真夜中のケーキ

今、いつも働いている重せのクリスマスパーティーが終わって帰ってきたところです。正午過ぎにでかけて準備や買出しをしたり忙しく過ごしてパーティースタート。

何か催しをして欲しいということだったのでゲームも考えて、その準備も。

まず一つ目のゲームは緑のA4紙を背中側で両手で持ち、紙をちぎりながら感覚だけを頼りにクリスマスツリーの形をを作るというもの。それにシールやペンでデコレーションして、店のオーナーがベスト5を決めるというもの。この5人に選ばれると次のゲームの優先権が与えられます。

次のゲームは床に並べられてプラスチックの蓋に描かれた魚や海の生物。(僕とパーティーに遊びに来ていた子供と二人で描きました。)絵の先にはクリッツがフックになって釣竿上になったもので一つ釣り上げるというもの。この魚の裏には封筒が入っていてその中にはいろいろな金額の現金が入っているというもの。

これがかなりの盛り上がりを見せて良かったです。

さて、あと一つ僕がパーティーのためにしたことが。それがケーキ作り。

金曜の夜に仕事が終わったのが夜の7時。それからケーキの材料を買いに出かけて家にたどり着いたのが8時45分。夕飯を食べたり、ユリアンとスカイプをしてケーキ作りスタート。

最初は校長に行っていたのですが、突然に泡立て器が真っ二つに割れてしまい、、、。幸運にも混ぜる部分は形が残ったので金目の部分の上部をしっかり握りしめての作業。ただ、ちょっとプラスチックの尖った部分があったらしく、気がつくと出血してました、、、、。

その後チョコレートファッジソースを作り、スポンジを焼くことに。スポンジは3段。ただ、問題が。僕のオーブンにスポンジが3枚納まらな位、、、。結局、2枚を焼いて、最後の1枚を別に焼くことに。少し冷めたスポンジに先ほどのソースをかけて冷ますことに。

 

このスポンジを焼く間にもかなりウトウトしてしかも意識が遠のいて夢の世界に入り込むことが数度ありここでまず終了。

それから歯を磨いてベッドに入ったのは午前2時。

朝は8時に起きて、ケーキ作りと構築と、クリームチーズのフロスティングを作って出来上がり。

 

このケーキ、出来上がりがものすごく可愛いですよね。真夜中のケーキ作りは、疲れている時はお勧めしません。集中力が散漫になりすぎて、時に何をしてるかわからなくなっちゃうから。(笑)

 

けど、パーティーではみんな”美味しい!!”と言って食べてくれたので、頑張った甲斐があったかな。

忙しく、疲れたそんな日だからこそ

今日はイギリスものすごく寒かったです。マイナスの予報で、明日もまた今日以上に冷えるとのこと。イギリスはクリスマスまで1ヶ月を切って冬本番となっています。吐く息がものすごく白くて、まるで白い炎を吐いている怪獣のよう。

結構長く滞在していたユリ君は今日の朝、ドイツに帰ってしまいました。しばしの別れです。今まで当たり前に家に帰ればそこにいた人間がいないというのは虚しさが感じられますね。こうやって、人間って相手の大切さや、愛情を深めていくんだろうなって身をもって感じています。

そんな誰も”おかえり”を言ってくれない家に帰り着いたのが午後の9時40分。

仕事に朝出かけたのが午前8時前だったので、今日は長丁場の1日でした。

足も立ち仕事で辛いし、体も睡眠を欲している。このままベッドにって思ったんですが。そこを我慢して、したことが。

何度と思います?

