土曜日と魔法の動物

週末は素敵な時間が過ごせましたか?ドイツは寒い週末となりましたが、家の中は暖かなので苦痛にはならないんですよね。これは本当にうれしい。日本の家って基本的に寒くないですか?これは僕の育った環境によるものかもしれないけれど、僕の育った熊本の阿蘇は九州にあるけれども冬は余裕でマイナスに気温が落ちます。ただ、その一部が寒い地域で他のところは温暖なのであまり寒さ対策に力が入っていないのかと。ほら北海道なんて2重窓なんて当たり前っていうし、セントラルヒーティングもしっかりしているっていうし。僕の子供のころは子供部屋には暖房がなくて寝るときは白い息を吐いて寝てました。

なので、イギリスとドイツはセントラルヒーティングがしっかりしているし、今住んでいるアパートは最先端の空気循環システムのおかげで効率よく家が温まるシステムになっているんだそう。

そんな寒い土日だったのですが、土曜日は出かけてきました。ブラックフライデーの後だから、安売りがあるというので。発案者は意外にもユリ君。それだけでなくて、映画も見るっていう一大プラン。そのプランのためにブレーメン迄行ってきました。車で1時間半の旅。

ラッキーなことに空は晴れていて冬の弱い太陽がゆったりと大地を照らしていて、その景色の綺麗なこと。冬の太陽はあまりドイツでは見かけることはないけれど、その存在感に思わず笑みがこぼれました。

買い物はIkeaでユリ君が収納の棚、靴を並べるベンチ、仕事に着るシャツを50%で買って終了。僕は特にほしいものが見つからなかったので何も買いませんでした。僕の買い物は本当に早いんですよね。スーッと気になる店の中に入って歩きながら気になるものがあった目を止めて、何もないならそれで終わり。

映画はね。なんと英語版のFantastic Beasts The Crimes of Grindelwald。日本ではファンタスティック・ビーストと黒い魔法の誕生って名前で上映をされているみたいですね。え?英語版?って思った人いるんじゃないですか?もとから英語版じゃんて。そう。もともと英語版なんですよね。だけどドイツはね、ハリウッド映画でも、なんでも吹き替えに上映するところがほとんどなんです。これはテレビでもそう。全部ドイツ語吹替。だから、オリジナルの言葉で上映するのは見つけなくちゃいけないんです。しかもね、そんなに数がないんです。土曜日はたまたま夜の7時半からの1本だけが英語版。

ブレーメンは大きい都市なのでもしかしたら英語版は多くあるのかもしれませんが、僕の町にある1つの映画館は原作で上映されるのはゼロ。また、ひとつ前に住んでいた町では一番集客の少ない日曜日の最終の映画が、1本だけ英語上映と、週1のみ。なのに、今回のブレーメンは土曜日の忙しい7時半に見られるなんて。しかもかなり大きな席数。会話もドイツ語に交じって、あちらこちらで聞こえる英語。思わず、「うわー、なんか懐かしい!!」って思っちゃいました。

3Dしか英語版がなかったので3D で。建物の高さを表すところはその高さがリアルでうわ!!って驚いけれど後のところは、3Dでなくてもよかったのかなって言うのが正直な感想。ユーモアもしっかりと混じり、アジアや日本へ向けたサービスも内容に取り込んであって、さすが世界のハリーポッターシリーズだなと思えるものに。細部にこだわりがあって素敵な映画、ただ、多分この続きが来援か再来年にできるような序文的であり、ストーリー的には見終わった後になんとも中途半端さが残る後味の悪さが残るもの確か。ま、これは続きを楽しみにしてねってことでしょうがないんでしょうけれどね。

けれど、久々のお出かけは楽しかったですよ。

ただね、大きな街だから人はそこまで優しくはないし、酔っぱらいは多いし、車は沢山だしで、やっぱり田舎の町の生活がいいなと実感したのも事実でした。どうやら僕は田舎の生活にどっぷりと浸かっているようです。

