週末のために

金曜日。今日は朝から大忙し。というか昨日から大忙し。そう、今週末はユリ君の友達が遊びに来るのでその準備。

昨日は学校から帰って来て、ティラミスづくり。前回作ったティラミスが美味しかったのと、ティラミスを作った3日後のほうが最初に食べた時よりもおいしかったので先に作ることに。あと、もう作っておけば当日にあわてることもないですしね。前にユリ君の友達の彼女が、”いつかお寿司が作ってみたい。”って言っていたのを思い出したのでお寿司の材料を求めに。

といってもここはドイツの片田舎。それでもさすが、世界の料理となったお寿司。巻きす、寿司酢、海苔も売ってある!!ただ値段が結構なものだったので海苔と巻きすのみ。寿司酢は白ワインビネガーでいいやと決めました。ただ、具材がね、ない。日本の言う、お寿司の具材がない。かっぱ巻きならできるけど、それだけならね。なのでカニカマ、レタス、アボカドのカリフォルニアロールと、スモークサーモン、クリームチーズ、キュウリをいれたフィラデルフィアロールに決定!!おいしいお寿司は、日本に来て食べてもらおう!

そして今日は朝から掃除、アイロンがけ、食洗器をまわして、念入りな整理整頓も。正午になる前に綺麗になった僕たちのアパート。

今回は2カップル4人のゲストなのですが、そのうちの1カップルはここから車で4時間ほど離れたところ。なので、土曜日にメインのパーティーなのですが早めに金曜日の夕方に来たいと申し出が。だから、朝早くからの片づけとなったんですね。それが、それが。

昼過ぎにユリ君からメッセージが。すると、金曜日に来るはずのカップルがどうもお腹が痛くて今日は来れないとのこと。食あたりにでもなったのかな?なので、なんとなく拍子抜けしてしまった僕。

彼らの体調次第ですが、明日は来れるのかな?けど、おなかが痛いのにお寿司とかは無理だろうなー。ここはメインのバーベキューと、ユリ君が数日前に作ってかなりの美味しさだったパスタサラダと、温かな副菜にしようかな。ちなみにもう一カップルは予定通り明日の到着予定。

今日の夕食は本当ならば4人。だからユリ君がいつもより多めにピザの生地を昨日の夜に作っていたので、今日の夕飯は僕とユリ君で大食いピザ祭りとなりそうです。

ドイツのここは苦手

昨日はブログを書き終えた直後にバケツをひっくり返したかの様な雨が降り出してびっくり。久々の雨を庭の木々も喜んでいるようでした。ただ、あまりにも集中豪雨的に降ったので排水が間に合わないのか屋根から滝のように水が落ちてきたのにはびっくり。あまりスコール的な雨が降らない地域なので排水の設計が甘いのかな?なんて思ったり。

今日は朝は少しひんやりとした感じでしたが、7時ごろからは晴れ上がって太陽も燦燦と降り注いで気温も上がりました。今日は授業の半分が模擬試験だったので、いつもの暑い教室ではなくて1階の試験会場であり少しは涼しかったのが救でした。模擬試験はリスニングは今回のは簡単でしたが、その分リーディングがかなりの難易度。作文は自分の思ったように書けたけれど、細かなミスがあるのは確実かと。その結果は月曜日に。どうなることやら。

そして外に目をやるとレンガ敷きの道路に小さな水玉模様が。それも雲で覆われているし、、、。一雨きそうです。

さて、ドイツでの生活ももうすぐで1年がたとうとしています。時間がたつのは早いものですね。

色々な人にドイツの生活は楽しんでいるかと聞かれるのですが、今のところはかなり楽しめているように思います。もちろんそれはユリ君が面倒な手続きをしてくれたりと助けてもらっているからなんですけどね。またドイツ語もそんなに上手ではないので、何か嫌なことを言われたということもないし、言われてても気づいてないだろうから、人種差別的なこともなく。ただ、人に見られてるのはあるのかも。この前に日本の友達が遊びに来た時に僕の住んでいる商店街を歩いた時に友達が、「結構見られてるね、私たち。」といっていたので見てみたら確かに僕たちを見ている人は多いなって。けどこれはね、しょうがない。だって人口2万5千人のドイツの片隅で、ましてアジア人がそんなにも住んでいないところでアジア人がいたら物珍しくて見たくなりますもんね。僕が阿蘇に住んでいた時も外国の人がいたら、”うわー。外国の人だ!!”って思ってハロー!!って挨拶してたし。なので見られることはあんまり僕の中では抵抗はないんですよね。