美味しい夕飯を自分のために作ってあげるということ。

今まで帰ればユリ君の美味しいご飯が待っていましたが、今日からは誰も作って待ってくれる人はいない。”じゃ、簡単に済ませてしまおう。”って思いたいんですが、丸一日一生懸命に働いて疲れたそんな自分にちゃんとした美味しいご飯を作ってあげないのは失礼だな。そう思って、作りました。冷蔵庫にあった材料で作ったオリジナルのレシピ。

 

全粒粉のスパゲティーを茹で、クリームソースにローズメリーを入れて香り付け。この香りが疲れた体を癒してくれます。そこにシーフードを入れて出来上がり。

疲れて眠ることも大事だけど、ちゃんとした食事を疲れて体にとらせて、そこから休養をとる方が僕には合っているし、ベッドに入った時に幸せ感が倍増する気がします。

寒くなるこの季節、みなさんちゃんと食べて元気に過ごしてくださいね。

日曜の夜は

今食べ過ぎで、ちょっと気分が悪い感じ、、、、。ユリくんがお得意の生地から作るピザを作ってくれて、それを二枚二人で食べて、サラダも食べたらどうやらリミットを越えてだべすぎたようです。腹八分目なのにね、、、、。反省中です。

さて、今日がユリくんと丸一日を一緒に過ごせる最終日。明日は僕が仕事なので夜までは会えないんです。そして、最後の夜だからちょっと二人でお出かけも。なので、家でのご飯も今日が最後。そうなると少し寂しい気が。

これが遠距離恋愛の辛いところですよね。特に今回は一緒に過ごす時間が長かったので、二人の時間が当たり前だったのもあってユリくんが火曜日に僕が仕事から帰った時にはこの家にはいないんだと思うとちょっと不思議な感じです。

さて、今回もユリ君のお手製の大きなピザが美味しく焼けましたよ。

 

今回のはベースがいつもにもまして薄くてカリカリで美味しいこと。だからってこれを二人で二枚は多かった、、、。実は三枚作っていたのですが、最後の一枚は焼かずにユリ君の明日の昼ご飯へとまわすことに。

 

ユリ君はヨーロピアンらしくピザもナイフとフォークで食べる派。僕はそこのところはアメリカンで、手で食べることの方が多いんですよね。ただ、このピザはベースが薄く具沢山なのでユリ君の真似してナイフとフォークで食べました。

僕はにもしていないかというとそうでもないんですよね。中華風味のドレッシングを作り、レタス、トマト、セロリ、ピーマン、人参の入ったサラダにかけて出来上がり。ユリ君がホームメイドのクルトンを作ってくれて、これがまた美味しかったこと。

家で一緒に食べるご飯は僕は、外で食べにいくよりも好きなんですよね。幸せ感が家にいた方が多い気がするのは僕だけでしょうか?

巨大カタツムリ的夕飯

金曜日。もう、嬉しすぎる日ですよね。朝から仕事場でのテンションも上がり気味で、昼過ぎには週末気分で一直線。なので、金曜の労働はそこまで苦にならないんですよね。

仕事が終わって、僕の働いているショップではなくて、同じ経営者が運営しているレストランが近くにあって、そこの従業員の子が最後の日だったので仕事終わりにサヨナラを言いに。そこでいろいろと話していたら電車の時間かなりギリギリに。

”家ではユリ君が夕飯を作って待ってくれている。頑張って帰らなきゃ!!”

その想いで、レストランから地下鉄の駅までダッシュ。ただ、ほんの数十秒の差で地下鉄が出てしまい、次のはその2分後。この時19時22分。それから2分後に着いた地下鉄に乗って僕の駅に着いたのが19時30分。

僕の電車の出発時刻が19時34分なので残り4分。そこから階段を駆け上がって地上に猛ダッシュで出て、400mほどの距離を全力疾走。頑張った甲斐あって間に合いました。

僕の性格上、間にあえるギリギリかなら賭けに出るタイプなんです。それで間に合って、”やればできるよね。”って思えるのが好きなんですよねー。

それでいつも通りの時間に家に到着。すると待っていたのはこれ。

 

貝殻というか、カタツムリを彷彿させるようなパスタじゃないですか?”カタツムリみたいだねー”ってユリ君に行ったら、”そんなこと言わないでよ。”って言われました。このパスタ結構大きくて手のひらサイズなんですよ。

それに合わせるソースが牛肉、セロリ、ニンジンと玉ねぎをたっぷりの赤ワインで2時間煮込んだもの。ユリ君はお酒を一切飲まないのですが、料理には惜しみなく使います。なんでも、お母さんがそうしているからだそうで。