待てば、どうにかなる

昨日、「あれ、雪かな?」って書いたと思うんですけれど、やっぱり雪でした。昨日のブログを書き終えた後に、白いものが降ってきました。積もることはなかったのですが、やっぱり雪を見ると気持ちが愉快になりますよね。「寒いのも仕方ないや。」って思えちゃうから不思議。

さて、ブラックフライデー、何か買いましたか?実はユリ君は今日はお休み。なぜ?って話でしょ。僕もどうしたんだろうって思って尋ねると、「ブラックフライデーだから。」って真顔で答えが返ってきて、びっくりしていたら、「冗談。残業の時間が溜まったから、今日を休日にしたんだよ。」って返答が。なんて素敵なシステム。

なので、ユリ君と一緒の日。朝いつも通りユリ君は6時に起きていて、僕は7時まで寝ていたんですよね。起きて、ユリ君のもとに向かうとパソコン上には形態の画面が。「これはいいよー。」って見せてくれるんですよね。そういえば、僕の携帯、ユリ君のおさがりなんですよね。それで、最近バッテリーの減りが早いのと、ケーブルを差し込んでの充電ができなくなったってこと。じゃ、どうやって充電しているのって聞かれそうなのですが、何かね丸いコースターみたいなものがあり、それに乗せるとバッテリーが充電されるシステム。なので、家にいる時はいいんですけれど、外出時に充電とかは無理。

そういうのを知っていてか、ユリ君がこのブラックフライデーを使って調べてくれていたよう。確かに安い。某有名携帯会社の最新機種で、1Gの通信量、しかもその携帯に連動する時計付きで2年間の契約で機種代込みで月2300円。

ネットで買うと決めていろいろな個人情報をいれて、さあ、あとは最後の完了のボタンを押して、、、、。サーバーつながらず。つながらず、つながらず。どうやら、これが人気らしい、それか他に出ているものが人気なのか。僕だとこんな何回もつながらないと、「あー。なんで。もういい。」ってなりそうだけど、ユリ君の落ち着きよう。「しょうがないよ。今日はブラックフライデーで忙しいし。こんなにもいい条件のものはないからねー。」

って結局、1時間ほども粘って最終的に手に入れることができました。さすが。

あともう一つ流石って思ったのが。

昨日の僕のブログ覚えていますか?スカイプの面接が終わって、ちょうど今、壊れた電動シャッターの修理屋さんを待っていますって。

で、結局来なかったんですよね。連絡もないし。

ユリ君が帰ってきたのが4時半ごろで、修理屋さんが来てないことを言うと、「まだ4時半だし、もう少ししたら来るかもよ。」って返答が。確かにねって思って。で、結局夕飯時間になっても来なかった。

「結局来なかったね。どうしたんだろう?’」って問うと、ユリ君、

「うーん。忘れたんじゃない。」

べつに怒った態度もなく、何でもないように。え!!そんな、約束だったのにって思ったけど、確かにそんなことでイライラしてもしょうがないな。人間忘れるってこともあるしな、って考えるとそれで納得してしまいました。なんて単純な僕。

ユリ君のこの寛容性、ここから学ぶことは多いようです。

いつか、修理屋さんは来る。そう思っているようにします。

ユリ君の心配の種かな、僕

今日の最高気温3度、最低気温2度、その温度差1度って。しかも外を眺めていたら、白いものが風の中に吹かれている。あれ?雪かな?って思ったのですが確認はできず。どうなのかな?雪が降った可能性もありな、ドイツ北西部です。

今日は僕の家の窓の電動シャッターの修理屋さんが来る予定なので、少しドキドキしいているところ。今回もうまく乗り越えることができるのかなー。

そんな今日は、朝早くからスカイプで面接が。これが最終面接、果たしてどうなるかな?自分なりのベストで面接には臨めたので、結果はどうなろうともうね、しょうがない。1週間ほどで結果が来るということなので待ちます。

