学校の2日目が終了。何となくどうにかやっています。昨日より肩の力を抜いて授業に取り組めているのかなって思いながらも、やっぱり語彙力だなとまた痛感。休み時間に近くの本屋さんへと出かけて、今日来たばかりの教科書も購入。これで予習がしやすくなりました。軽く昼ぎ半を食べて宿題をかたずけて、その後は夕飯の準備までは予習をしようかなと。そう、今週はドイツ語学習ですべてが埋められてしまう感じです。
今日、一番驚いたのが初日の昨日は15人ほどの生徒だったのが2日目に20人以上を超える人数になっていたこと。5ー6人の人は初日から休んだってことなんでしょうかね?その5-6人もアラビア語圏の’人々で相変わらず、アジア人は1人。
面白いもので育った国が違うと、色々なものが違うなって見えます。朝8時始まりの授業で、その時は15院くらいだったのがその後に一人、また一人と増えていくんですよね。一番遅かった人は1時間遅刻と言うね。時間厳守の日本人にはビックリの光景かと。後は、質問を当てられていない人が答えてしまうというパターン。先生も、”今はあなたの番じゃないでしょ。”って優しくいってはいますが、まとめるのは大変だろうなって思いながら見ています。
僕は時に問題を読んだり、答えたりと穏やかな生徒の役割を今は担当中です。けど、みんなよくしゃべれるので羨ましい。
みんなでする練習で、数字と絵のカードが配られて一致するとその人とパートナーを組んで喋る練習みたいなのがあって、今回は昨日もパートナーを組んだ子とたまたまい同じになったんですよね。
この子は多分20代前半でクラスでも結構元気がいいし、よく喋りも出来る。あきらかにアジア人一人の僕に昨日も、”日本語で名前を書いて欲しい。”とか、肩を叩いて振り向くと誰もいなくて、反対側にいて笑っているみたいな子供だましをしてきたりと、いい子なんです。彼は男なんですけどね。
それで昨日ペアを組んだ時に自己紹介があって、先生の自己紹介の例文がかなりプライバシーに突っ込んだもので、”年齢は“ ”結婚はいるか” ”子供はいるか”みたいなものもあって、結婚の話になった時にミニの一件があったので”結婚していたけど今は違う。”みたいに言ったのがまずかったみたい。
そう、ある問題が発生してるんです。
僕は自分が同性愛であることを隠そうとはしないんですが、その反面、自らゲイですと名乗り出ることもしないんですよね。なぜかと言うとヨーロッパでは同性愛があるのが当たり前みたいな雰囲気があり、話の中で”彼氏がいてさ。”みたいなところで、”あ。彼は同性愛者なんだな。”ってわかるような感じなんですね。特にひとつ前に住んでいたのがロンドンだったこともあり、”自分はゲイだ。”っていうカミングアウトはあまりなかったんです。
それがね、ここにきてまたしても小さな悩みが。このクラスメート今日の話が昨日は何をしたの?っていうもので僕は”私はーーーした。”みたいな1人称で話していたのですが、”じゃ、彼女と一緒じゃなくて?”ってことになって、”あ、勘違いしてるなと思って、彼もいたけど、彼はアルコール飲まないんだよね。”って主語を彼であるerに変えたんですが、ドイツに住んで1年未満の僕が彼と彼女を使い間違っていると思ったらしく、sie 彼女の意味だって訂正をくれて。その後も彼氏である単語を入れてみたのですが、彼女だよね、みたいな訂正をくれたのでもうその後はそのままに。
どうしたもんかなと考えているんですよね。
考えすぎなのかもしれないけど、このコースを受けている人はドイツの移民の人々でヨーロッパにいるのもそんなに長くない人たちなんですね。そして僕のクラスはアラビア語圏の人々、そうなるとイスラム教の人が大半かと。そしてイスラム教は同性愛に厳しい宗教としても有名ですよね。なので、このまま濁らせていたほうがいいのかなとも思ったり。
どうなんでしょうね、アラビア語圏の人々は同性愛者に対してどんな印象があるのかな、、、。そこが難しいところだなと。また、僕の都市がベルリンとか、ケルンとか同性愛寛容な年だったらそれを目にすることも多いでしょうが、田舎町なのもまた、難しくさせているところです。
また、何が起きるかのちにご報告を。