都会を離れて田舎の地へ パート1

休暇の後の仕事への復帰はどうしても、疲れますね。本当は月曜日はいつも仕事は休みなのですが、先週に仕事を辞めた人がいて急遽週5のシフトに戻ってしまいました。けど、今日は半日だけだったので、どうにか持ちこたえていますが。

仕事が終わって、家に着いた時のあの安堵のような脱力感が僕は好きだったりするんですよね。自分がいるべき場所、帰るべきところにいるっていう感覚。

さて、話を先週の休暇に戻しましょう。ランダムに選んだ休暇の場所はヨークシャーデールの南西側にある町、Settle(セトル)。ロンドンからはキングスクロス駅からヴァージントレインでLeedsまで行き、次にここからローカル電車でセトル駅まで。乗り換え時間も30分で、ローカル線は特に眺めの良さでも有名です。(セトルーカーライル間が車窓からの眺めがベストだそう。)ロンドンからセトルまでの3時間半ほどでつけます。

ユリ君とは今回はロンドンでの合流ではなくてLeeds駅での待ち合わせ。僕の電車は定刻通りに着いたのですが、ユリ君のマンチェスター行きの飛行機が30分遅れて到着。事前に考えていた電車よりも1つ遅いのに乗ったとメールが。となると、ローカル電車の出発時間とユリ君の到着の時間との猶予は3分。

僕たちがセトル行きの電車は5番ホームで、ユリ君が着くのは12番ホーム。しかもユリ君からの情報だと、”8分遅れで出た、、、。”との恐ろしい内容が。ただし、僕の待つ駅では”定刻通り”の文字が。これは、賭けるしかない。ユリ君に出口のエスカレーターに近い後部車両の左側に陣取る様に伝え、僕も12番プラットフォームへ。すると、ユリ君の電車が定刻よりも30秒遅れで到着。

ユリ君がいるのを確認して僕はエスカレーターを駆け上がり、ユリ君もそれを見て追いかけてきます。ユリ君がちゃんと後ろをついてきているのを確認しながら走る僕。そして、5番線に到着。出発の30秒前。ちょうど出発の合図をしようかと用意をしていた駅員さんに、”この電車、セトルに行きますよね?”と聞くと、そのとうりだとの答え。ユリ君も間に合って、ギリギリセーフ。

本当にラッキーだったねって言って、それから1時間ほど電車に揺られて着いたのがセトル駅。ここ、駅の雰囲気もかわいいんですよ。

そして、ここから歩く事5分。今回の宿に。僕たちはどちらも自炊をするし、その土地に住むという気持ちを持ちたいので、長く滞在するときには台所や、リビングなどがあるホリデーコテッジやホリデーフラットなどを借りる事が多いんです。今回も類にもれず、素敵な場所を予約しました。

ちょっと、高めだったのですが他に良いところがなかったし、町の真ん中にあってハイキングをするにも、食料を買い出しに行くときにも便利だったので僕が決めました。

スタジオ形式で、階段を上がるとこのような眺めに。右側がキッチンで左側にはバーテーブルの様に背の高い椅子とテーブル。中間には薪をくべて暖をとるストーブとソファーが。奥は右側がお風呂とトイレで、左側がベッドルーム。

窓から見える景色は隣の庭の緑の木々で、聞こえるのは小鳥の囀りだけという素晴らしさ。

もちろん備品もしっかりしていて、ネスプレッソのマシーン、洗濯機、ディッシュウォッシャー、オーブンもあり。ウェルカムギフトで、クッキーとワンがボトルで置いてあるのも素敵ですよね。その他にもミルクや、コーヒー、お茶のティーバッグもありました。

旅の初日はお互いに疲れて、ここに着くなりこの広いベッドでお昼寝。夕方過ぎに起き上がって町のスーパーで買い出しをして夕飯。そして、ぐっすりと眠りにつきました。

ちょっと、一休み

最後のブログ記事から、10日くらい時間が空いてしまいました。ご心配おかけしましたが、毎日元気でいましたよ。先週から1週間、休暇を取っていたんです。ユリ君が月曜日にイギリスに到着して、田舎の町でゆったりと都会の忙しさを忘れて過ごしていました。