ドイツに来てからドイツ語の学校には行っていたけれど、仕事はしていなかったのでもし、これこの仕事が取れれば僕はものすごく嬉しいのですが。たぶん、もしかしたら僕以上にユリ君はホッとするのかも。やっぱりね、収入が多いほうがいいだろうし、ドイツ内の仕事に応募しても受からない僕を見るのは悲しいかもしれないので。

そんな、僕。もうね、仕事が得られたことを前提に色々と考えているんですよね。準備とかもしっかりとしていたり、こんな感じでコミュニケーションをとりたいなとか、頭の中は妄想の世界でいっぱい。ただ、この仕事が取れなかったらこの準備も無駄なのですが、考えていたほうが気分も上がるし楽しくなってくるので頭の片隅に、「この仕事ができないこともあるよ。」という考えを残しつつ妄想を楽しもうかなと。

そうそう。今週は毎日のように小包が届くか、ユリ君がもって帰ってくるかしてます。さすがブラックフライデー週間。今のところ、僕のスキーのゴーグル、浴室のタオルを入れたりする大きめの収納、暗いドイツの冬を乗り越えるための人口太陽付きアラーム時計、ユリ君の最近の趣味であるパン作りのパン切のスライサー、パンを保存しておく昔ながらのブレッドティン。

普段は食料品以外はほとんど買わないユリ君がセールの時には恐ろしいスピードで買い物をするのでびっくり。だけど、どうやら突発的に買うのではなくて普段から必要なものを覚えておいて、セールになったと同時に買うようなんですよね。また、ホテルなどと同じようにアマゾンとかのお客さんの評価をかなり重視しているよう。しかも、読んでいるのは良い評価ではなくて、悪い評価。そしてその悪い問題点が自分の思っているようなことか、意味を成すのかによって購入を決めるよう。なんてロジックな人間。

僕は上記に書いたように妄想が激しいので、勝手に自分の家にあったらこうするなって頭で考えて盛り上がってることが多いかな。だけど、最近はユリ君のロジカル路線も取り入れているところです。

そうそう。仕事をしなくて気が付いたのは、意外と新しく買いたいものってあんまりないんだなっていうこと。もちろん欲しいものはたくさんあるんですよね。キッチンのところにバーカウンターみたいなのがあったらなとか、このアーティストの最新アルバムが欲しいなとか。そこで妄想は膨らむのだけれど、結局行きつくのが、「けど、今、この時にどうしても必要かな?」って考えると、今でなくてもいっか、もう少しお金に余裕ができて、そしてもっと気に入ったものが見つかった時にしようと思えるところ。それは自分がお金を稼いでいないからということもあって、本当に要るのか、要らないのか、要るなら今なのか、もう少し後でもいいのかの見極めが出来るようになったことかな。

前はいろいろなお店がある大都市に住んでいたのも、お金を使う理由になっていたのかも。ここの田舎町だと、本当に使う所がないのでそれはいいなって。あと、よく見れば山のように服とかってあるから、新しいのもいらないなって。僕は物持ちがいいのか今でも高校時代の洋服を着れれるのでそれで事足りています。

さて、1週間後にどんな報告ができますやら。

大人の絵本の勧め

木枯らしが、寒い。昨日はユリ君と外へ行くことがあって、出かけたら風が冷たい、冷たい。冷たい強めの風に吹かれて道は彼はでいっぱいです。もう冬。けどそうですよね、11月も早いものでもう後半。12月は目の前。これもしょうがない。さて、用事ついでにスーパーへ買い物へと行ったんですが、ユリ君が珍しくコーラをボトルで買ったんです。

