自然美の国 クロアチア5

今週も週5回とハードなスケジュールですが、毎日が10時間労働でなく、週前半は6時間労働なので余裕を持って過ごせそうです。

けど、早いものでもう10月なのですね。一年があっという間に経ってしまう、本当に歳を増すごとにその加速度が早くなっていくように思います。

10月、日本は秋晴れで空が高く、美味しい食べ物が食卓にならぶ頃ですよね。(今、ヤフーニュースを見たら沖縄に国内最大級の台風がって記事があるので少し不安ですが、、、。)

イギリスも朝夕は冷え込みが厳しくなってきました。イギリスは10月になると一気に冬の感じが出てきます。今日の朝なんて吐く息が白くてびっくり。1週間前まで短パンで過ごしていたのに、、、、。

そんな冬めいてきたのに、僕のブログはまだ真夏のような記事で申し訳ない。

さて、霧の濃さであまり湖の全体像がみえなかったプリトヴィツェ国立公園を後にして車で南下。南に下がるたびに晴れていく空。どうやら天気の運もついてきたようです。

今回、向かったのはこれもまたたきと湖で有名なKrka National Parkです。Krka(と不思議な感じでしょ。発音的にはカラッカって感じでラの音を弱めていう感じかなー。)

プリトヴィツェ国立公園があまりにも有名すぎて、ちょっと影が薄いかもしれないど、ここの国立公園の魅力は滝の前で泳げるという所。ちなみにプリトヴィツェは遊泳禁止です。

ここもプリトヴィツェに負けないほどの水の美しさ。この日は晴れていたので、より尚プリトヴィツェよりもよく見えました。

 

ね。素敵な青色でしょ。ここは大きな滝の前の連弾の滝で、ここでは泳げないのですが、泳げる所はここ。

ね、すごい迫力でしょ?所々に、岩場があるのでどこまでも深いというわけでないので泳ぎ疲れても休憩できます。しかも、この湖と川にはたくさんの魚が至る所にいるんですよ。近づくともちろん逃げるのだけれど、じっと立って待っていると20cmくらいの距離まで近づいてきてくれます。

ただ、残念なのが2人旅だと人が多い観光地では泳ぐにも一人が泳いで、選手交代のような感じで一緒に泳げないんが残念ですよね。

ここは自然の美しさも見れて、その中に紛れ込めるというのが一番の魅力だと思います。

 

 

 

 

旅のおとも

とても忙しい週の後だったので、ぐっすり、しかもかなり長い時間を睡眠で費やしました。

先週は5日間で53時間ほども立ち仕事で、体がかなり疲れきってしまったよう。11時間の睡眠に目覚めると午前11時。あまりに眠すぎたのか軽い頭痛が。ブラックコーヒーを飲んで痛みを治めました。

さて、旅のお供と言えば僕にとっては本なんですよね。少し活字中毒の僕にとって移動中は何かを読んで時間をつぶしたい達なんです。

今回の旅でまず読んだのが、藤田宜永の絵画修復師。

 

日本人の絵画修復師であるアベは、フラスコ画を修復するためにフランスの各地を訪れる。その中で出会う心に傷を負ったり、過去の思い出から逃げられない人々。外ものでフランス人でもないせいなのか、心の悲しみをアベに見せる人々。それは、アベ自身の心の中に暗い闇があるなのかもしれません。

穏やかに流れるフランスの田舎町。何事もなく、平和な時間が過ぎているような景色の中でも人々は生き、そして小さなコミュニティーだからこそ他人に言えない秘密を隠さなければいけない現状。

物語は川の流れのように穏やか。だけど、本物の川の流れのようにその流れに入ると水の力強さに驚かされる、そんな物語です。静かな感情の起伏がやがて、大きな波となって読む者に伝わってきます。

 

自然美の国 クロアチア 4

山道を誰にも会わない23kmほどのハイキングを終えた次の日は、この国立公園の最大の魅力の湖群。

クロアチアブログの1で撮った写真は、前日のハイキングの時にたまたま崖の上から撮れた写真なんですよね。

朝起きたら、曇り空で、、、。”雨かな?”って思ったのですが、曇りでなくて深い霧が立ち込めていたんです。この国立公園、クロアチア1の観光名所なので、夏のピークを過ぎいたと言っても人で溢れること間違いなし。朝早く行くべきってアドバイスがネットにあって、二人で朝の8時半過ぎに。