ロンドンに帰って来たのは先週の木曜日の夕方。それからかなり前からこのブログでも話していた映画、Boss Babyを見て、金曜日にはミュージカルのライオンキングを鑑賞。土曜日にはミニの家でガーデニング&Euro Visoinパーティーに参加してと、大忙し。今が朝の6時半なのですが、ユリ君は朝早い飛行機で帰るために今朝は3時半に起きて出発しました。

そんなこんなで、気がついたら今日までブログがおろそかに、、、。休暇の記事などもあるので、これからはちゃんと書いていきますね。

さて、僕たちがどこの田舎町で休暇を取ったのか、、、。それは、ここです。

白っぽいグレーの石で作られた垣根、穏やかな丘。本当に牧歌的ってこんな所を言うんだろうなって思える写真じゃないですか?これが僕たちの訪れたヨークシャーにあるSettleという町なんです。

”10月の日本の休暇の前にもう一つ休暇を取りたい!!”というユリ君の願いを叶えるべく、行われたこの休暇。イギリス国内でと言うことでスコットランドのハイランドや、イギリスの南西部のコーンウォール、デボンなども考えていたのですが、最終的に決まったのがヨークシャーデール地方。ここはイングランドの中でも山らしい山があるんですよね。だから、ハイキングが好きな僕らにもぴったりだと思って。なぜこの町にしたかというのは、直感的なもので、、、。地図を見て何となく気になったので調べたら宿も、ハイキングコースもロンドンからの交通の便も良くて確定となったのです。

これから数日間は美し風景の写真とともに僕たちの休暇を書いていきますので、お楽しみに。

眠る前に

今日は撮影日です。ロンドンの中心部で、花嫁花婿をロンドンの観光名所の前で写真を撮ることになっています。前日の天気予報は曇りでしたが、今の所青空が広がっている状態で、いい撮影になりそうです。頑張ってきますね。

最近、よく眠れるんですよね。僕のブログをよく読んでいらっしゃる人はわかると思うのですが、悪夢に悩まされることが多くて、、、。だから、安眠するにはどうしたらいいかなってよく考えることがあるんですよね。

それで、ここ最近していることがあって。どうやらこのおかげか、最近悪夢を見ずに過ごせることが多いんですよ。

それがね、これ。

これ、なんだかわかりますか?ルームスプレーなんですよね。香りは野生のイチジクとブラックベリー。

深呼吸を何回かして眠ると安眠できると何かで読んで、これを実践していたのですが。ある時、”深呼吸を自然にしやすいようにいい香りがあればいいのではないか。”との結論に至り、このスプレーを購入。

寝る前に少しだけ降っていい匂いを思いっきり吸い込んで眠りに落ちています。これ、いいですよ。幸せな気分で眠りに落ちれます。

今の自分にぴったりな

シャワーを浴びて、さっぱりしてこのブログを書いているところです。1日働いた後のシャワーってどうしてこうも気持ちがいいんでしょうかね?勢いよく流れてくるお湯を背にして頭の上からお湯を全身に流して軽く自分の体をマッサージ。それとともに筋肉の奥に隠れていたであろう疲労が押し出されて流されていく感じが僕にとっては幸福感なんですよね。

お店の仕事は今週は終わりなのですが、明日は歯医者で先日取れてしまった銀の詰め物の治療、そして明後日はロンドンの中心街で写真撮影と忙しい日々となりそうです。だから、自分の体をいたわれる時はいたわるようにしています。

この前のブログにも少し書いたのですが、自分の気分にぴったりの音楽、映画、本を探してから聞く、見る、読むを行いその世界に入って同化するというのを書いたんですが、この2日間、なんとなく見てみた映画の雰囲気や物語がその時の僕にぴったりで。それだけで幸せな気持ちになれました。