ユリ君はコーヒーも、お茶も飲まないし、もちろんアルコールも飲まない。飲むのは水と、友達にのみに行ったらコーラ。だからコーラを飲むことは違和感ないんですけれど、買うとなるとびっくり。今までお客さんが来るとき以外にユリ君がコーラを買ったことがないので。僕としてhあ、そんな時もあるよなって思って何も言わずにいたのです。そしたら帰り道に、「今日コーラ買ったでしょ?」って聞いてくるの「そうだね、珍しいね。」って言うと、「ほら、今週金曜日はブラックフライデーだから。いい条件の品物は真夜中にすぐになくなっちゃうからさ。そうなると夜遅くまで起きておかなきゃいけないでしょ。そのため。」

いやーーー。かわいい。夜遅くまで起きるためにカフェイン入りのコーラを買うなんて。もう、クリスマスにサンタさんの姿を見るまで寝ないぞって決め込む子供みたいじゃないですか。こういう所が好きだなって思います。

って、のろけられてもね。笑

どうですか?子供のころサンタさん信じていましたか?僕今でもサンタさんって呼んでるんですけど、良いですよねーさん付けって丁寧で。サンタクロースが来るより、サンタさんが来るのほうが絶対に親密な感じがするし。

僕は結構ながい間信じていました。多分hそう学校6年生ぐらいかな。どうなんだろう、本が好きな子って結構サンタさんを信じている時間が長いと思うのは僕だけかな?ほら、子供の頃って想像の世界と現実の世界ってあいまいじゃないですか?本の世界でできるんなら、現実の世界でもできるんじゃないかってね。だから、魔女のように箒で飛ぶ練習をしてみたり、宝を探すために地面に穴を掘ったりしたわけで。

僕の好きだった本はものすごくたくさんあるんですけど、クリスマスのお話の絵本が大好きだったんですよね。「サンタクロースと小人たち」ってタイトルの大型版の絵本で、サンタさんとそのお手伝いをする小人たちが、どうやってクリスマスまでの準備をするかが描かれているんですけど、その絵がもう見ていて飽きない。本当に素敵な絵本なので、読んだことない人はぜひ図書館で読んでくださいね。あー突然に洪水のようにこの絵本のページの挿絵が僕の頭にあふれてくる。懐かしい!!

絵本。絵本と触れ合う機会って大人になると子供を持たない限り少なくなりますよね。けど、頭のどこかに残っている記憶。ダルマと雷の子供のお話とか、全面が白黒の絵なのに傘だけが赤く色塗られた本、たしか女の子がお父さんに傘を届けに行くお話。どろんこハリー、ぐりとぐら、くまたくんシリーズ。あー。くまたくん好きだったな。飛行機に乗ったりとか新幹線に乗ったりね。ねないこだれだ は怖かった。あと、どんぐり団子のドン。これは、幼稚園のもらってくる絵本の中にあるお話で、古代人のドンがどんぐりから団子を作るお話。あれを読んだ時には、「あの道に落ちているドングリで団子が作れるんだ!!」って驚いたことを覚えています。

子供のことを思い出すためにも。大人になって絵本を読むって大事だなって思います。

ムーミン谷も11月

冬の気配が強いドイツ北西部。木枯らしが吹いてていて、外に出るのも億劫になりがち。また、日照時間が短いのも寂しいものですよね。今、読んでる本があってそれが「ムーミン谷の11月」。日本でも言わずと知れたキャラクター、ムーミンのお話ですね。作者はトーベ・ヤンソン。フィンランドの有名な作家ですよね。

なぜ、今頃にムーミン。しかも、代表作的な「楽しいムーミン一家」でもなく、「ムーミン谷の彗星」でもなく、シリーズ最終巻の「ムーミン谷の11月」なのか。うーん。訳は特にないといえば、ないんですが。