けどね、少し前に発見したんです。ドイツっぽいなってこと。それは、営業時間。

先週の金曜日にユリ君と一緒に地元の駅に行ったんですよね。9月に僕はロンドンへと行く用事があって、今回は電車に乗ってロンドンまで。ユリ君がネットで見つけた良い切符があってそれを購入。ただ、ちょっとこのチケットがめんどくさくて、まずは切符交換券が送られてきてそれをもって駅に行って本当の切符に変えるというもの。その交換券にはどこへとか、汝の電車とかは書いてなくて駅のカウンターで問い合わせるというものだったんですね。

もちろん準備を怠らないユリと僕は事前に乗りたい電車の時刻を調べて紙に書いて持参しました。

地元の駅のオフィス時間が午後5時。この時点でかなり早いですよね。僕たちが付いたのが午後4時40分。カウンターは2つあるけれど働いている人は1人。僕の前には3人の人が並んでいて僕の後にもまた2人並びました。

ようやく僕たちの順番になったのが午後4時50分。僕が切符をロンドンまで変えたいというと、”あー。これ時間かかるんだよね。オフィス時間は5時なのに、終われないよ。”とぼやき。”週末だから早く家に帰りたいの、わかるでしょ。”みたいなことをユリ君に言ってるんですよね。確かにこのチケット交換がややこしいこと。別に僕たちが何をするわけでもなく、スタッフがひたすらパソコンで操作をするのみ。チケットを交換するのにかかった時間は15分。スタッフのボヤキもわかるんだけど、チケットを交換するのに15分かかるシステムをどうにかしたほうがいいのではと思うのは僕だけではないはず。

”今度は早めに来てね。”って言われました。

ドイツの接客って日本から比べるとかなり事務的。5時まで開いている方といっても、しまっている場合もあるんです。現に僕の後ろの2人の次に人が入ってこようとしたら、もう締まりましたって伝えていたし。この時はまだ4時50分。そう。5時すべての作業を終えるというオフィスアワーなんですね。

もちろん駅だけでなくてお役所も。

ユリ君が車の照明を出してもらうか何かで国の役所に訪ねた時は閉まる1時間前。ただ、待つ人があまりに多くて、まえに20人ほど。そして1件1件どれも時間がかかるのかあまり列も進まない。30分後ユリ君が、「今日はたぶん無理だよ。帰ろう。」というので役所を後に。ユリ君曰くどんなに並んでいても営業時間が終わったらそこで終了。つまりは1時間ならんで次が自分の順番だとなっても、帰らなくちゃいけない。そして次の日にきて並びなおし。

僕はイギリスでもあんまりこんな経験ないし、日本もなさそうに思うのですが、、、。どうなんだろう。

確かに早く帰りたいのはわかるけれども、せめてそれをお役さんにはいってほしくはないよね。と思った僕なのでした。ここは僕があまり好きじゃないドイツの部分。

ドイツ語の判定試験

今日は朝から曇り空で、昨日よりも温度も低いのでエアコンなしの教室の授業も少しはましに。ノートで、もらったプリント類であおいで自分に涼を与えて過ごしました。

最近の授業の内容はもちろん教科書に沿ってではあるのですが、テストに向けての対策も多くなってきました。そして明日には模擬テストが。どうなることやら。

日本では英検とかTOEICなどの英語の試験はよく耳にすると思うのですが、ドイツ語にも試験があるんですよね。英語でもその種類があるようにドイツ語試験も同たらメジャーのものが数個あるようで。その中で僕が受けるのがTelcというもの。

今まで英語の試験はいろいろと受けてきたけど、ドイツ語のテストは僕にとってはこれが初めて。しかも結構な内容なんですよね。

僕が受けるのはB1というレベルで中級者向け。このレベルの合格するということは、日常生活のドイツ語会話はほとんど大丈夫というレベル。うーん。そこまで上手ではない気がするんですが、、、。やるだけやってみないとね。

内容はこんな感じ。

リスニング                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            1ラジオの短い放送が流れてそれに対して3択で答える 2 2人の会話が流れるのでそれに対しての問題文の正誤と正しいものを選ぶ 3あるトピック「例えば子供の学校時間は半日がいいのか一日がいいのか」について4人の意見が流れるのでそれと似たようなことが書いてある文章を選ぶ

リーディグ                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             1穴埋めの文法問題、2あるテーマに沿った文章を読んで内容に合ったものを選ぶ問題、3 4人の人間が求めるものにふさわしい広告などを見つける問題