まず、昨日の夜は1999年のアメリカ映画、You’ve Got Mail (邦題:ユーガットメール)。トムハンクス、メグライアン主演の王道のラブコメディーなのですが。この映画の雰囲気がものすごく好きなんですよね。この雰囲気を説明するのが、ちょっと難しいんですが、、、。メグライアンが可愛いとか、話のストーリーが面白いとか、そういうのとは違って、漂っている空気感のことなんです。メグライアン演じるキャスリーンのお店の中の雰囲気だとか、彼女の家の間取りだとか、彼女のメールを書くときの言葉遣いだとか。そんなものがすべて自分がそこにいて、または自分の過去を思い出して、”そこに自分がいるかも、(または、いたかも)しれないと思わせてくれる何かが感じれるんですよね。けど、超現実的な感じでなくてうっすらとした半透明の紙で透かし見る感じというのが一番しっくりとくるかも。

見ず知らずの人と顔を見ずにメールだけでお互いを知り合っていくというのも、これは素敵だなって。よく考えと僕の恋もこんな感じがほとんどなので、そこに共感するところが多いのかもしれませんね。

そして今日は、An American Girl Story Ivy & Julieという可愛らしいタイトルなんですが。これね、多分ティーン向け。なんですよね。家に帰って筋トレをしている時に何か短いドラマやテレビ番組を聴きながらすることが多くて、70年代のサンフランシスコの設定と、アジア人の子が出ていたので何となくみいたのがきっかけです。

物語はいたってシンプル。中国系アメリカ人のアイビーはサンフランシスコに住むティーン。そして時代は70年代。アイビーのおじいちゃん、おばあちゃんが10代の時にアメリカに渡ってきたとあって、アイビーは英語が母国語。ただ、毎週土曜日は兄とともに中華街の中国学校で、中国語を嫌々習っています。そんな彼女の一番の友達は白人のジュリー。そして、アイビーが力を入れているのが新体操。もうすぐ市の大会で、それで勝てばもっと大きな大会に駒をすすめることができるのですが、、、。ここで問題が。この市の大会と、中国の旧暦の正月とが重なってしまったんです。家族全員や、親戚一同を集めて例年になく大きなお祝いをしたい両親、それとは裏腹に大会にどうしても出たいアイビー。両親は、”もういい年齢なんだから、自分で決めなさい。”との選択をアイビーにさせます。果たして、どうなったのか。

物語はよくある話なんですが、”移民”という立場をうまく表してるなって思うんですよね。僕は今までアメリカとイギリスに住んでいるのですが、アジア人の見た目ですぐに”外国人”というレッテルを貼られることが多いように思うんですよね。例えばそれは、日本で白人の人がいたら、”外国の人だ。観光かな?”っていう感覚。けどもしかしたらその人は日本で生まれ育って日本語ぺらぺらの可能性だってあるわけでしょ?けど、見た目から判断して”外国人”っていうレッテルをつける。これがアジア人が欧米に行くと感じるものだと思うんですよね。

アイビーの場合はアメリカで生まれ育っているので、”自分はアメリカ人。中国人ではない。”という感情が強くて、時に中国語で話しかける母親を恥ずかしく思ったりします。

僕の場合はアメリカに最初に住んでいた時は、”アメリカ人になりたい。”て結構強く思ってました。自分の日本語アクセントの英語が嫌で、一生懸命に発音を直したし、英語の勉強もたくさんして、機会があると友達を作って話してました。それは多分、自分が同性愛者で日本という場所でそれを隠して住まなくてはいけないというのが息苦しくて、その逃げたアメリカが僕を寛容に受け容れてくれたことにあると思うのです。

それから月日が流れて、イギリスでもうすぐ11年。アメリカが2年半なので、僕の海外生活も13年半。人生の3分の1以上を日本以外で過ごしているんですよね。そうすると、少しづつ二品人とは何か、日本語とは何か、日本文化とは何か、考え始めるんです。そして海外で長く暮らす僕は今もなお”日本人”として通用するのだろうかとか思ったりして。