あるといえば、11月というタイトル。僕の住んでいるドイツの町は日本の緯度でいえばサハリン。それよりも北にあるフィンランドは、ロシアでいえばツンドラの永久凍土のような位置にあるわけです。ということは、11月なんて真っ暗。ちなみに今日のフィンランドの首都のヘルシンキの日の出は7時34分、日の入りは15時40分。そんな暗い時期をテーマに書いてある本は、たぶんこの暗さを生き延びる何かが書かれているのではないか、という理由。

もう一つは、この作品にはムーミン一家は出てこないということ。そう、主人公たちは休暇に出ていてこのお話には出てこないんです。斬新でしょ。ただ、もちろん出てくる人たちもいますよ。自分のことが嫌いなヘムレンさんとか、恐ろしいほどの恥ずかしがり屋で、自分にお話を寝る前に聞かせるホムサとか、長い間人に会っていなかった、その交流を断っていたような書かれ方のフィリフヨンカとか。

どうです?もう、登場人物からフィンランドの11月の暗さ。童話の明るさはありません。

だけど思うのが、ムーミンって大人に向けて書かれているのではないかなって思ってます。うーん。これが初めてなので断言しちゃいけないけれど、この本に限ってはそれが言えるのではないかな。「あー。こんなこと日常生活にあるな。」って言うのがこの少し寂しめのキャラクターに投影されているんですよね。

この本を僕は音読をして読んでいるのですが、子供に向けて書かれているので漢字も多いけど、ひらがなが多いんです。その読むのの難しさ。どこが文字の途切れなのか読みながら困ってしまうんですよね。「これを子供の時に読んでたんだな。」って思うと不思議。中にはたくさん意味が分からない言葉もあったはずだけど、多分そんなことは考えずに読み進めていたんだろうなって感じます。あと、初版が1984年なので少しだけ、今の日本語と違うなってところもあるのは面白いです。やっぱり、言葉って時間がたつごとに変わっていくのだなって。

今6章まで読んで、次の7章の始まりが、「その人は、きみのわるいくらい年よりでした。」というすごい始まり。なんとも刺激的なムーミン物語。

さて、アニメ繋がりではないのですが、ドイツも最近はクリスマス色が強くなった、コマーシャルもクリスマスを意識したものに。

今回は、良いねって思えたものをお裾分け。言葉はないのでドイツ語が分からなくても大丈夫。何かお母さんの心情に胸が熱くなります。

https://www.youtube.com/watch?v=C8a1rYWyd0s

朝から起きて

月曜日。また戻ってきましたね。いつもの起床時間は僕たち、6時なんですが、ユリ君は今日は朝5時から起きて作業。なんでもユリ君のサイドビジネスのウェブで、サーバーの良くないとか。一緒に起きようと思ったら、「寝ていていいよ」というので言葉に甘えて。

6時に起きてみると一生懸命に何かをしているユリ君。「おー。仕事を頑張っているな」って画面見たら、あれ違う。サーバーは大丈夫だった?って聞いてみると、今く言っているとのこと。と、同時に「これ、いる?」と見せられたのは、スキーのゴーグルがパソコンの画面に。どうやら、問題を解決した後にベッドには戻らずにウェブショッピングをしていたらしい。

どうして、今?って聞くと。「ブラックフライデーのセールは今週の金曜日が始まりかと思っていたら、もう始まっていたんだよ!!」と。ちゃんとリストがあったので、僕が起きた時には何個かはオーダー済み。あとは僕のスキーのゴーグル、スキーの手袋。僕はあんまりわからないので、ユリ君がいいと思うものにしました。なので、僕のスキーセットは完成。

あとはバスルームのタオルを入れる収納、日の出を模倣できるアラームクロックを購入したよう。朝からユリ君は元気がいい。

僕は今、仕事探しの用の資料を作成中。頑張っています。少し前にビデオを送っての審査があったのですが、金曜日にその結果がきて最終面接へと駒を進めることができました。最後は、スカイプでの面接なので頑張ります。