ライティング ある問題やお願いに対して提示された4つの事柄を入れて手紙を書く。例えば、大家さんに家の窓の調子が悪いので温度、修理、騒音、手紙を書く理由を入れて手紙を書きなさい。これは30分。なるべく文法ミスなく、短すぎずに書くことがポイントだとか。

スピーキング 自己紹介 ある写真を見てそれについて何がそこにあるかをスラスラと説明する、そしてその後にそのトピックについての質問に答える 二人組であるトピックを与えられるのでそれで即興芝居をする 例えば あなたのクラスメートが来週誕生日です。あなたはパーティーを開きたいと思っています、プレゼント、パーティー会場、食べ物と飲みもの、支払いを会話に入れてしゃべりなさい。

ね。盛沢山。リーディングはどうにかいけそうなんですよね。次がリスニングかな、そしてライティングで、スピーキング。話すのが実はこのテストでは一番大事なので、今回はB1合格は難しいかもしれなけれど、まずは頑張ってみます。

明日の模擬テストどうなることやら。ちなみに明日はスピーキングはないのでちょっと気が楽です。

 

 

 

 

週末は、大騒ぎの予感

まだまだ猛暑が続いているドイツ。特に今日は今年一番の暑さかと。北海からの冷たい風もなんのその。2時間後には30度に温度がなる予報が。

クーラーのない教室は毎日が暑いこと。朝の空気は寒いのですが、学校の建物に入ると一気に気温が上がります。ただ、何も解決策はないので教室のドアを開けてノートや紙で自分をあおいであげることのみ。毎日持っていくお茶も、最近はいつも冷たいのばっかりになりました。

最近、買って気に入っているお茶はバーベナとラベンダー。バーベナのお茶はレモンの様なさっぱり香りと味。そこに微香なラベンダーが香って気持ちも落ち着きます。温かくても冷たくてものめていいですよ。

暑さがこうも続くとドイツで分かるのがどれくらい家主が庭に愛を注いでいるかというのが顕著に表れてきます。普段の夏は20度が最高気温で、適度に雨も降るので庭の水やりをそこまでこまめにしなくても庭の植物ってちゃんと成長するんですよね。そうなると、毎日が20度後半のような日々で庭に水をやっていない家は芝生が見事に黄色。それも可愛そうなくらいに。ただ、庭仕事が大好きな人の家は芝生も緑で、どの鉢植えや花壇にも緑がしっかりあり、花にも勢いがあるんですよね。

僕の家では庭仕事は僕なのですが、隣の家との垣根や芝生の水やりはユリ君がするんです。”いいよ。僕がするよ。”っていうのですが、頑に譲らないんですよね。なんでだろう?けど、水の穂ホースをもって水まきをしている姿は可愛いのでこのまま続けてもらおっと。

週末は家の片づけや洗濯に追われていました。なぜかというと今週末にユリ君の大親友が遊びに来るからなんです。大学からの男友達2人。もちろん僕もどちらともあったことがあるのですが、僕たちの家に泊まりで遊びに来るのがこれが初めて。

この男友達はストレートで、ひとりは結婚して子供がいるし、もう1人はガールフレンドと同棲中。そしてそんな2人だけが来るのでなくて、お互いのパートナーを連れてくるので大人6人。そして赤ちゃん1人。犬1-2匹と今週末我が家は人であふれかえります。

寝室は2つしかないので、僕たちの主寝室を赤ちゃん連れの夫婦に、ゲストルームにもう一人の友達カップル、僕たちは居間のソファーベッドに寝る予定。にぎやかな週末になりそうです。

そしてこの集まりは僕たちの新しい家のハウスウォーミングパーティーでもあるんですよね。僕たちが引っ越したのが4月なので結構時間がたったのですが、やっとみんなの予定があったので今週末となりました。

気温も少し下がるみたいだし、みんな2時間から4時間かけてこの外れの町に遊びに来てくれるので、最高のおもてなしができればなと思っています。

 

 

踊るなら、教室で

僕は早めの週末に入っています。ドイツ語クラスは毎日4時間ですが、月曜から木曜までなんですよね。なので、金曜日は家で掃除、洗濯、片づけをしてゆっくりとした時間を過ごしているところです。

