ちょっとした悩み

学校の2日目が終了。何となくどうにかやっています。昨日より肩の力を抜いて授業に取り組めているのかなって思いながらも、やっぱり語彙力だなとまた痛感。休み時間に近くの本屋さんへと出かけて、今日来たばかりの教科書も購入。これで予習がしやすくなりました。軽く昼ぎ半を食べて宿題をかたずけて、その後は夕飯の準備までは予習をしようかなと。そう、今週はドイツ語学習ですべてが埋められてしまう感じです。

今日、一番驚いたのが初日の昨日は15人ほどの生徒だったのが2日目に20人以上を超える人数になっていたこと。5ー6人の人は初日から休んだってことなんでしょうかね?その5-6人もアラビア語圏の’人々で相変わらず、アジア人は1人。

面白いもので育った国が違うと、色々なものが違うなって見えます。朝8時始まりの授業で、その時は15院くらいだったのがその後に一人、また一人と増えていくんですよね。一番遅かった人は1時間遅刻と言うね。時間厳守の日本人にはビックリの光景かと。後は、質問を当てられていない人が答えてしまうというパターン。先生も、”今はあなたの番じゃないでしょ。”って優しくいってはいますが、まとめるのは大変だろうなって思いながら見ています。

僕は時に問題を読んだり、答えたりと穏やかな生徒の役割を今は担当中です。けど、みんなよくしゃべれるので羨ましい。

みんなでする練習で、数字と絵のカードが配られて一致するとその人とパートナーを組んで喋る練習みたいなのがあって、今回は昨日もパートナーを組んだ子とたまたまい同じになったんですよね。

この子は多分20代前半でクラスでも結構元気がいいし、よく喋りも出来る。あきらかにアジア人一人の僕に昨日も、”日本語で名前を書いて欲しい。”とか、肩を叩いて振り向くと誰もいなくて、反対側にいて笑っているみたいな子供だましをしてきたりと、いい子なんです。彼は男なんですけどね。

それで昨日ペアを組んだ時に自己紹介があって、先生の自己紹介の例文がかなりプライバシーに突っ込んだもので、”年齢は“ ”結婚はいるか” ”子供はいるか”みたいなものもあって、結婚の話になった時にミニの一件があったので”結婚していたけど今は違う。”みたいに言ったのがまずかったみたい。

そう、ある問題が発生してるんです。

僕は自分が同性愛であることを隠そうとはしないんですが、その反面、自らゲイですと名乗り出ることもしないんですよね。なぜかと言うとヨーロッパでは同性愛があるのが当たり前みたいな雰囲気があり、話の中で”彼氏がいてさ。”みたいなところで、”あ。彼は同性愛者なんだな。”ってわかるような感じなんですね。特にひとつ前に住んでいたのがロンドンだったこともあり、”自分はゲイだ。”っていうカミングアウトはあまりなかったんです。

それがね、ここにきてまたしても小さな悩みが。このクラスメート今日の話が昨日は何をしたの?っていうもので僕は”私はーーーした。”みたいな1人称で話していたのですが、”じゃ、彼女と一緒じゃなくて?”ってことになって、”あ、勘違いしてるなと思って、彼もいたけど、彼はアルコール飲まないんだよね。”って主語を彼であるerに変えたんですが、ドイツに住んで1年未満の僕が彼と彼女を使い間違っていると思ったらしく、sie 彼女の意味だって訂正をくれて。その後も彼氏である単語を入れてみたのですが、彼女だよね、みたいな訂正をくれたのでもうその後はそのままに。

どうしたもんかなと考えているんですよね。

考えすぎなのかもしれないけど、このコースを受けている人はドイツの移民の人々でヨーロッパにいるのもそんなに長くない人たちなんですね。そして僕のクラスはアラビア語圏の人々、そうなるとイスラム教の人が大半かと。そしてイスラム教は同性愛に厳しい宗教としても有名ですよね。なので、このまま濁らせていたほうがいいのかなとも思ったり。

どうなんでしょうね、アラビア語圏の人々は同性愛者に対してどんな印象があるのかな、、、。そこが難しいところだなと。また、僕の都市がベルリンとか、ケルンとか同性愛寛容な年だったらそれを目にすることも多いでしょうが、田舎町なのもまた、難しくさせているところです。

また、何が起きるかのちにご報告を。

とうとう始まったドイツコース

今日は書くことがいっぱいあるのですが、今はもう昼の1時過ぎ。いつもならばこのブログを午前中に書くので、時間にも余裕があるのですが、、、、。なぜこんなにも遅くなったかって?そう、とうとう始まったんです。今回はドタキャンなく、ドイツ語コースが!!

