冬と春の間だから

今日の朝は、物音で目が覚めました。何かが絶えずバタバタと動いている、そんな音。一体何だろうと思って半分眠っている頭で考えて、”どうやら風だな。”っていう結論に。

起き上がってリビングで紅茶を作っていたんですが、外の木々がもの凄く左右に揺れていました。日本でいう春一番見ないな感じで。朝はその風につられて雨も時折降っていましたが、午後には太陽と青空が。ユリ君と夜にスカイプをしたのですが、ドイツも嵐的な風の強さだったとのこと。

そんな風の中買い物に行ってきました。なぜかって、実は土曜日にパーティーに誘われていてその時に持参をするケーキの材料を買いに行ったんです。”土曜日なのに気がはやいね。”って思われそうなのですが、金曜の仕事終わりに他の友達に夕食&飲みに誘われているので木曜の夜にケーキを焼くのが得策かと思って。

いつも呼んでもらうパーティーで、僕がデザート係となっているのです。結構いろいろなデザートを今まで持って行ったので何がいいかなって考えて、決めました。

ちょうど冬と春の間の今の時期にピッタリなもの。

冬が旬のりんごと、寒くなるとイギリス人がよく作るクランブル。それのベースにスポンジ生地を入れてアップルケーキのようにしたものを作ってみました。

 

この円状に並べられたリンゴのスライスの下にスポンジ生地が。

そして、その上にクランブルを満遍なく振りまいて、オーブンで焼きます。

これはまだ、オーブン焼きをする前の状態なんです。焼きあがるとこんがりと焼き目がつきますよ。ちなみにクランブルはバター、砂糖、小麦粉を混ぜ合わせて”そぼろ”のようになったものです。(ただ単にこの3つの材料を手でこねて、できます。)

温かくても冷めても美味しいこのケーキは、土曜日までは味がもっと熟成されているんじゃないかっていう期待もあるんですよね。

味の方は食べてみてからお伝えしますね。

 

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