せっかく天気もいいので7時半前に家を出て10km走りに行ってきました。ただ、暑かったー!!朝だから心地よいだろうと思っていたのですが、夏の日差しはやっぱり強い。どうにか頑張って家までついて自宅のバスルームで裸のまま寝転ぶことに。この前の時にその後すぐにシャワーを浴びたのですがその後の汗がすごかったので、今回はいったん汗を出し切ってその後にシャワーを。少し温度の低めのシャワーが気持ちの良いこと。

そういえば暑さのためか、海辺を歩く人もそこまで多くなかったように思います。

ドイツ語コース、夏休み明けの最初の1週間が終わりました。ということはクラスが終わるまであと3週間。

学校が終れば5時45分に起きる必要はないし、定期代もかからないし、利点もあるのでうすが。。。この数か月間一緒に勉強をしてきたクラスメートと会えなくなるのは寂しい感じです。

最近特にいろいろな人と話をするので、その一人一人の人となりをわかってきているので、なおさら。

僕たちのクラス4時間の授業で2回15分の休憩あるんですね。僕は大体は教室にいるのですが、シリアから来た一人がアラビア語の歌を歌っているんですよね。アラビアの歌って独特のテンポと歌い方でしょ?そして彼がまたうまく歌うんです、紙煙草を巻きながら。

”歌上手だよね。”って言うと、”いやいや。”言いながらも続きを歌う彼。

そして2回目の休み時間にドイツ国旗柄のセンスを笛に見立てて、踊りを踊るんです。それがまたいい動きなんですよね。僕も手拍子をしながら見てたら、ほかのシリアのクラスメート2人が一緒に踊りだして。手や肩をつないで列になって踊るんです、この踊り。それで、僕も呼ばれて一緒に踊ることに。

結構な気温の教室の中で踊る僕たち4人。その後ほかのシリアの人も来て6人ぐらいで踊ることに。言葉を通してのコミュニケーションは僕たちには限りはあるのですが、こうやって踊ったり、お互いの国の食べ物や文字の書き方などを学んで、違ったつながりを持てる幸せ感。

汗だくになったので、歌と踊りの上手な子がポロシャツを捲し上げて、ばたばたと仰いでいたんですね、すると左の脇腹に手術の後のような傷が。手術の後にしてはなんか違うなと思って、”その傷度押したの?”って聞くと、数年前にデモ行進をしたときに警察にやられたんだよ。って笑顔でこたえた彼。

同じ教室で同じようにドイツ語を学んでいる僕たち。それでも今まで生きてきた背景とは人ぞれぞれこんなにも違うんだなと感じました。それでも、今こうして同じ場所で一緒に踊れることは幸せだとも思います。

 

単語ひとつでてんやわんや

水曜日。今日もドイツ語の勉強を終えて、軽く昼ご飯もたべてブログを書いているところです。学校に行くと1日の、特に午後の時間が早い。今もうすぐで15時になるところ。運動もしたいし、夕飯の準備もしなきゃだし、追加のドイツ語の勉強もあるし、、、。もう少し時間に洋右があるといいのになって思うのは、けど、贅沢ですよね。

今日もすっきりと晴れているドイツ北西部。クーラーなしの教室は相変わらずの暑さですが、家に帰る道のりは太陽光に照らされてはいるものの、風が少しだけ冷たさをもって北海から吹き込んでいるのでちょうどいい気候です。こんな日が毎日だったら完璧なんですけれどね。

さてさて、毎日朝は同じ電車に乗って学校に行くのですが車掌さんが3日とも同じで、僕もいつも決まって同じ席に座るので定期の僕のことをわかってくれているらしく、顔パス。

そうそう。ドイツの電車のシステムをちょっと伝えないとわからないですよね。

ドイツはなんと改札というものがありません。そう。あの開け閉めのゲートがどこにもないんですね。つまりはチケットがなくても電車に乗り込めるというわけ。これは地下鉄もそう。ただし、無賃乗車を見逃すような国民性はドイツにはありません。電車だと車掌さんがチケットをチェックしてくるし、私服のチケットチェック係が回って来て、”はい。皆さんチケット見せてください。”と抜き打ちみたいな検査もあるんです。この時、チケットを持っていないと即アウト。なん十倍の罰金を払うことになるんです。あと、鉄道ではないけれど地下鉄や路面電車などのときは機械で”何時に乗りました”みたいな打刻を忘れないように切符にしないといけないようです。それがないと有効な切符を持っていても罰金。これは外国人観光客がよくやる間違いらしです。もちろんドイツの検査員の人はどこから来たのかなんて気にせず、みんな平等に罰金を科していきます。なので、気を付けてくださいね。