ドイツ語コースは朝8時というかなり早い時間で始まり、12時15分まで。なか2回の15分休憩をはさみます。だから家に帰って色々な事をしていると午後1時を過ぎてしまうんですよね。

朝8時と早いのですが、学校は徒歩で10分もかからないところ、なので7時50分ごろ出かければいいのは有難い。けどね、これも長くは続かないのです。そう、4月半ばに引っ越しがありそうするとこの学校まで通ってこなければいけなくなる。となると、8時のコースに間に合うように電車の時間も考えて起きる時間を考えると午前5時45分くらいかと。今の起床が6時15分だからあと30分早起きすればいいだけなのだけれど、朝の30分は大きいですよね。

イースターホリデーの際にベルリンに入った話はまた別の機会に、今日は学校の初日について書こうと思います。

8時ちょうどに指定されたクラスに行くと10人くらいの人が。8時過ぎにも数人入ってきて結局は15人ほどに。国籍は詳しく分からないのですが、アラビア語圏の人が殆ど。ひとりロシア人、2人ブラジル人、そして僕という構成。何人かの人と自己紹介をしたのですが、ドイツにきて2-3年の人が殆どで1年未満というのはどうやら僕だけの様。

みんな数年間ドイツにいるとあって、よくしゃべるんですよね。”え。こんなに喋れるならドイツ語の勉強要らないんじゃない?”ってぐらいに。たぶん、僕以外の人が前にレベル3とかのクラスや、他の学校でドイツ語を習ってきているのでクラスの流れとかもわかっているのもあるでしょうが、、、。そんな中で、”うわ。レベル4はハードルがかなり高すぎたかな。”って正直思いました。

先生が喋るのはもちろんすべてドイツ語。最初はどうしようって感じだったけど、単語単語を聞き取りながら言っていることはわかるし、すべてドイツ語の問題も英語の勉強の時と似たようなものなのではという推測の元、解いていきました。

最初はこのクラス無理かもと思っていたのですが、問題自体はそんなにも難しくはないんですよね。ただ僕に足りないのは単語力。これがネックになっているだけなんだと途中で気が付くことができました。あと、あんなにも喋っていたほかの人たちが意外と書く、読むが苦手だと言うのも練習問題を見て回る先生と生徒の会話からわかって、この時点で少し肩の荷がおりました。この時に、”どうにかやっていけそうだな。”っという気分に。

生徒の一人で、ものすごくドイツ語をしゃべる人がいてたまたまパートナーを組むことになったんですが、もう長くドイツにいて子供も3人。上が12歳で下の子は4歳なんだとか。自分の説明もして、ドイツに8か月だけどドイツ語は難しいと言うと、”それだけしかいないのに、これだけ話せるのは凄いことだよ。時期にもっと上手になるから大丈夫。”って言われて、”よし。未来は明るいぞ!!”って単純に喜べる自分。こんな単純さで本当に良かったなってこんな時に実感します。

授業は教科書を進めていき、文法や書き取り、リスニングが主な勉強法。

初日で明確になったことは、ボキャブラリーの少なさ、そして定型的なものの言い方、”これはなんといえばいいですか?”とか。”質問があります。”といったようなもの。これらは勉強をしていけば身についていくものなので、どうにかなるなと。もちろんボキャブラリーは数をこなすのと反復練習も大事ですよね。目標が初日で見つけられたのはいい収穫でした。

1つ思っていたのと違ったのが、月曜から金曜までの授業と思っていたのに、月曜から木曜だったこと。それが4週間。1コース100時間のはずなのに、これだと80時間しかならない。。。これはなぜなのかは不明、、、、。もう少し後になったら聞いてみようかと思います。

なにはこうあれ、初日はどうにかうまく乗り切ることができました。今日はそのご報告までに。

 

 

人生は突然に加速度を増して

あと数日もすれば4月なんですね。最近はインスタグラムでも日本の人は桜の写真やお花見の写真でピンク色。ドイツはまだまだ、裸木のまま。ただ少しだけ枝の先端が色づいているかなってな具合で、最高気温も7-9度を行ったり来たり。なので、春はきたけれど日本の春とは大違いです。

あまりにも日本を離れているので忘れていましたが、3月の4月って物事が終わって始まる時期ですね。そんなことをふと昨日思って、僕の甥っ子は4月から5年生になるのかと思うとビックリします。”ライン始めました。”と先日、甥っ子からメッセージが来たのも最近。少しずつ大人になっていくんですね。

今週末から僕の人生は少し速度を上げていきそうです。まずは、ちょっとこの休みに出かけてきます。行先はドイツの首都ベルリン。ユリ君が企画していて、”あ、そうだった。”っと思い先週末からリサーチをしていたのですが、調べると楽しさが半端なくて。アナログな僕は地図をプリントアウトして、行きたいところに印をつけたり、その地図に営業時間や住所を書き足したりと大忙し。