もうね、最近はこの仕事をしたらどのような風にしていこうかなって考えばっかりで、楽しくて仕方ないんですよね。だけど、あんまりね一人で妄想していても落ちてしまう事もあるのでね、あまり妄想をさせすぎないようにしないと。

いい結果が出せるように頑張ります。

音楽とあの時

木曜日は僕の中でアパートの大掃除の日と決めているんですよね。床を履いて、モップ掛けをして、台所周りの汚れをきれいに取ったり。お風呂場やトイレの掃除もこの日に全部します。無音の中で作業をするのも寂しいので音楽を聴きながらすることが多いんですが、今日は何がいいかなって考えて朝を始めた時に、ちょっと寒いなって感じていたんですね。で、寒い、さむいって思ってたらいつの間にかにtrfの寒い夜だからが流れてて。おー、懐かしい歌が頭によみがえってきたなと思いパソコンの中にあったtrfのベスト盤で自分の好きな曲だけを集めてプレイリストを作って完了。

掃除をしながら流れてくるtrf。音楽って不思議なもので、聞いていた時のそのころの自分が出てくると思いません。なんていうんだろう、曲を聴いている時にふと今まで思い出しもしなかった思い出が突然に、そしてほんの一瞬だけ自分の頭の中をかすめていく感じ。

survival dance でtrfを初めて知って、その時に僕にこのグループを教えてくれた同級生の顔とか、Boy meets Girlではコカ・コーラのCM、 Love and Peace Forever では家族4人ででかけた山への日帰り旅行の時にラジオから流れていたなって。本当に断片的だけど鮮やかに蘇るその記憶が懐かしくて。

皆さんにも心当たりがあるんじゃないかな?音楽って自分をその時よく聞いていた時代へとタイムスリップしてくれる要素が高いと思うんですよね。

アメリカ時代だと、語学学校にいた時は友達が聞いていた原田知世のCDとか、ドリカムの歌、倉木麻衣のセカンドアルバムは語学学校と大学に行く間に滞在したバレホという小さな町での思い出がよみがえるし、サンフランシスコでの大学の通学時には浜崎あゆみのI amというアルバムをよく聞いてたなーって。

イギリスに来てからはどうだろう。ミニとよく聞いたアブリル・ラビーンのガールフレンドを収めたアルバムかな?

じゃ、ドイツでは、、、。うーん。ユリ君が聞いてるドイツのアーティストかな。

多分ドイツとイギリスは僕の中で思い出としてしっかりとした定着をしていなくて今も現在進行形で進んでいる感じがあるのではっきりと断言できないのかな。もちろん、この曲聞くとあの当時を思い出すっていうのはあるけど、その時を象徴するとまでいかない感じ。

よくある質問で、無人島ですきなCDを一つだけ持っていけるとしたら何をもっていく?っていうのがあるけど、どうです?何をもっていきます?

僕はね、うーん。何枚か候補が。中谷美紀のabsolute value,My little loverのre evergreenかElle GouldingのBright Lightの特別版かな?

音楽って本当に日常生活から切り離せないものですよね。

早く帰って、さあそれで

木曜日を過ぎてくると、今週も終わりだなって気分になってきますよね。昨日はユリ君の帰宅が早くてびっくり。4時すぎに帰って来て、どうしたのだろうと聞いてみると、「今日は走りに行きたいから、早く帰ってきた。」のだそう。って書くと、走るために仕事早退?って響きになっちゃうのですが、ここがべドイツの面白いところで。

ユリ君の仕事時間って結構、自由に決められるんですね。1週間のうちで最低の時間数が決まっていて、あとはいなくてはいけない時間とか、出席しなければいけない会議とかは会社にいなくてはいけませんが後は自由。ユリ君はこの町に引っ越してきてから仕事を開始が7時。早いんです。だから4時終業でも問題ないというわけ。また、残業はお金をもらうか、あとは自分の有休を増やすのにまわすかを出来るみたい。多分そんな感じなんだと思うんです、僕の理解したところでは。