だから、このアイビーの家族と自分の願望の葛藤が手に取るようにわかって、ものすごく共感できました。

こんな自分にぴったりな映画や、本、音楽に出会えると不思議なことに、”人生って悪くないな。”って思えるから不思議ですよね。

 

その日の気分で選ぶものだから

休みの日というのはどうしてこんなにも早く終わってしまうのでしょうね。と言っても、日本はまだゴールデンウィークの真っ只中で僕のようなセンチメンタルな夜を過ごしてはいないのでしょうね。

イギリスは今日が3連休の最後。明日からまた、日常へと戻っていくことになります。

僕の住んでいるフラットは本当に日常から切り離されているような場所にあるので、時に買い物に出かけた時なんかにあまりにも人がいてびっくりしてしまうほど。日本の4階部分にあり、屋根裏部屋のような家なのでほとんどの窓が屋根についていて、見える景色は空。はめ殺しの窓からは遠くの空と丘が見えるので、人間の気配というものをあんまり感じさせないんです。って書くと、ものすごく田舎に住んでいるように思えるのですが、商店街沿いにあって、スーパーまでは徒歩30秒。そんな通りに住んでいながらも、現実離れをすぐにできるこの場所が僕にとってはオアシスなんです。

いつもより少しだけ遅めに起きて、その後は腹筋や腕立てなどの筋トレ。どういう訳か最近、胸筋がいつもよりもつき始めて嬉しい限り。雨が降ったり、突然に太陽が顔を出したりと不思議な天気。そんな気まぐれさも家の中でなら許せてしまうんですよね。

気まぐれさといったら、僕もそうだなって思うことが。

何かというと、本。

僕、各自中毒かというほど何かを読んでいるのが好きなんですよね。これは言語に関係なく英語でも日本語でも。ここで、ドイツ語でもって言えたらかっこいいのですが、、、。僕のドイツ語はそこまでは発達していないので、いつかはドイツ語でも本が読みたいなって思っています。

本を家で読む時って、その日の気分で変わることが僕にはよくあるんですよね。例えば、ある本を読んでいて中盤に差し掛かっているんですけど”今日はこの本の気分じゃない。”っていう時があって、だけど本は読みたい。だからその日の気分の本を探して読み始めるんです。この場合の本が持つ気分がわかるものではなくてはいけないので、僕が昔すでに読んだものということになるのですが。

映画や音楽と同じで、各本が持つ雰囲気ってあると思いませんか?この本は昭和初期の雰囲気と刹那な感情を思わせるとか、この本は弾丸が飛んでくるようなスピードで走馬灯のような速度の映像が流れでくるとか、この本は冬の雪景色が見える窓の近くで、だけど自分のいる部屋は暖炉の日で暖かい、そんな日に読む本だなとか。

それで今、読んでいるのが夜寝る前の本はデンマークの暮らしの本、江國香織の群像小説、柳広司のパルテノンを同時に読んでる次第です。ひとつに絞って読めばいいのにと自分でも思うんですけどね、、、、。困ったものです。

けど、それは多分このフラットで現実離れを欲するように、映画、音楽、本、など独自の世界観に自分の身を投じることで今ではないどこかに行きたいよいう自信の欲求の表れなのでしょうね。

 

走ることから派生する思考

イギリスは3連休の2日目。朝起きると穏やかな青空。こんな日には走りに行くしかないですよね。僕、雨が降る日は走らないんです。だって靴が汚れてしまうのは悲しいし、ビチャビチャになってまでも走りたいという欲求が湧かないから。もしかしたら、これっていつも走っていたら変わってくるものなのでしょうか?