この公園、いろいろなコースがあってどれくらい滞在できるかで決めれるんですよね。1−2時間とか、3時間とか。僕たちはすべてのルートをほぼ徒歩で歩く6時間コースに。

けど、霧の深さがハンパなくてびっくり。先5mぐらいが霧で、湖がほとんど見えない状態。もちろん、湖畔の脇を歩くので透明な水の深さや、その中を泳ぐ魚は見えて綺麗なんですけどね。

”また。誰もいないねー。今日は何人の人に出会うかなー?”って言っていたら5分後に2人。その後また2人。そして次はアジア人の団体観光客と、人がやっと一人通れるような道でもこんなに人が通るなんて、、、。(この道はメインの道じゃないんですよー。)

前日も6時間、この日も6時間の歩きで、僕たちは何をしているの?話しているの?って思うでしょ。だいたいにおいて、話しているか、歌を歌っているか。歌を歌うのはだいたい僕で、ユリアンは今回の旅では前回ロンドンに来た時に見せた、崖の上のポニョの歌、”ポーニョ、ポーニョ、ポニョ、さかなのこー”って所をエンドレスリピートしてました。

霧の中でほとんど何も見えなかったんですが、その中で僕がかなりの写真を撮ったのが水の中に倒れた木々たち。”死んだ木を撮るの好きだねー。”ってユリ君に突っ込まれるほどに。

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倒れてもなおそこに存在を示して、少しづつ水に侵食されて消えていくそんな木々に潔さと、穏やかな時間の流れを感じれて好きなんですよね。

有名な滝の周りもあまり霧は晴れず、、、。だけど、それよりも人間の多さにうんざり感があって、さっさと歩いていく僕たち。人が多いと、ゆっくりと話したり、景色を楽しんだりできないでしょ。それが、ダメなんですよね。自分のペースで物事を進めたい僕のような性格は、人混みは苦手なんです。わがままでしょ。どうやら、ユリ君も僕のようなタイプなので助かってはいます。

霧の中でもやっぱり美しい色の水。これは素敵ですねー。時に人に会ったり、合わなかったりの6時間コース。このコース、時に短いの、中ぐらいのコースと合流する時に人の量が触れるのですが、その他のところは比較的にすいています。

けど、歩きながら思ったのが”滝や湖があまりはっきりと見えにけど、濃い霧でよかったなー。”って内心思ったのも事実。実はこのコース結構な急斜面のところに作られているところが多くて、そこに柵があるわけでもなし。足ものも平というよりは石でゴツゴツ。滑ったら20m下まで転げおちる感じ。だけど霧のおかげで、高所恐怖症の僕の恐怖心が少し緩和されたんですよね。

深い霧のせいで全く歩けないほどの観光客もいなかったので、青空のバックグラウンドに美しい滝の景色は撮れなかったけど、霧の中のプリトヴィツェも味わい深いものでした。

 

 

 

自然美の国 クロアチア 3

ザダルのアパートをレンタカーで出発。向かう先はプリトヴィツェ湖群国立公園。

この国立公園は世界遺産にも登録されているところで、年を追うごとに観光客が増えていて年間に100万人。クロアチアで1番の観光地なんですよね。

なぜ、ここがこんなに人気かというと湖の色がものすごくきれいで、しかも透明度が半端ないんです。海の色とも言わない不思議な色なんですよね。

この写真、右上を見てもらうとわかるように、かなりの霧で曇り空の日なんですよね。それなのにこの水の色。もちろん、これはこの公園の一部でしかなくて、もう数えられないような滝があちらこちらで見られます。

この国立公園、世界遺産ですが、ある時期には危機遺産リストに載っていた時もあったんですよ。クロアチアは元はユーゴスラビアの一部で、90年代にクロアチア紛争(クロアチアの独立)があったんですよね。その最初の武力衝突が、実はこの公園。だからその時に軍隊が入って損害を被ったり、地雷がかなり多く埋められたりと大変だったようです。戦後の頃には、”地雷に注意”の看板もあったらしいですよ。もちろん、今はリストからも外れ安全な観光地です。

僕とユリ君。人混みが好きじゃないし、せっかくだからハイキングを満喫したい。それだったら、大勢の観光客がいる湖は後回しにして湖を越えてある山を巡るハイキングコースをチョイス。(24kmほど)