ベルリンは僕、ロンドンから日帰りで旅行をしたことがあるだけ。後は、僕のアート作品がベルリンの芸術大学で飾られたのみ。なので、ほとんど知らないと言ってもいいほど。そして僕が気になるベルリンは1920年代30年代、第2次世界大戦前のベルリンの姿。このころ文化的にも、同性愛的にも花開いていたベルリン。その痕跡を巡る旅にしようかなって僕の頭の中にはあるのですが、それはユリ君がどう思っているかは不明です。どこに行きたいと聞いたら、”動物園”というかわいらしい答えが返ってきました。

今のところ、天気も悪そうだし、冬の寒さが戻ってくるそうなので複雑な心境ですが、晴れ男の名に恥じぬように雨に降られないようにしたいと思います。

後、家具屋さん回りもします!!この田舎の町と違ってさすが首都。たくさんあるんですよね。その下調べもばっちり。後は、バウハウスを巡ってもいいし。それと光とプロジェクターを使った美術館があるのでそこも行きたいかなと。

そしてそのイースターが開けると、とうとう。そう、とうとうドイツ語学校へと通い始めます。去年の11月に手続きをして、すぐに始まるのかと思って心配していたけれどまさかこんなにも遅れるとは夢にも思っていませんでした、、、。本当は今月初めにクラススタートでしたが、1週間前に突然のキャンセル。今日はクラススタートの5日前なのでもうキャンセルはないんではト思っていますが、、、。

それに引っ越しが4月の中旬なので、いまアパートの中は半分段ボールの山に沈んでいます。ドイツ生活の加速度がついて新しいところへと連れて行ってくれる予感がします。

外国語を学ぶ心構えとは

夏時間が来たドイツは3月の終わりにして日没が午後8時。なので、最近はユリ君と夕飯後に散歩に出かけています。午後7時過ぎの街並みはまだ明るくて冬の暗さが嘘の様。春めいた感じもあるのですが、日本のようなポカポカの温かさはこの夕暮れ時にはなくて、コート着用での散歩。でも、ダウンジャケットがいらなくなった分、寒さも和らいでいるっていう事ですよね。もうすぐ4月にもなるし、今年はイースター休暇が今週の金曜日から翌週の月曜日までと心躍ることが目白押し。その間にも引っ越しの準備を着々と進めているという現状です。

このお祭りは処刑をされた人間だったキリストが地上に神としてに復活した日をお祝いするものなのですね。そしてこの日は年によって日付が変わる移動祝日なんですね。

イースター、英語で書くとEaster 東って意味の Eastに erが付いた形なんですよね。イスター、イスターって呼んでそれが定着しすぎてよく考えれば東の意味だなって思った事があって。それがドイツ語のイースターがOsternっていうのを知った時。Ostは東をドイツ語では意味する単語で、英語のイースターもと言う事は東が語源になっているのかと気が付いたことにあるんです。言葉って面白いなって。

僕のドイツ語も着々とその実力を伸ばしているように思います。そしてようやく待ちに待ったドイツ語コースの始まりがイースターホリデー明けの来週の火曜日。レベル4がどれくらい難しいか今は未知数ですが、頑張ってみたいと思います。

このブログを読んでいる人の中には英語やドイツ語、またはほかの言語を学んでいる人も多いのではと思います。僕も、ドイツ語を今猛勉強中でこれが僕にとっては3番目の言語です。そこで今日は、母国語ではない言葉を学ぶ時の姿勢について書こうかと。

僕がアメリカに留学したのが19歳になったばっかりの時、それまでは海外旅行をしたこともなく地元の田舎町でNHKのラジオなどを聞いて勉強をしていました。アメリカで勉強をしているときはひたすら、”ネイティブみたいに喋りたい!!”っていう思いが強く、大学が無料で提供する発音のコースとか、作文のコースを普段の授業とは別に取っていたんです。そのかいあって、発音も上手になったし、読み書きも良く出来るようになったんですよね。それでも、やっぱりネイティブの人との差って埋まらないんですよね。今も日常で英語をしゃべることが多いけれど、喋りながら”あ、今のところは間違ったな。”って気が付くことが多いし、発音できない音もあるし。英語の環境に入ってもうすぐ20年近くなるにこうなのだから、完璧になることはないってもう諦めてます。