僕は今、週に2回の走っていて、1回につき10km。目標は45分を切るという設定ですが、なかなか難しい。2週間前までは48分台でしたが、先週に入って一気にタイムが46分台に。今までの最高が先週の木曜日に出した46分18秒。もう少しで、45分台なんです。今日は45分台を出そうと望んだのですが、、、46分32秒。もしかしたら、ここが第1の壁かもしれませんね。頑張ります。

この10kmのコース、とても気に入っているんです。ほとんどが車通りがないようなところを走るのでほとんど信号に走りを妨げられないし、高低差もあって楽しいんですよね。僕は山で育ったためか真っ平らでどこまでも直線っていう道を走るのが苦手なんです。走っている途中で、なんとも言えない虚無感にとらわれてしまいそうのなるから。

まっすぐだと、何をゴールにしていいかわからなくなるんですよね。それが曲がり角がある道なら、あの曲がり角までは頑張ろうって力を出し切れるから。これって僕の人生でも言えて、あまり長い先の見えないゴールに向かうのは僕は苦手で、頑張れば手に届きそうなゴールに対して猛ダッシュをする方が向いているように思います。

走るのは朝に限るというのも僕の信念。朝の空気って人が少ない分、呼吸がしやすい気がするし、その空気自体が夜と朝の冷たさのような、清潔感を持っているところも好きだから。それに走り終わって必ずお風呂に入るのですが、その時にまだ朝なのにお風呂に入れるっていう優越感も朝の走りを僕がする理由の1つです。僕の記憶の中の朝風呂は、日本でいた時の元旦の日。けど、よく考えると夕方の3時ごろで決して”朝”風呂というわけではなかったのに、僕の記憶では”朝風呂”とつながるんですよね。”日が高いのにお風呂に入れるのは贅沢だな。”って言っていた父のことをそれと一緒に思い出します。だからか、朝風呂は物事の始まりという節目を感じさせてくれるものでもあるんですよね。

そう思うと、子供の頃の体験や感覚って大事ですね。35歳になってもなおその行動に無意識のうちに現れるのですから。

今は夜の10時過ぎ。少し前に雨が降り出して、今は僕の家の屋根を優しく叩いています。温度もそれに伴って冷やされて、少し寒さを覚える弱い風が窓から流れ込んできています。夜の雨には本当に心を休める鎮静効果がありますよね。穏やかに海底に沈んでいくようなそんな感じが。

今夜はゆっくりと眠れそうです。

日本から いらっしゃい

日本はゴールデンウィークなんですね。イギリスにはゴールデンウィークというものはないのですが、5月はイギリスでは祝日が2日間もあるので気分も上がるんですよね。その最初の祝日が今年は5月1日。3連中なんですよね。

金曜日は仕事が遅くて、眠りについたのは0時半。あまりにも疲れていたのか朝起きたら午前11時でビックリ。けど、休めるときに休むのが一番ですもんね。

そんなときには何もしないでゆっくりとするにしています。お茶をゆっくり飲んで、お茶菓子を食べながら音楽を聴いておしまい。そんな日もいいでしょ。

そんなお茶のお供に、この前の撮影で日本からお土産を頂いたんです。日本のお菓子ってどうしてこんなに素敵な演出がされているんですかね。

開ける前からこの素晴らしさ。春を感じさせる花びらを模したラッピング。もう、開けるのももったいないですよね。そんな中身はこんな感じなんですよ。

 

赤い日本柄の缶に入っているのは、桜の花びらや糖衣付きの黒豆や味が色によって違う金米糖などが。日本らしさが満載のこのお土産。

このお菓子には玄米茶でいただきました。

グラスゴーで撮影を

今日は仕事は休みだったのですが、いつも通りに起きて歯医者さんに予約の電話を。実はスコットランドから帰ってくる車内でグミを食べていたんですが、変な金属の破片が、、、。よく見ると、銀の詰め物が取れているではないですか、、、。25年くらいの間僕の葉を埋めていてくれたので、もしかしたら寿命だったのかもしれません。車内でどうにか戻らないかなってしたら、また元の場所にきっちりと戻ったので今の所はそれで良しとしています。