ドイツ人を見て思うのは、仕事はあくまでも生きるためのお金稼ぎで、有給で行くホリデーのために生きてるなって思うんですね。あとは、仕事場で何か不満があったらはっきり言って戦う、そんな姿勢がよく見えます。働く側の労働組合とかも力が強いし、会社がある一定期間を過ぎると社員をクビにするのが難しくなるのも関係はしているのかもしれませんね。なんというのだろう、私は会社に雇っていただいているって感じではなくて、私は自分の能力をこの会社に捧げている、だからその見返りをくださいという対等的な感じになるのではないかなというのが僕の意見です。

話はそれてしまいましたが、ユリ君が走りのために早く帰ってきたので僕も一緒に走ろうとついていきました。週末はね、1日だけは一緒に走るのですが平日はいつも一人で行きたがるユリ君。今日は、いいよっていうので一緒に。

ちょっと寒そうだなとおもい長ズボンのタイツを半ズボンの下に履いて防寒完了。外に出た時にも空がきれいだなって思って走っていたんですね。ただ、僕の家の周りは住宅が多いので、そこを抜けて田んぼの広がる道へ出てびっくり。

空が少しだけオレンジ色。その色が走りを進めるごとに深くなるんですよね。だんだん、だんだん色合いが変わっていく。雲の色も眩しい金色に光っていたかと思えばオレンジを増して今度は赤に。

夕日ってどうしてこんなにも見ていて飽きないんでしょうね。1日が終わるちょっとした寂しさも含みながら、だけど明日への希望も感じることができる美しい夕暮れの景色。

ちょうど走り終わって家に着いた時には辺りは青い色で染められていました。

僕だけなのかどうかわからないけど、イギリスではそんなに綺麗な夕日を見なかったんですよね。今のような小さな田舎町ではなくロンドンだったので夕日を見れる景色が少なかったというのもあるだろうし、そんなに心に余裕がなかったのかも。

秋の夕暮れが僕は四季の中で一番美しいのではないのかなって思います。

11月の終わりと言えば

昨日の天気をあんなに褒めたからか、今日は太陽が出てるんですよね。有難い。日本ではあんまり太陽が出てる出てないをそこまで気にしたことがなかったけど、ヨーロッパに住んでこれは本当に大事な問題。多分、ヨーロッパ在住の人はこれ読んで頷いているはず。僕のよく読んでるヨーロッパ在住の人のブログも始まりは天気のことが多く書いてあるんですよね。

けどね、これはお国柄なんだと思う。うーん。ドイツは分からないけれど、イギリスはそう。イギリスは会話の最初は大体において天気。そして大体において天気の悪口。「また、雨だね。」「もう最近日の入りが早すぎる。」みたいな。それは本当にヨーロッパの冬が暗いいからなんですよね。太陽の気配すらしない時が1週間とか続くので。そんな来る日も来る日も暗い日々が当たり前になっていると、突然出てきた太陽に本当に驚くんです。土の中のモグラが太陽がまぶしいっていうぐらいに。これ、本当。太陽を見てその時に思うのが、「あ。太陽ってこんなにも眩しいんだ。」ってこと。それでその日は大体において、あった人になんて天気のいい日なんだろうねってことでお喋りが始まります。

アメリカではそれ、なかったなー。カリフォルニアに住んでいたっていうのもあるのかもしれないけれど。

そう、だから僕のブログは大体においてお天気の報告から始まるんです。

皆さんもそろそろ準備中ですか?ほら、11月の終わりに、ね。

ってここでアメリカ人だったらサンクスギビングデーかなって思うでしょうし、日本だと七五三、ワインが好きな人だとボジョレーヌーボーの解禁とか思い浮かべるのではないでしょうか。

ドイツはね、多分何もこの時期ないんだけど、ユリ君の頭は大忙し。なぜかって、ブラックフライデーが来るから。

確かに日本でもアマゾンがしてますよね、ブラックフライデー。って今調べたら、そかアマゾンはサイバーマンデーか!!