けど、この諦めこそが大事なんじゃないかと最近思うんですよね。

日本の英語教育は皆さんご存知の通り、テストでいい点数を取れるための勉強ですよね。例えばテストで、He play tennis every weekend.って書くと点数はもらえません。なぜか?主語が3人称単数の時は動詞に3単元のsが付くからですね。では、この文章をネイティブの人に話して通じるのか?もちろん通じます。”なるほどね、彼は毎週テニスをするんだね。”って。英語って自分の思いを言葉に乗せて伝えるコミュニケーションの道具ですよね?その道具が少し具合悪くても相手には通じることが多いという事なんです。たとえば日本語で、”友達 毎週にテニスします。”って言われても意味わかるでしょ?完ぺきではないけれど、言いたいことはわかる。これが大事。ネイティブと同じように喋れるには中学生くらいまでにその国に行くことなのだそう、だからそれ以上の年齢の人は完ぺきになれないってことですよね。なんとく残酷に響きますが、そう考えると完璧でなくていいんだって肩の荷がおりる感じがしませんか?

これが大事なんだって。完璧な文章が出来たがいいけど、できないからって卑屈になることはないんですよね。日本語を勉強している人が時に間違いながらしゃべる日本語って”かわいいな。”って思ったりするでしょ?特に僕たちは見かけがアジア人で、”英語やヨーロッパの言葉は喋れないだろう。”って思われているので、聞くほうもその態勢で聞いてくれるのは僕たちの人種の得だなって思います。完璧に喋るという事は諦めて、自分の思いを一生懸命に伝えるという事に重きを置くと少しは喋るのが楽になるかもしれませんよ。

あとは、自分を褒めてあげる事。言語学習って時に、”うわー。一気にレベルアップした!!”って思える時と、”この数か月伸びてるどころか、後退してるな。”って時期があるんですよね。前者の時はいいのですが、後者の時は落ち込みますよね。一生懸命に努力しているのになぜ報われないのか、、、。自分にはその才能がないのでは、、、、と。けどね、着実に伸びてはいるんです。ただその伸びが目に見えるようなものでなくて、しかも今までよりもその言語についての知識が多くなった分、今まで気が付かなかった自分の初歩的ミスに目が行ってしまう、だから自分の語学レベルが後退したように感じてしまうのではないでしょうか?そんな時は、出来たところを褒めてあげてくださいね。”複数形の形がちゃんと頭に入っているね。とか、格変化が出来るようになったね、”って。特に大人になると褒め貰える機会が少なくなりますよね、それならば自分で褒めてあげましょうね。

ドイツ語を習って思うのですが、ドイツ語圏の人はドイツ語を頑張って話そうとする人にやさしい気がします。つたない単語の羅列のような僕のドイツ語をと頷きながら辛抱強く聞いてくれたり、”ドイツ語、頑張ってるんだね。”って声をかけてくれたり。これがね、英語圏ではないんですよね。”え、英語が喋れて当たり前。”みたいな雰囲気がアメリカにもイギリスにもあるん気がします。だからなのでしょうか、日本に来る英語圏の人って物凄いスピードで英語を日本人に話しかけてきたりしますよね。”日本語喋れないいんなら、ゆっくり喋ってあげようよ。”って思ってしまうのは僕だけでしょうか? 逆に日本を観光している人が少しでも、”すみません。’、とか、”ありがとう。”って言うと”がんばってるね。”っておもうでしょ?多分そんな思いが英語圏以外の国の人は持っているように思います。

ってこんなことを他人に書いているように見せて、自分自身に”大丈夫だよ。しっかりやっているよ。完璧でなくていいんだよ。”って言い聞かせてるんですけどね。

もし何か英語でも、外国語を学ぶにあたって知りたいことでもあったらメッセージでもくださいね。僕の知りうる限りの知識をお伝えします。

春が来た、現在完了形こそがぴったり

春がドイツにも来たようです。今回は本当に。土曜日に晴れ間が午前中に覗いていたのでユリ君の走りに行くことに。一歩外に出ると、今までとは違った空気が漂っていました。谷化の本で読んだことがあるフレーズ、”空気が甘い。”っていう物があって、本当のその表現がぴったり。

空気が甘くて、太陽の光は穏やか、というか全体を包み込んでいる暖かさに変わったんですよね。太陽の光のビーム的な暖かさではなくて、流れている感じ。これに気がつけて、ビックリ。Spring has comeって表現が英語ではあるんですが、本当にその通りの表現がぴったり。

has come の現在完了形と言う事は、ある物事がいつの間にか、ある点ではなくて流れの中で変わったと言う事を表しますよね。現在の地点から見て過去のどこと特定することなく、何かが変わった、起きた時に使えるものですね。どうなのかな、日本語にはこのニュアンスが無駄に言葉を足さずに表せるのかな、、、。誰か知っていたら教えてください。

この現座完了形が本当にぴったりだったんですよね。朝起きて、外に出たら春になっていた。まるで物語の始まりみたいでしょ?しかもその春は僕が気が付かないときにスッきて、目覚めてともにそこにいたという訳ですから。走りながらそんなことを考えてました。