歯医者さんの予約、これがね人気の歯医者さんで。僕が全信頼を置くラッセル先生は特に人気で、5月の終わりまでは予約一杯。なので、他の先生に来週の木曜日に詰めてもらうことにしました。ものすごい出費にならないといいのですが、、、。

さて、話を今週初めに行ったスコットランドでの撮影に移しましょう。今回はスコットランドの第2の都市であるグラスゴーでの撮影でした。実はイギリスにもうすぐで11年になるのにスコットランドに行くのは初めてだったんですよね。電車でロンドンから4時間半。その間に本当に素敵な景色が見れるんですよ。読書をしようと本を持って行ったんですが、外の景色が気になって本どころではありませんでした。

まずは穏やかな緑の丘にいるたくさんの羊たち。春先なのでたくさんの子羊が。ほとんどが電車に驚かないのですが、時に電車に慣れていないのか羊や牛の群れが一気に電車から遠ざかるように駆け始めたりと面白いこと。電車はスコットランドに近づくほど丘が小高い山になり、その標高が上がっていきます。その牧歌的で、だけどどこか荒涼とした雰囲気に目が離せないんですよね。”春の暖かな日差しがあるのに、川は雪解け水で物凄く冷たい。”そんなハイコントラストなで少し寂しげな感情をこの風景は思い起こさせてくれました。

グラスゴーは不思議な混在の街でした。物凄く超近代的でデザインに力入れましたというような建物の横には古ぼけた建物が普通にあって、統一性という感じはなく、資本主義の光と影が隣同士というような雰囲気でしょうか。独特の空気感ですよ。

電車で着いてホテルに。それからすぐ外に飛び出して撮影場所を探しに出かけました。初めて来る場所なので、な事前にネットなどで良さそうなところを考えて目星をつけておいたところを訪問。これが大事なんですよね。どこから写真を撮るかとか、その道中にもっといい場所がないかとか。2時間ほど歩き回って、どのように撮影場所を回るのか、どのような写真を撮るかを頭で整理して無事終了。

お腹が空いたので1人でレストランへ。グラスゴーに数件、そしてイギリス中の他の都市にもお店を持つというハンバーガー屋さんでスコットランド牛(イギリスの美味しいお肉はスコットランドなんですよね。)のハンバーガーを。お供にはウォッカベースのシェイクを選びました。このハンバーガーが美味しいこと。そして、アルコール入りのシェイクとベストマッチ!!

その後は素直んホテルに帰って休憩。このホテル。自分で照明の色を色々と変えられるんですよ。だから1人で遊んでみました。

こんな感じにね。だけど、色々と変えていくと目が疲れて、疲れて。結局は白色で過ごしたんですけど、、、。だけどね、白に戻したのに何か色が付いているように見えるんですよね。あれは不思議な感覚。

そんなカラフルなホテルでぐっすりと眠り、次の日は天気も良くて撮影日和。

この日初めて会うクライアントとそのご家族。みんな素敵な方々でしたよ。移動の時間や、昼食をもご馳走してもらったりと、一緒に話す時間が多くて色々なことを教えてもらったり。

撮影も全てスムーズに進んで実りある1日となりました。

今はたくさん撮れた写真から良いもの選びぬいて、編集をしているところです。

そうそう。この日、グラスゴーは晴れだったんですがもう少し北のほうでは雪だったそうで。本当にラッキーでした。

もう一つの世界

週末。いつでも、いい響きですよね。だから、次の日の月曜日はどことなく憂鬱になったりしますよね。そん今週の僕の月曜日は、いつもと違った感じです。

実は、スコットランドへと旅立っていくんです。休暇ではなくて、仕事で。結婚式の撮影なんです。ロンドンからスコットランドまでは4時間半の電車の旅。初めて訪れるスコットランド、どうなりますやら。天候も数日前までは小雨のマークだったのですが、今の所晴れ/曇りのマークに変化を。