そして今日の学校の帰りに電車に乗ると、同じ感じの車掌さんだったんですよね。それで挨拶をして乗り込むと、何かを言われたんです。なんだろうと思って聞き返すと、”フリエン”みたいなこと単語を一つだけ。もう僕の頭はフル回転。最初は、僕が休みだと聞いているのかな?’と思ったんです。だけど、休暇という単語はフェーリエン。あと1つ知って知ってる単語はフェイエアンで祝うという単語。だけどどっも意味をなさない、、、、。かといって車掌さんもじっくりと話をするという姿勢でもないし、”はい”と答えてその場をしのいだ僕。その後。運転席に帰って仕事仲間にも同じこと単語を言っていたんです。

なんなんだろうって思いながらも音の響きを頼りに辞書で調べてみると、もしかしたらという単語が。frieren 凍えるって意味。

この単語をあの車掌さんが言ったとして考えられることは2つ。

1つはジョークとして言ったこと。外は真夏の気温だけど、”今日寒いよね。”みたいなことをジョークでイギリス人は言ったりするのでその部類。

または、電車の温度を聞いてきたのか。というのも電車、時の恐ろしいほどに冷房が効いているんですよね。外の暑さのために半袖、半ズボンなのに、電車の中で凍えなくてはいけないみたいな状況が結構多くあるんです。なので、今、電車に乗ってきた僕に”この電車寒すぎない?’的な感じで聞いてきたのか。それだと後に乗ってきた仕事仲間に同じことを聞いているのも合点が合う。

こんな時、がっかりするんですよね。せっかく話しかけてくれたのに、話を広げることができなかった、、、、。もっとうまく立ち振る舞いたい!!って。けど、今の実力ではまだまだ。

本当にね。これが僕の日々の特訓です。ドイツ語初心者としての僕としては1単語でなく、長い文章で言ってもらえるほうがありがたいのですが、それは僕の力量不足。頑張らないとね。

今僕の頭は少しづつドイツ語の脳が出来上がってきている感じ。前まではすべてを英語に頭で訳してから考えていたのが、単語を見て映像として見えてきているのでそれは進歩したなって思います。あと、リスニングも聞いているとどんな状況にあるのかが少しづつ映像化されてきているので、これも嬉しい。ただ、細部まではっきりと理解できていないのでひっかけ問題にやられてしまうんですけどね。

あとは会話力ですよね。これはもっと頑張らないとなー。思いを言葉にするのって本当に難しいですよね。これはまだ、ドイツ語脳が発達してないかと。まだ英語の語順で考えてしまうし、スムーズに言葉が出てこない感じ。ただ、学校に戻ってから音としてこれはあってるな、これは間違っているなっていうのが何となく自分の頭で考えれるのは進歩かなって。

まだ発展途上ですが、それでもなお僕のドイツ語は少しづつ成長しているようです。

悪魔のささやき

本当に晴れ男だな。って1人思いながらこのブログを書いているところです。というのもね、家に帰ってきて途中で買ったスーパーの荷物を冷蔵庫に入れて雨戸をあけたら、大雨が降ってました。

スーパーから出た時に結構黒い雲が広がっていたので、雨は来るなと思ったのですがいいタイミング。しかも雨雲のおかげで片道25分の道程が雨雲の雲で涼しい風と、眩しい太陽を遮ってくれたので汗をそんなにかかずに帰ってこれました。本当にありがたい。

ユリ君はどうなのかな。雨男なのかなって時に疑う時があるのですが、いまだ実証はされてないんですよね。

例えば前回の日本での旅行は、奄美群島に喜界島を訪れた時に前日まで雨の予報が3日間出ていたのに、着いたら真夏の天気で結局夜寝ているときに雨が降って日中は晴れというものだったんですよね。だけど、熊野古道の初日は前は小雨だったけど20km歩き終わって宿に着いた時は結構濡れてたし、ただ次の日は雨の予想に反して晴れ。クロアチアではハイキング中にかなりの雨に見舞われたけど、その一日だけだったりとユリ君との一緒の旅行は一日は雨が降る気がするんですよね。これが雨男とはいえないかな、、、、。

今度はユリ君のお父さんお誕生日と、デンマークのお姉ちゃんを訪ねに行く予定が立っています。その時はどうなるかな?初めてで、憧れのデンマーク、晴れてほしい!!

そんな僕の望みをかなえてくれるのか、、、、、。人間の願望をかなえてくれるルシファー君!!