観光案内のおばちゃんに行き方を聞くと。”今日はダメ。”(僕の個人的な感想ですが、クロアチアではサービス業の人基本的に愛想なく、ぶっきらぼうに言われます。)”それは昨日雨がたくさん降ったからかなー?”って僕が聞き返したんですが、無視され何やら地図に印をつけて、終了。”ダメ”って言われたけど、道順は教えてくれたので、”あとはお前ら次第だ。”っていうことかなと理解し、ハイキング開始。

このようなハイキングコース。木にマークされた道しるべを辿ります。ユリアンの左にあるのは巨大な石。こんな石の塔が至る所にあるんですよね。白い色でまるで大理石のよう。アドレア海の反対側のイタリアには大理石の産地が多いからもしかしたら似たような地質なのかもしれませんね。

このような巨木が山のように、そしてドイツの森にいたような鳥たちや蝶々はそこまで多くいませんでした。静かな森の生活、それがぴったり。

森を抜けて突然開けた景色が。すると降り始めた雨。ちょうど良いタイミングで山小屋(無人ですが)があったので、そこの軒が大きくせり出していて、その下にベンチがあったのでそこでお昼休み。時に激しく降る雨に、これからどうしようと話すも、どちらにしてもほとんど半分のところまで来ているので続行することに。(実はユリ君が貸してくれたレインジャケット、僕がイギリスに忘れてきちゃったんですよね。夏服ばっかしか考えてなくて。)

こんな風な景色も素敵ですよね。雨は大変だったけど、この写真が撮れて僕は満足なんですけどね。

雨が小康状態になったところで1番の難所に。これが恐ろしいほどの急勾配で自分の頭が地面につくのではないかというほどの前傾姿勢で頂上に。

そこからは下りで、天気も少し晴れたり雨だったりと面白いお天気で、それはそれで楽しかったんですが、一番良かったのがこの6時間ほどのハイキングで誰一人にもすれ違わなかったこと。世界に僕たち二人だけのような気分になって、ロビンソンクルーソーのような気持ちでのハイキングは特別でした。

疲れた体で家に帰り着いて、ぐっすりと就寝。次の日は湖畔巡り。何事も体力勝負ですからね。

 

自然美の国、クロアチア2

前日にベッドに行くのが遅かったので、9時過ぎまでゆっくりと起きたら太陽の光がまぶしいこと。9月に入ったばかりだけどクロアチアの夏はまだまだでした。

僕たちが最初に過ごすことになった都市がZadar(英語読みだと、ザダーって感じなんだけど日本語で調べたらザダル出そう。)この街、2016年ヨーロッパ内の旅行先ベスト1に選ばれたらしく、街の中に大きな横断幕で宣伝してありました。

確かに、海に面しているし、歴史的な建物は残っているし、物価もヨーロッパの経済大国に比べれば少し安めだからそれも納得。クロアチアは観光業にも力を入れているようでレストランでも宿でも英語で問題なし。あと、ドイツ語も。ビックリしたのがクロアチアの至る所でドイツのナンバープレートの車が走っている事。

ドイツはクロアチアの隣国ではないから、最低でも2カ国(オーストリア、スロベニア)を超えてこないといけなんですよね。南の都市のミュンヘンからザダルまではグーグルによれば7時間50分の751kmの旅だそう。ユリ君の近くの都市ブレーメンの車もあって、ここはドイツの北西部だからかなり遠いんです。(調べたら14時間の車の旅で、その距離1500km)ドイツ人の底力が感じられますよね。

そんなに頑張ってドイツ人が来るだけもあって、ザダル素敵な都市でした。

これ、本当にザダルの中心地からの景色。それでこの海の青さ。ものすごく透明度もあって、泳いでいる魚と海底が見えます。多分クロアチアの人は濁った海(ドイツの北海や日本の海水浴場)なんて想像つかないだろうなって思うほどの美しさ。

白い壁や、パステルの壁など色とりどりな街並み。太陽の光が強いためどこの窓にもシャッターが付いていて床はタイルでヒンヤリと冷たく。日本やイギリスでは考えられないですよね。

 

暑さもちょうど良かったので夕方頃から街の中心地にある海水浴場へ。たくさんの人たちがいるところを避けてあまり人がいない猫の額のような場所を陣取って海水浴と日光浴を楽しみました。