これらの単語わかります?

ブラックマンデーはアメリカ発祥で、サンクスギビングの次の日である金曜に小売店がクリスマスに向けて大安売りをする日なんですね。それで多くの小売業者がこのが最大の売り上げを出し、黒字になることからブラックフライデーという名前に。サイバーマンデーはもっと最近で、ネットで販売をしているアマゾンなどが安売りをする日。それが月曜日なのでサイバーマンデー。

このブラックフライデーが過去7-8年でヨーロッパじゅうに浸透してるんですよね。もちろんヨーロッパは11月の終わりにサンクスギビングという祝日はないので。ドイツでも近くのモールにその広告が出てました。アマゾンなんてサイバーマンデー1週間前セールを始めている始末。

ネットでいろいろなものを買うユリ君がそんな日を見逃すわけがない。最近何かがあると、「あ、忘れないように書いておこう。」ということが多くて最初は週末に行く食料品のリストかなって思っていたら、このサイバーマンデーでチェックするリストでした。今、読んでみようと思ったのですがドイツ語だし、なかなか個性的な字で解読不能。けれど、また小包の嵐の日々が始まるのかなー。

皆さんも今月末は買い物三昧ですか?

こんなにもコロコロと

海の近くに染んでいるからなのでしょうか。天気の変わり方が目まぐるしいなって、思いながら今日の1日を過ごしています。そうそう、ドイツの冬を過ごすのはこれで2回目なのですが、この町に引っ越してきてからは初めての冬なんですね。前の町はもう少し内陸にあり、35kmほど離れていたのでそれだけでも気候は違うよう。

今日は運動もかねて家から片道20分のスーパーに買い物に。「あー。晩秋だなって。」って思う風の寒さ。日本の人のブログやインスタグラムを見ていると今ちょうど紅葉がきれいな時期のようで。ドイツはね、紅葉は地面で見る感じになってます。そう、紅葉した葉っぱは木から落ちて裸木ばっかり。黄色や赤い絨毯が敷かれたようでその姿もいいのですが数日もすれば消えていくんだろうなと思うとね。

片道が20分もあるので落ち葉や他人の家をちらっとのぞき見しつつ足を進めました。ウィンドブレーカーを着ていたので寒さには困らなかったのですが、グレーの空はね何となく心も灰色にしちゃいますよね。

買い物は多くはなかったので15分ほどで終了。さて家に帰ろうかなって思ってびっくり。真っ青な空と晩秋の太陽の光が降り注いでいるではなりませんか。たった15分の間で、いったい何がでしょ。だって、スーパーに入る直前の空はグレーの雲だらけで青空の予感なんて一つもなかったのに。

けど自分はなんて短銃んだろうと思うのが、太陽の光を浴びながら歩いていると心もうきうきしてくるんですよね。「あー。太陽の光はなんて気持ちがいいんだろう。」って。深呼吸して、ちょっと橋の上から景色を眺めたりね。本当にこれで気持ちが変わる僕の単純さが、ばかだなと思ったり、かわいいなと思ったり。

けど、太陽が出るとなんで好きなんだろうって考えてみたんです。もちろん、明るいっているのはありますよね。証明としての明るさと、あとは温度としての温かさも。あとね、これはどうなんだろう写真家としての職業のためなのか、太陽が出ると景色が浮き上がってくるんですよね。ほら、曇りだと雲が光を散らすから影ができにくい、または薄いんですよね。反対に太陽の光は陰と陽をはっきりとさせる。なので、見ている世界にその陰陽がはっきりと出て3D感が半端なくなるから好きなのかもなって。ルンルン気分で家路を帰ってきました。

ってこのブログを書いている外はもう灰色の雲でいっぱい。本当に天気が目まぐるしく変わる町だなって思ってます。