って何を言ってるかわからないですよね。これ、ユリ君と僕が大好きなドラマのメインキャラクターの名前なんです。ルシファー モーニングスター。完璧なな目でしょ?

アマゾンで見れるLuciferのシリーズ3作目を毎日ユリ君と楽しく見てるんです。

話を簡単にすれば、地獄に落とされた堕天使、ルシファー。地獄の仕事にも飽きたのでロスアンジェルスで休暇中。もちろん彼だけでなくて悪魔友達のMazeや父親である神の使いで地球に舞い降りたお兄ちゃんなどが登場。そこで待ち受ける人間の欲望や犯罪を軸に話が進んでいきます。

なんといってもルシファーがチャーミング。アメリカが舞台なのに、イギリスなまりの英語ですべてが粋なんですよね。こんな大人であったら大変だけども、憧れてしまう存在。

ルシファーの特技は人の欲望を引き出すことなんですね。ね、そんなキャラクターにぴったりでしょ、この役者さん。

実はこのドラマ、シーズン3でキャンセルになるところだったのですが、たくさんの人から続けてほしいという要望でシーズン4の製作が決定。今までのフォックスではなくて今度はネットフリックスから。ネットフリックスとなると、アマゾンのライバル会社。だとするとアマゾンでルシファーを見るのは最後なのかな?

そう。このドラマ、僕たち好きすぎて好きすぎて。もし犬を飼ったら、ルシファーで、猫を飼ったらメイズにしようねって決めてるほど。犬の名前でルシファー モーニングスターってかわいくないですか?

そんな妄想膨らむ火曜日の午後です。

 

今日の宿題はドイツ音楽

また新しい週が始まりましたね。月曜日どうでしたか?素敵な週の始まりとなったのでしょうか?

ドイツはまだ暑い日が続いています。僕の住んでいる町はドイツのほかの町よりも海風が強いためか、2-3度低めなんですよね。それでも今日は29度とドイツにしては半端ない暑さ。内陸地のベルリンは34度とかなりの暑さ。

わかるんです。日本の暑さに比べればなんってことないよって。けどね、緯度で考えてもらうと僕たちの住んでいるところって北方領土よりもまだ北のサハリンの真ん中あたりに位置しているんです。だから例年の夏の平均気温は20度いくかいかないあか。そんな土地で30度越えは結構、堪えます。今年は北、西ヨーロッパは例年にないほどの異常気象。そしてまだまだこの暑さ、続きそうです。

そして今日から僕のドイツ語学校が再び始まりました。久しぶりにクラスメート。わいわいと楽しく4時間の授業を受けてきました。やっぱり学ぶ仲間がいるっていいですよね。夏休み期間中も一人で勉強はしていたのですが、誰かと学ぶのはやっぱり楽しいなって、今日の授業の後にあらためて実感しました。このクラス実はあと4週間で終了するので、その後が寂しくなってしまうなって今から考えている僕がいたり。

そんなクラスの初日は暑さのためかいつもの3分の2ほどの出席率。学校は朝の8時からと早い始まりなのですが、すでに暑い。もちろん普段は20度ほどの夏の気温なのでクーラーなんてものは皆無。窓を開け過ぎると熱波が入るので、少しだけ開けてあとはブラインドで太陽光線をカット。薄暗い中での授業となりました。

そして今日の宿題が、自分の好きな歌を明日もってきて皆に披露しましょう。というもの。もちろんどの国の歌でもいいのですが、僕はあえてドイツ語の歌をチョイス。

ユリ君と車で出かける時って、かなりの長旅の時なんですよね。車で4-5時間とか。その車中でラジオを聴くことが多く、ラジオ局から流れるのは大体において英語の曲。面白いでしょ?ドイツのポップ音楽ってドイツ国内でもそこまで数がないんですよね。だから強いのは英語圏の歌。僕が思うに7割英語圏2.5ドイツ、0.5フランス、またはスペインのポップ。

僕が思うに今のポップ音楽のテンポにドイツ語の音がのりにくいってのが最大の理由じゃないかと。ちょっと、字余り的な感じで響いて心地よさにかけてしまう、そんな感じがするんです。こんなこと勝手に言っていいのかって話なんですけど。これはあくまでも僕の意見です。