走る時って僕は音楽を聴かずに走るので結構考えることが多いんですよね。本当に雑念の塊なので、色々な事を考えるのですが。その中には歌を歌うって言うことも含まれます。ハミングしたりとか、人がいないときには少し大きな声でも歌います。またその選曲がびっくりだったり.”よし、この歌を歌おう!”って思って歌い始めると言うよりかは気が付いたら歌ってた感じで、時にはその曲が何の歌かもわからなかったり。そして途中である程度歌って、”あー。90年代後半にいたあのグループの曲か!”ってなることが。ジャンルも幅広くて、線路は続くよなどの童謡から山口百恵さんの秋桜だったり、僕の青春時代のTKメドレーだったり。そんな歌も歌ったりするんですが、けどやっぱり考え事をしながら走ることの方が多いかも。しかも考えるのは大体において中盤当たり。後半は最後のスピードダッシュを1.5km程するので、考えるどころじゃないからなんですけど。

けど。本当に色々な事を考えられていい時間ですよ。悩み事とかも、”なんで悩んでいるのかな?”って考えて走っていたりして、車に潰されたトカゲとか見たら、”あー。このトカゲが車に轢かれるときの思いに比べれば、僕の悩みって小さいな。”とか、色々なものを見ることによって意外な解決策が出てくるもので。

どうです、春ですし。日本は桜もきれいな季節、走り始めてみませんか?その時には音楽を聴かないことをお勧めします。そして、走り始めてみて何が自分の頭の中に去来するのか、結構面白いゲームになると思いますよ。ちなみに、走っているとかなり体温が上がるので、ジャージの長袖ジャージはお勧めできません。けど、ユリ君はこの格好をやめないんですけどね

 

もしかして、咲いてます?

今日は雨模様。小雨と、グレーの空で寒しい感じです。気温も3度寒い感じ。と思って日本を見ると、桜開花予想が東京は2日前だったんですね。と言う事は西日本の人たちは桜を見ながら毎日を過ごしているっていう事なのかな?羨ましい。ドイツはちなみに落葉樹の木はすべてまだ丸裸。新芽も何も出ていない状態。こんな時にやっぱりヨーロッパは冬が長いよねって感じる時ですね。

桜と言えば、日本で桜を見たのが本当に10年ひと昔で言えば、ひと昔前なんですよね。2006年の春かな、最後は。と言う事は12年前。実は帰れないんです、春の日本に。多分これでピンと来た人は僕と同じ、花粉症の人ではないでしょうか?今も辛いをもいをしていらっしゃるんでしょうね。あと数か月の辛抱、、、だけど長いですよね。なので、僕は3月から5月の日本には近づいていないんです。

けど6月は自分の誕生日があるけど梅雨でしょ、そして恐ろしいまでの湿度と高温の夏がやってくる、そうするとこの時期も日本には帰れない。となって、僕の日本への一時帰国かいつも秋から1月の間に限られてしまうんですよね。

この前にブレーメンの日本の文化を紹介した展覧会を見たときに、”今度は桜の花が咲いている時に行きたいね。満開の桜の花の下を歩くと綺麗だろうね。”っ行ってきたのでこのまま夢を持ったままだと可愛そうなので、”春には帰らないけど、一人で行ってもいいよ。”と夢を壊す一言を。ごめんね、ユリ君。愛は花粉症を越えられないみたい。

アメリカは少し前に初時間が始まったようですが、世=ろっぱは今週の日曜日に夏時間に移動します。と言う事は日暮れの時間が1時間遅くなって、今は6時半ごろが日没なのですが、日曜日からは午後7時半と言う事にそして夏至の日までこの長さは伸びていくんですね。今年は僕の誕生日がちょうど夏至の日の様で、午後の10時少し前が日没だそう。ちなみに日の出は朝の5時。およそ17時間の日照時間となるわけ。この時を僕たちは冬の時からずっと待っているわけなのですが。

ちなみに冬至は日の出が朝8時半で、日没が午後4時。かなりの違いでしょ。

それだからかヨーロッパ人、特に北の人たちは夏への執着が物凄くあるように思うし、その分外にでって何かをすると言う事も盛ん。ドイツにきて驚いたのが自転車のルートが都会でも田舎でも山の様にあるという事。至る所に標識や地図があるので迷うこともありませんし、山の中にも沢山のハイキングルートが。しっかりとした基盤があってアウトドア好きにはたまらないともいます。