内海なので波も穏やかで、海水の温度も凍えるような冷たさでなく日光浴の火照った体にちょうど良い温度。傾いた太陽の中を歩くユリ組んだ素敵だなって思って撮った一枚。

ザダルには2泊3日でその後、レンタカーでプリトヴィツェ公立公園と車を走らせた僕たち。その続きは次回に。

自然美の国、クロアチア 1

今回は10日間でクロアチアを旅してきました。そして、齟齬のユリ君住むドイツを10日間と3週間ほどイギリスを離れていたんですよね。

実は旅を計画していた最初の頃はこの3週間でユリ君と共に日本に帰ろうってことだったんです。ただ、今年僕の地元、阿蘇は大きな地震に見舞われ大きな被害が。それでも帰る予定をしていたのですが、母親から留守電がある日残っていて、”今は、大変だから。もっと、阿蘇が復旧してから帰ってきてほしい。”とのメッセージが。本当は無理してでも行きたかったのですが、被害にあって大変な思いをしているのは僕の両親。彼らの意見を尊重しないとね、ということで中止に。

その後、ギリシアのロドス島が候補に挙がっていたのですが、ダメになって。クロアチアへと決まりました。

どこか暖かなところに行きたかったのと、安めの航空チケットが手に入ったのが大きな理由なのですが。

そこから僕たちが何をしたいか。どこに泊まるか、どのような交通手段を取るのかを決めて、準備万端に備えての出発。

ミニと旅行をする時は、現地での行動や情報収集をするのは僕の役割が大きかったので、準備していたら、ユリ君も得意らしくちゃっかりと情報を集めていました。なので、僕はホリデーアパートの近くのスーパーの情報やレストラン情報をすることに。

ただ、クロアチアの飛行機はドイツ中西部のデュッセルドルフからなのでユリ君の家からまずは電車で数時間の移動。そして、1時間ほど飛行機が遅れながらもアドレア海に面する都市、ザダーに到着。

飛行場を出たのが夜の9時3分。”後、3分早ければ、9時のバスに乗れたのにね。次のバスまで1時間待ちだね。とりあえず、バス停探そう。空港の到着口出てすぐにあるらしいよ。”と探す僕たち。空港の出口から、建物の周りを5分ぐらいグルグル回っても見つからない、、、。バスの並んだ駐車場に行くけれどもここはどうも観光バスだけ。

”一旦戻ろうか。”と空港の出口に。”それにしてもバス停どこにあるんだろうね。” とふと出口の真横を見たら。ものすごく小さいサインでバスの絵が。それにバス会社の名前。けど、どこに行くかとかの記載はなし、、、。

”ここかな?ま、時間もあるしここにいよっか。”と時計を見ると9時10分。

そこに一台のバスが。そのバスに向かって人が集まってきて、よくバスの車体を見ると”ザダー市内行き”とある。クロアチアはどうやら定刻でバスが走っていないらしくて、助かった僕たち。

ホリデーアパートに着いたのが午後10時過ぎ。大家さんが優しくフレンドリーで、近くのスーパーが夜中まで開いているはずだから買い物に行くと僕が言うと、”念のために電話してあげるよ。”と電話をスーパーにしてくれました。

勝手の違うクロアチアのスーパーで少し戸惑いながらもちゃんと買い物して、眠りに。

クロアチア初日はほんの数時間。だけど、面白い旅になりそうな始まりとなりました。

 

 

朝起きたら、、、

ロンドンを出発して、いつものドイツの空港へ。入国審査の人に、あまりにもここの空港の利用回数が多いので、”また戻ってきたんだねー。楽しんでおいで。”とのコメントをとともにスタンプを押してもらいました。

ロンドンとブレーメンを結ぶ路線は朝ものすごく早いか、夜遅い便しかなく、ブレーメンからまた2時間ほど電車で移動しなければいけないユリ君の家にたどり着くには電車の最終の関係もあって朝の便しか乗れないんですよね。だから、その日の朝は4時半起きなんです。けど、自分の家からだと朝3時半起きなんですが、心優しい友達がロンドン市内に住んでいるので前夜に泊まりに行って助けてもらってます。