それが、ある曲がラジオから流れた時に、物凄くそのメロディーに魅かれたんですよね。王道ポップスの音でもなくて、すこしフォークのような感じもするしだけど、現代的でもあるその曲。しかもドイツ語の曲!!歌詞の中にフランス語が少し混ざっているのは大目に見てくださいね。なんだろう、イギリスの歌手、Didoを彷彿させるのは僕だけではないはず。ダイドの声は物悲しい湿り気を帯びた感じですが、そこに除湿機を置いて湿気を取り除いたら、こうなりましたって感じかな。

歌手の名前が日本人ぽくって覚えやすかったのも助かりました。その名前がNamika、で曲のタイトルがフランス語で難しいのですが Je ne parle pas francais ”フランス語は話せないけど”。

宿題のためにこの曲の歌詞を見たら、これもまた素敵。それも含めて、日本のタイトルを”フランス語話せない”じゃなくて、”フランス語は話せないけど”に。

これ恋の歌なんですよね。フランスのパリに来たドイツ人女性。フランス語を喋れるわけでもないし、特に何をしたくてここに来たわけでもない。ただ、そこで出会ったフランス人と意気投合。その人が何をフランス語で言っているのか全く理解できなけれど、その心地よい響き、その人の雰囲気や、しぐさに、”どうぞ、もっと喋って。”と促します。言葉を超えた二人の会話はずっとずっと続いていく。

なにか、ドイツ語教室と似てるなって。僕たちもお互いに完ぺきではないドイツ語をしゃべってお互いの生活や国、習慣を理解しようとしているんですね。もちろん100%通じているわけではない、だけどそこには一種の強い関係性が生まれて、お互いだけがわかる、例えば言葉を交わさなくても。

皆さんにもその素敵な曲をお裾分け。

ね、くせになるメロディーと、ドイツ語の響きも硬すぎず、かわいい。あと、フランス語の響きもいいなって。

そうそう。先週末に作ったティラミス。おいしかった!!3日間に分けて食べたのですが、冷蔵庫に長く置いておいたほうが美味しさが増すように思います。最後の日が一番、”おいしい!!”って思える味でした。

新しいクリーム、その美味しさたるや。

今日は食洗器をまわして、洗濯機もまわして、お昼になる前にスーパーへ。いつもはお昼過ぎに行くのですが、結構な人がいるんですよね。並ぶのものも嫌だなと思って早く行ったわけですが、それでも結構な人が。特にリサイクルの機械には長蛇の列が。

そう。ドイツのスーパーにはリサイクルの機械があるんですよね。ペットボトルや、ビール瓶などをこのマシーンに入れると、紙切れが出てきてそこにバーコードと金額が。その金額の分だけこのスーパーの割引券として使えるシステム。ただ、ペットボトルとかも潰してあったらダメ出し、そこのスーパーの商品のものしか受け付けてくれないらしいです。それをマシーンがちゃんと分別できるのもすごいのですが。ちなみにワインボトルとかオリーブオイルやジャムの瓶は対象外。僕はユリ君任せなので、いまいちこのシステムが理解できていないのですが。隣で見る分は楽しいですよ。

夕飯の買いものもあったのですが、この前滞在していた日本の友達が残していったフィンガービスケット。これがまだ食べらえずに残っていたので、ティラミスを作る材料をも求めに行って来たんです。

ティラミス、僕は結構好きなんですが自分で作ったことはなくて。おいしそうなレシピ探して作ることに。ここでびっくりしたのが結構な卵がいるということ。しかも黄身だけ6個分。今もしろみの6個分は僕の冷蔵庫の中に。これで何を作ろうかな?

この黄身と砂糖を湯せんで混ぜて少しクリーム状に。別のボールに生クリームを角がたつまで泡立てて黄身のクリームにふわりと混ぜ合わせます。そう、ふわりがポイント。どちらかというと包むみたいなかんじかな。フィンガービスケットを冷たいコーヒーと甘いお酒のアマレットを混ぜたものに少しつけて、容器の中に並べて次にクリームの層を作り、またフィンガービスケット、そしてクリームで完成。

あとは、、、、、、。

一晩、冷蔵庫で寝かせれば完了。仕上げにココアパウダーをかければいいそうなのですが。この待ち時間がね、ながい。あす、素敵な写真でお届けできればなって思います。

けど、味はかなり多いしいのではないかと。というのも、クリームを味見したのですが、「おいしすぎる!!」って飛び上がるほどで、残ったフィンガービスケットにそのクリームをつけて一人で何本か食べてしまって綺麗なボウルだけが後に残されました。

このクリームはおいしすぎるので、皆さんも作ってみては?ただ、僕の分量だと恐ろしい量が出来上がるので、三分の一の量で作ってみては?