ただ、あまりにもアウトドアを愛しすぎるところもあるのかなと。先週末にユリ君がハイキングに行きたいと言ってきたのですが、行き先を聞いて却下。これ一度行ったところで、日帰りだったんですよねその時。朝4時半に起きて電車に3時間半ほど揺られて8時間歩いて家に帰ったのが午後11時。もっと近場でなら日帰りでもいいよと言ったのですが、銅たらあきらめたよう。特に今週末は天気が崩れそうだから、家にいたほうがよさそうですしね。引っ越しの準備委をもう少し進めようかと思います。

 

引っ越しをするまでは、、、

最近は引っ越しの話がよく出るわが家。あと1ヶ月後には引っ越しをするので、その準備の仕方だとか、誰が手伝いに来るのかなどをちょっとずつ決めているところです。今週はゲストルームのベッドを僕一人で解体して、パッキングした段ボール箱を置けるスペースを確保。また、ユリ君が家具を守るためのビニール?みたいなのが届くそうなので、それを受け取らなくては。僕の荷物はまだ殆どが段ボールの中で楽なのですが、ユリ君は今、山の様にある書類を見て捨てるもの捨てないものにわけたりと忙しそう。ちなみに僕はその時シュレッダー係で、もうかなりの数の紙をシュレッダーで細かくしました。今のところ大きな段ボール2個分。壊れ物のクッション材になるからいいかとは思うのですが、それにしても多い。

あとは相変わらず新しいアパートでどのような家具を配置するかとか、どんなカラーでまとめようかとかなどの脳内妄想が止まらない僕。ユリ君は全くそういう物がないようで、引っ越してからでいいじゃん。という淡白さ。ま、確かにそうなんですけどね。けど、考えるのが楽しくてやめられないのも事実。なので、一人で楽しんでいます。

今住んでいるアパートはなんといっても長めの良さ。運河が見えるリビングと、人通りが見えるキッチンの景色がとても気に入っていて、しかも日当たりもばっちり。最近はキッチンで日光浴を昼は楽しんでいるほど。そして3階なので人から見られる感じもないんですよね。

次の家は1階。そしてアパートの建物は閑静な住宅街にあり、道行く人を眺めると言う事もなくなりそう。そして一番の心配は日当たり。前回家の中を訪ねたときは真っ暗な夕方だったので太陽の位置を確認できず。そしてこっそりと見に行ったときに方角を確認したらリビングはほぼ南側にあることが判明。これは良かったのですが。テラス付きのリビングから8、9mくらいかな?先には同じ建物が建っているんですよね。南向きでもこの建物の陰に入るのではないか、、、。

そこでこの前に地域の学校に行ったときに確認をしてきました。時間は昼の12時過ぎ。もし影だったら、少しぐらいは太陽あたっていてくれと恐る恐る近づくと、、、、。たくさんの太陽光が当たっているではないですか。ほっと一安心。やっぱり日が沢山当たるほうが気持ちも軽くなりますよね。

ササっと写真を撮ってユリ君に送ると、お。よかったね。と返事が。

何となく引っ越しするまでは僕の脳内は落ち着かないような気がします。

 

ミニの床屋さん2代目あらわる

今ちょうどランニングから帰ってきてシャワーを浴びたところです。外はスッキリと晴れて青い空と太陽がサンサンと照っていて気持ちがいい事。最近、よく合うおばちゃんが会うおぼちゃんが会るんですよね、小柄で、いつも挨拶すると本当に柔らかな笑顔を返してくれるこのおばちゃん。僕の最近のお気に入りで、本当に笑顔が素敵で、春に咲くプリムローズをその笑顔を見ると思い出すんですよね。なぜだろう?そのおばちゃん、いつも犬の散歩をこの運河沿いでしているようで、そのきゃしゃな体に似合わないボクサー犬を連れて歩いているんです。もちろん犬も彼女に似て穏やかなんですけれどね。このミスマッチが頭に残っていてこのペアを覚えたのが始まり。ただ、来月の半ばには引っ越しをするのでこのペアと会うのもあと数回かな。

話は変わりますが、週末に髪を切ったんです。僕のブログを読んでくれている人は知っていると思うのですが、僕の専属の髪切り屋さんは元カレのミニなんです。もちろん、ミニは理容、美容の資格も持っていませんし、他の人の髪を切ることもな人です。ただ、8年くらい前からミニにお願いして切ってもらったら予想以上に上手だったのでそれからいつも切ってもらっているんですね。

ただ、ここで問題が生じてきたんです。そうなんです。僕がドイツに引っ越したと言う事はイギリスに住むミニの所に頻繁に通えない!!と言う事に気が付いてしまって。どうしよう、、、。ここで普通ならば、”床屋さんに行けば。”っていう案になるのでしょうが、このアジア人の真っ直ぐな髪の毛の特徴を考えながら髪を切ってくれる人はいるのかってところがポイントなんですよね。ユリ君の言っているところは確かに上手そう。いつもかわいい髪の毛で帰ってくる、ただユリ君の髪は少しくせ毛だから綺麗にまとまるわけで。じゃ他のところはと見てみると、ドイツの床屋さんはトルコ系のところが多いよう。確かトルコは半分アジア半分ヨーロッパな所、だけど髪質は真っ直ぐではなさそう。