あと1時間も経たずに出発です。頑張ってきますね。

さて、夢って便利じゃないですか?”何を突然!!”って思われるでしょうけど、、、、。

夢って自分の日常生活と違ったシチュエーションだったりするでしょ?それって、普段ではできない経験だとか、出会いを夢の中でできるってある意味幸せだなって。もちろん、僕の場合は悪夢が多かったりで朝起きると疲れ切っているってことも多々なのですが。

そんな夢の中で面白いものがありました。

と書いて、、、、。今は木曜日。そうなんです。上の文章まで書いて、電車の時間が迫って全てを書くことができずに今に至るんです。申し訳ない。

スコットランドの撮影もうまくいきましたよ。天候にも恵まれて、素敵な撮影のローケーションも見つかって大満足。その話は後ほど。

さて夢の話。

夢って面白くないですか?現実世界ではない場所にいたり、人物に会えたり。どちらかというと突拍子もないシチュエーションが多いのですが、時に物凄くリアルな夢ってないですか?

この前見た夢が現実世界のパラレルワールドみたいな夢で、目覚めて”そっか、こんな気分なんだ。”って時間したんですよね。

その夢の内容はこんな感じ。僕は夢の中でロシア人の女性と付き合っているんですよね。2人で手をつないで歩いて出かけたり、夕飯を食べに行ったりで付き合ってもう長い感じ。夕飯後に海辺の道を歩いていて、僕の頭の中にあるのは、”自分は同性愛者なのに、なんでこの子と付き合っているんだろう。関係が長くなればなるほど別れるのが難しいな。言わなきゃな。”って思っていると、数歩前を歩く彼女が振り返って僕に近づいてきて、そっと首に腕をまわされて、近づいてくる彼女の顔。そこから発せられた言葉が、”そろそろ結婚のこと考えてもいいかもね。”という言葉。

この”結婚”の2文字に僕の頭の中では、”どうしよう。別れるどころじゃ無いじゃないか。結婚を断って、自分が同性愛者であることを認めてわかってもらえるかな?彼女はロシア人で、もし父親がロシアのマフィアだったらどうなるんだろう。”ってなことで焦って、目が覚めました。

夢って、こういう時に本当に便利ですよね。自分がしなかったこと、出来なかったことを体験できて。そして結果的に、”あー。今自分が持っている人生が一番なんだな。”って思わせてくれるから。

皆さんも最近、面白い夢みましたか?

ビールを入れてケーキを焼く

金曜日の夜。日中の仕事が忙しかったせいか、脳みそは60パーセントが眠っているそんな状態の今です。早く寝ればいいのに、ブログ書かなきゃとか、調べ物しなきゃ、腹筋運動しなきゃってグズグズしてたらもうすぐで土曜日になりそうな勢い。これを書き終えたら眠りにつくことにします。

さて、3日間連続で焼き上げたケーキも今日が最終日。よくよく考えてみると変わりネタのようなものばかりを作っていた僕。もしかしたら心の中で何らかな変化を求めているのかもしれませんね。

今回の主役とでも言っていい材料はこちら。

アイルランドの名物で、日本でも手に入りやすくなったギネス。深い黒の色にコクのある味わい。これだけ飲んでも美味しのですが、ケーキと焼くと深みのあるケーーキが焼き上がるんですよ。

ギネスビールとバターを弱火で温めて、バターをきっちりと溶かします。

その液体に入れるのはカカオパウダーと砂糖。別のボールに卵とバターミルクを入れてかき混ぜ、この鍋の中に入れ込みます。

小麦粉にソーダとベイキングパウダーを加えたら完璧。

 

あとは円形のケーキ型に流し入れてオーブンで焼くこと45分。まるで溶岩が冷え固まったようなケーキの出来上がり。本当はカンペィに冷めてからクリームチーズのフロスティングを綺麗に塗るのですが、電車の時間までに間に合いそうもないのでちょっと暖かなうちに塗ってしまって少し残念な見た目に。

これで僕の3日間の朝からケーキ作りの日々は幕を閉じました。