゃないドイツの部分。

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