そんな堂々巡りから、行かないことに決めていたんです。と言うのもある計画が。そう、ユリ君を第2のミニの床屋さんに仕上げる事。これは引っ越す前から提案していたのですが、煮えない返事ばかりしかもらえなくて。こうなったら時間との闘い。最後に髪を切ったのが日本に帰った時なので10月の終わり。それからどんどんと伸びる僕の髪の毛。最近は立ち上げるスタイリングではなくて、降ろした感じのスタイリングをしていたんです。ただどうやらユリ君は僕の髪が短いほうが好きの様で”髪伸びすぎだね。どうするの?””いつ今度はロンドンに行くんだっけ?その時に切ってもらうの?”って質問があって、今度のロンドン行は今のところは9月なのでそれを伝えると、”長いね、、、、。”との返答が。ユリ君髪切ってくれる?と聞くとOKが。

そこで始まったユリの床屋さん。ちなみにユリ君は誰の髪も切ったことのない素人。さいふぉの髪が長いのでそこをあげてツーブロックが簡単かなって思ってサイドをそり上げたら研究で失敗して爆発した頭の様にサイドがかなりのボリュームに。これはダメだとかなり刈り込むことに。するとトップが長いので少し切ったがいいというユリ君。鋏を超直線に入れる、、、。うーん。少し斜めにしてねとお願い。

襟足が一部分残っているとか少し段差が見たいなマイナーなミスはありましたが、初めてにしては上出来の髪切りだったのではないかと言う出来でした。

こちらがその完成図。切る前をちゃんと写しておけばよかった、、、と今、後悔。

 

ね。上手にできてますよね。これからはユリの床屋さんもオープンで僕としては何ともうれしい限りです。

いざ実地訓練!!

風が強かった週末。本当に嵐のような風の吹き方で、ディズニーのプーさんの風の強い日の始まりみたいに書かれている文字まで飛んでいきそうな感じ。共感してくれる人いるかな?だけど、風が雲を飛ばしてくれた分、晴れの週末だったので家の中にいる分は穏やかな春気分を楽しめたんですけどね。だけど、やっぱり太陽が出ていたら外に行きたいねってユリ君とはなしになって走りに行ってきました。強風のために外気温よりも寒さを感じてのランニング。運河沿いは風を真正面に受けるので公園の中を。たくさんの木々が風で左右に揺れて、時にバキッと音を立てて枝が落ちてきます。ドイツの木って風に弱いみたい。川沿いの柳の木もその長くしなやかな枝を揺らしていて綺麗で、このではポカホンタスの歌を思い出しました。カラー・オブ・ザ・ウィンドと川の向こうでと言う2曲。本当に良い曲ですよね。

そうそう、書くのを忘れていましたが行ってきましたよ、今度引っ越す先の地域の学校へ。

メールでの問い合わせには返事後こず、アポなしで乗り込むことに。

木曜日に電車に乗って行ってきました。今の町から次に引っ越す街までは電車で25分ほど。この区間は今まで年s名に乗ったことはなかったのですべてが物珍しくて、ずっと外の眺めて過ごしました。そして事前に調べた地図を頼りに進んでいきます。駅から歩いて5分くらいのところに見つけました。この街の地域の学校は街の中心部にあるのですが、ドイツ語コースは駅近くの別校舎。着いた建物は何となく倉庫をイメージする建物。ただし、看板もたっているので入ることに。中に入ってみますが受け付けらしきものはなく、いろいろなサインはあるけれどもドイツ語コースの表示ではなくてうろうろ。2階に上がってみると、ドイツ語コースの文字が。ここかなと思ってドアに耳をあてるとどうやらクラスが行われているよう。ここは事務所ではない、、、。また1階に降りるとお掃除のおばちゃんが。すがる思いで、”事務所はどこですか?”って聞くと少し奥にある廊下に進んで、右にずっと行くと階段があるからその2階に事務所があるよと教えてくれました。本当に良いタイミングで助かりました。

おばちゃんの言ったとおりに、そには事務所が。そして2人の女性が。開いているドアにノックをして、知る限りのドイツ語を駆使して説明をする僕。多分日本語にしたらこんな感じ。”エムデンの学校に行って、テストを受けました。僕のドイツ語はレベル4だそうです。3月のクラスを受ける手紙をもらいました。だけど、なくなりました。今度のクラスは4月だそうです。ただ問題があります。僕はこの町に4月に引っ越します。この街でのレベル4のクラスはいつ始まるか知りたいです。”とね。

