好き嫌いな子ども

そういえばドイツのユリ君の実家を訪ねている時にお母さんが、”ユリは、好き嫌いが多いからねー。と言う事をいっていて。その時は、”そうかな?”何て思っていたのですが、、。

どうやら、本当の様です。

ユリアン、ご飯を本当に綺麗に食べるんですよね。日本人ってお米の一粒も残さずに食べましょうという精神が強いでしょ?僕も出された物はちゃんと残さず食べるを突き通しているのですが、時に小さな野菜片とかが残っている事も。そんな小さなものも含めて、綺麗にお皿から無くしてしまえるのがユリの食べ方。

そんな子がまさか、好き嫌い王だったとは、、、、。

事件は今回、ユリアンが僕の家にいる時に起きました。

せっかくユリアンがいるんだから料理に腕をふるおうとレシピ本を見てメニューを決め買い出しに。

イタリアンでまとめて、牛肉を黒オリーブ、ケーパー、アンチョビのソースで焼いたもの。そして,次の日はほうれん草入りのカーリーパスタを茹でほうれん草とゴルゴンゾーラチーズで和えた物に決定。ユリアンが来る前に買い物も終えて準備万端。

そして夕飯となり、”今日は何が夕飯?”と聞くユリ君に牛肉のメニューを伝えると眉間に皺が。オーリーブは駄目なんだよね。あと、アンチョビとケーパーは好きじゃないかも。

”それなら、パスタがあるよ。”と提案すると、”ゴルゴンゾーラが好きじゃないの、、、。”(あんなにチーズが好きなユリが、まさかゴルゴンゾーラが駄目だとは、、、、。)

じゃ、冷蔵庫の中にある物で何かを作ろうと考えた僕。材料を冷蔵庫から出そうとしたその時に。”あー。あと、あれなんだっけ。一つ嫌いな野菜がある、、、、。うーん。茄子。’

勿論、僕の手元にあるのは茄子、、、、。

話を聞くと、今は野菜を結構取るユリアン。昔は偏食で野菜も数種類しか食べてなかったのだとか。そして,”最近はズッキーニを食べれる様になった。”とのこと。

これを聞き逃す僕ではありません。”じゃ、茄子を好きになるおいしい料理、作ってあげると。”と半ば強制的に茄子を使う事に。途中途中で、”茄子アレルギーなんだ。”と言ってくるユリアンを無視して夕飯が完成。

dinner (1 of 1)

左はユリアンが茄子の1品が食べれなあった時のために、牛肉の薄切り肉をオリーブオイル、醤油、ニンニクでマリネしてパクチョイと炒めたもの。そして右側は、大豆で出来たミンチ肉(最近僕の流行なんです)をほうれん草と茄子で混ぜ合わせ、インドカレーペースト、醤油、をいれて味を見てコーンフラワーでトロミをつけた僕の創作レシピ。

ユリアン、おずおずと食べて、、、、。”食べれない事は無い。”との感想。

これから少しずつ彼の好き嫌いの深さを知っていくのかなー?

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