無事にユリ君の家について夕飯を食べて早めにベッドへ。

前日に変に早い時間に起きたためか、朝の6時ごろに目が覚めてトイレに。トイレの窓が何か不思議な色で、窓を開けると朝焼けの時間。

僕が思うにロンドンではあまり綺麗な朝焼けや夕焼けを見ることって少ないんですよね。

この綺麗さにあまりに感動して、まだ寝ているユリ君を起こし二。

”朝日が綺麗だよ。見ないと損だよ!!一緒にリビングに観に行こう。”と言って起こして一緒に見ることに。

その後、またベッドに戻った僕はすぐに眠りに。ただ、半強制に起こされたユリ君はその後眠りにつくことが出来なかったそうで、、、。今後は一人で楽しむことにします。

心配をかけちゃって、、、

前のブログのエントリーがもうすぐで、一ヶ月前ということになりそうな今日。

心配してメッセージまでもらってしまって。申し訳ないです。

この3週間ほどどうしていたのか?って思われそうなのですが、、、、。実は、長い旅行に出ていました。

今回はユリアンと水と緑の美しい国に10日間ほど。その後、ドイツに戻ってまた10日ほど。そして昨日の深夜に帰ってきて、今に至る状態です。

なので、元気でいますよ。

さて、水と緑の美しい国とは、

この美しさ!!曇りの日でこの水の色って凄いですよね。

こんな素敵な自然美の多い国は、実はクロアチなんです。90年代には戦火にあったこの国も今は平和を取り戻してイギリスでも最近は人気の旅行先なんですよね。

これからはこの旅日記をお伝えしますね。

みなさん、しばらくブログを休んでご心配おかけしました。

ちょっと、頑張ってみた

僕は子供のから、高いところが苦手なんですよね。高所恐怖症なんです。

例えば、吊り橋とか、高層ビルの展望台とか。遊園地で一番怖いのはゆっくりゆっくりと狭いゴンドラの中で少しずつ高いところに上がっていく観覧車。

とはいえ、木登りとかは好きなんですよね。自分でどうにか降りれる自信がある時とか、周りに何か他のものがあってあまり高さを感じさせてくれなければどうにかなる時も。

今回のドイツのハイキングの旅で、悪魔の道というルートがあるんですよね。岩がゴツゴツしているところがたくさんあって、”悪魔だなー”って感じなところなんですが、このルートの中に物凄く大きな奇岩があるんですよね。

 

ね。何か不思議な岩でしょ。しかも写真から分かる様に木よりも背が高いんですよ。そしてどうやって登るかというと。

この2枚目の写真の左下に何があるか見えますか?か細い青いハシゴわかります?これ、本当に緊急のハシゴの様に急で、ステップとかも物凄く狭いんですよ。ユリアンの友達曰く、”ここは昔、東ドイツだったからね。だからケチな作りなんだよ。”と冗談まじりの回答が。

この階段が4回ぐらい続いて、けっこうな高さまで上がるんですよね。少しづつ、周りを見ずにガンバッッ登頂しましたよ。

高いところがなんともないユリアン。まったく動じない、この余裕のあるポーズ。羨ましい限り。

僕も頑張りましたよ。だけどね、どうしてもレールから手が離せなんですよね。だけど、見て。半笑顔頑張ってますから。(笑)

お互いに撮りあって

今日は夏の暑さがどこに行ってしまったのかというほど肌寒く、時をり強い雨が降ったりと不思議なお天気。これから少しずつ秋に向かっていくのでしょうかね?

最近、ハイキング記事で、写真も森の中の自然美溢れるものが。だけど、そんな間もユリアンを途中で撮ったりもしているんですけれどね。彼としては僕が許可も得ずに撮ったり、そして時にポーズを強制したりするので、時にカメラを取り上げられて僕の写真も数枚撮られました。

それを今日は、ご披露です。

これは見晴らしの良い場所で、ひと休憩をした時のもの。かなり歩いた後なので、疲れも溜まって、重いカメラとリュックサックを下ろして地面に寝転んだ時の一枚。

 

この2枚はまだ歩き始めて少しだから、ユリアンもポーズに応じてくれるし、僕もカメラのレンズを換えてその場所にあった撮影方法を選んでいたけれど、途中で疲れていつも使っているレンズ一本で。

けど、いつも思うのが”2人の写真がないよな”って、編集の段階で思うんですよね。それで最近、撮るようにしたのが二人の影の写真。

なんとなく影に性格が出ているようで、好きなんですよね、この影絵。