するとそのうちの一人の女性が、多分***先生のクラスが開いているから見てあげるわ。と言って別室へ案内されたのですが、次のレベル4のクラスは6月からのスタート。そしてレベル5は7月は始まりとの事。1つのコースが5週間なので、今の住んでいる町からオファーされている4月からのコースが終わるのは5月初め。これまで結構待たされたので、今住んでいるコースをレベル4は取ることに。もし今住んでいる町の生徒や先生が僕とかなり合うようだったら、そのままそこで。会わない場合は新しい町でレベル5を取ろうかと考えています。

今回はすべてがドイツ語でのやり取りで、自分が言いたいことも、相手が言っていることも理解できたのでよく頑張ったなって自画自賛。実地訓練は何が起こるかわからないので、ドキドキですが今までの勉強の成果を見せるにはいい機会でした。

ただ、一つ頑張らなきゃいけないのが早起きかな。いつも早く起きてはいるのですが、学校が始まるのが朝の8時。後半の2週間は電車通いになるので、そうすると朝の6時45分ごろの電車に乗らなくては。新しいアパートから駅までは徒歩25分。朝ごはんもちゃんと食べたいのでこの2週間は朝5時45分おきかなー。頑張ろっと。

 

 

 

まさか、これが凶器に。

色々なものが凶器になるんだなと時間したのが一昨日。って書くと何事と思われそうですけど、ちょっとした切り傷を負っただけでご心配なく。

事の始まりはオリーブオイルの瓶のふた。よくある回したらカキカキって音がして下のリングと上のふたが分かれるタイプと書くとよく分からないけれど、プラスチックのペットボトルと同じ開け方をするやつだったんです。これ5本ぐらいネットで買ってそのうちの一つが壊れていて。どう壊れているかと言うと蓋をまわしてもカチカチ音がならずにひたすら回り続けるという具合。ユリ君に前、この問題を伝えたところ”オッケー。じゃ今度、僕が開けてあげるよ。”っていうのでそのまま放置。そして一昨日、オリーブオイルが無くなったことに気が付いて、新しいのを思ったらこの壊れたのがただ一つ。

豚肉をオリーブオイル、ニンニク、生姜でマリネしたい!そうなるとユリ君の帰りは待っていられない。よし、ここは自分の力で頑張るぞ!と意気込んで考えるも答えは出ず。

こんな時はウェブでと検索してみるとよく出てくるのジャムのふたなどの開け方。そして中には、”お店に返して新しいのを。”とのアドバイスも。うーん。それでは困る。そしてようやく見つけたのが、下のリングと上のふたの部分の点線になっている部分に沿ってフォークかナイフで切れ目を入れてそこからこの二つを分ければ大丈夫とあるじゃないですか。

うーん。どうしよう。ナイフは鋭利すぎるしな、フォークかな。けど、上手く入り込まない、、、。そこで目に付いたのが、ジャガイモの皮むき用のピーラー。日本のようなカンナ式ではなくて一本のスティック状になっている奴。その先端は多分ジャガイモの芽を取るためか少しだけとがっているんです。といっても丸みを帯びていて突き刺さったりはしないんですけどね。

これなら安全だと思い、一生懸命に点線にこの丸くとがった先をあてがうと少しだけ切れ目が!おーこれか。これを増やしていけばいいんだ!と歓喜の声をあげる僕。そして少しずらしてエイ!と力を入れた瞬間、ツルって蓋の表面を滑るピーラー。そしてその滑った勢いに乗ってオリーブオイルのボトルをしっかりと握っている左手に!

鈍い衝撃があって、左手を見ると切り傷が。そうなんです、勢い余ってあの丸かった先がどうやらお母さん指の付け根にちょっと刺さったみたい。だけど、刺した瞬間ってショックの為か痛み感じないんですよね、そして値も30秒出てこなくて。”あれ、皮膚だけかな切ったの?”って思ってたのですがその後少し流血。

ただ、そこまで傷が深くなかったのが幸いでした。

けど、本当にびっくりしましたよ。だって、ナイフだともっと恐ろしい傷になっていたという事ですもんね。丸い先のこのピーラーでこの威力。確かに時に事件で、”刺すつもりはなかった、脅しだけだった。”みたいな文句があるけれども、少しの反動でこんなにも簡単に傷がつくんだなと身をもって実感しました。

ちなみに、あの開かなかったオリーブオイルのふた。最後は開きました。だって、ケガしたくらいで諦められないじゃないですか。今度は慎重に少しずつテコの原理で開けていきました。その青たときの感動がまた一入でした。