材料:卵の黄身2個、 砂糖 40g、ホイップクリーム 140ml

卵の黄身と砂糖を湯せんで10分ほど混ぜます。するとクリームのようなカスタードのような感じになるんですよね。ここで、湯せんをやめホイップクリームを角がたつまで泡立てて、あとは先ほどのクリームに”ふわり”と混ぜ合わせる。出来上がりはちょっと水分の多い感じのクリームでしょうか。あとは、パンでも、あまり甘味のないクッキーでもつけて食べてください。これだけで十分においしいので。

個のクリームはあとで何かに活用できそうだな。その時はまた、ブログで書きますね。

日本は台風が接近しているようですね。せっかくの週末なのに、、、、。皆さんお気をつけて、そして楽しい週末を。

 

 

 

夏の思い出

今日も太陽光が眩しいドイツ北西部の町。どうやら、今度はギリシャでも火事が発生して死者を多く出しているようですね。熱波が原因といわれていますが、暑い日差しが火事に?って思って調べてみると、どうやら乾燥している土地で落雷や、驚いたのですがユーカリや松などの油性の強い木から自然発火するそうで、、、、。そうなるとどこもかしこも火事のリスクがあることに。

今日の僕の町も最高気温が30度ということで、酷暑となりそうです。

夏の思い出。なぜか思い出すのは小学校の時のことが多きがするのは僕だけでしょうか?小学校は確かに6年間と長いし、僕の子供のころは外で遊ぶのが基本だったのでその暑さや、また夕立のすがすがしさを鮮明に記憶にとどめているのかもしれませんね。

例えばプールの水の温度。僕の阿蘇の町はその当時古いプールで、だけど水は山の水を引いていたと思うのですが物凄く冷たい。なので、水を変える日は先生がその前日から水を入れて一晩おいてから使うのが普通だったようで。ただ、時にこれを忘れていることがあり。そんな時に限って自分たちの水泳の授業が午前中だとどんなに強い太陽もかなわないほどの冷たさで、悲鳴を上げながらプールに入るというものでした。寒いからひたすら冷たい水の中で動いて温かくなる。

それとは逆に一晩前に入れて午後の5時間目とかのプールの水は生ぬるくて、その温度が気持ちよかったのも覚えています。上から降り注いでくる太陽光も温かいし。あの頃はみんな真っ黒に日焼けをしていたな。

今となっては面白いことなのですが、ゴーグルは禁止でした。これは小学校1年までで、2年生の時に阿蘇山が小噴火を起こして火山灰が降ることがあってそれからゴーグル着用可になったのですが、変な白い錠剤をプールの消毒で入れていた水の中でゴーグルなしって本当は体に良くないですよね?

町営のプールもあったなー。けどここは本当におんぼろで。僕が小学校低学年でなくなってしまいました。ここは中学校跡地でグラウンドが広く残っていたんですよね。学校のプールには浮き具は持って行ってはいけないけれど、町営プールは良かったので僕は赤いビニールのイカダのようなのをもっていってました。ベティーブルーが描かれていたやつで。子供二人が余裕で眠れる感じの大きさ。

泳ぎつかれてそのグラウドにそのイカダをおいて僕と、一歳年上の女の事二人で横になって真っ青な空の下で将来何になりたいか、どんな家に住みたいかなってことを話していたように思います。あと時6歳で、友達が7歳くらいかな。そんな彼女は東京で女優さんとして頑張っているようです。

夏は僕の冷蔵庫を開ける回数が多くなることも。カルピスとか、リンゴ酢。あと、ゼリーやババロア。これは本当にいつも冷蔵庫にあって。母がよく作って冷やしてくれていたんですよね。あの冷たさと、ゼリーの透明感。だから今もときに無性に食べたくなってしまうんですよね。

あと僕は夏休みは遅くまで寝てる子でした。ラジオ体操に行って、そのまままた眠る。そして午前中10時くらいに起きるという、ダラダラ君でしたね。早起きをするとこんなにも空気が素敵なのか、こんなにも静かなのかって気が付いたのは大きくなってから。これは早起き好きはミニやユリ君に感謝をしないと。

夕立も大好きでした。雷なりの音と、美しく空に走る閃光。そしてあの雨の匂い!!深呼吸をすると泣きそうになるようなあの香り。そして夕立が鎮める空気の温度。夕立の後の最初の風の少しだけ温度が下がった風の気持ちよさ。

6歳の時の僕はまだ、あの夏の中にいるようです。