ここで問題になるのが、この巨大パスタをどのように食べるかということ。どう見ても一つのパスタを一口というわけにはいかず、、、。

ここから試行錯誤が始まりました、、、。

 

まず試したのがこれ。巨大パスタの内側に牛肉やソースを入れて頬張るやり方。これだとパスタの味が強すぎて、ソースの美味しさが感じられずおまけに、肉の食感がパスタとミスマッチでダメに。

最初の試しから、まずはキューブ状の肉をナイフで削ぐ感じで細かくして野菜のソースと絡ませ、パスタは半分に切ってそこに先ほどのソースを絡めた牛肉を入れ込む。こうするとパスタもソースも素敵なバランスに。

 

パスタを食べると僕はどうも、”よーし。思いっ切り食べよう!”ってがっついてしまうので、今回の食べ方の発見は新たにパスタの魅力に気がつかされたように思います。

いつも美味しい料理を作って待ってくれるユリくんに感謝。

ただいま、ご飯

イギリスは本当に気まぐれお天気で、30分ごとに雨、晴れ、曇りがかわるがわるやって来てどうも落ち着きません。もうこれで11回目の冬だというのに。

仕事の面では今週から新しいマネージャーになったので、時に彼女の手伝いをしながらの毎日。やっぱり、新しい職場で、しかもマネージャーとなると精神的にも大変だろうなと思うのでサポートしてあげれるところはしてあげたいなと思います。

だから、自分の仕事も時におしてしまうし、マネージャーの仕事の状態も見ているのでいつの間にか自分にも普段以上の疲れが。そんな時は帰り着くと、”もう、夕飯は作りたくない。”なんて思ってしまうのですが、、、、。

そう、今週はユリくんが家で待っていてくれるので、そんな疲れも吹っ飛んでしまいます。しかも、帰るなるにフラット中に漂う美味しい香り。ユリくんの手料理がユリくんの”おかえり”とともに出迎えてくれました。

まずは前菜。トマトと玉ねぎのシンプルなサラダ。これがトマトの甘みが酸味のあるドレッシングと合って、美味。ユリくん曰く、”美味しいトマトを選んできたから。”だそう。

 

そしてメインがものすごく美味しかった!!大きなサーモンのフィレに蜂蜜とチリを塗ってオーブン焼きしたもの。ソースはチーズとほうれん草。ガーリックトーストをお供に食べました。

 

僕、生のサーモンは好きなんですけど、焼いてあるのとかはそこまで好きではないんですよね。だけど、このサーモンは蜂蜜とチリの味わいがサーモンの味を引き立ててくれて、一気に焼きサーモンのファンになっちゃうほど。

その後は安心したのかパソコンを使うユリくんの膝の上でいつの間にか眠ってしまった僕なのでした。

オイシイ食べ物だらけ

月曜日。肌寒く、時折思い出したように雨が降るロンドンです。窓の外では鳩たちが濡れそぼった羽を少し膨らし気味で休んでいます。モノトーンのヨーロッパの冬です。

そんな時は家の中で、そして仲の良い友達と寄り集まって過ごすのが一番。

昨日ブログで書いたとおりいつもの6人が、ミニの家に集合。(失礼、6人と1匹が正しい人数。)みんな自慢の料理やデザートを持ち寄って楽しみましたよ。

正午に集まって家に帰ろうと重い腰をあげたのが午後の8時。8時間も何をしたんだというと、何もしてないんです。昼ご飯を食べ、デザートを食べ、ソファーに座って誰かが何かの話を始めて、それに対して思い思いが色々な話をする。その繰り返し。

僕、最近思うんですけどこの6人、全然似てないんですよね。確かにこの人とこの人はこんな所の性質が似てるなっていうのはあるけど、基本的には6人がバラバラな性質を持っていて。だから似たもの同士の綺麗なハーモニーというよりかは、不協和音がいいコンビネーションで素敵なメロディーを奏でていると言ったが一番ぴったりだなって思います。

だから、途中でバラバラなことを喋っていても、突然に今までの話の筋と関係ないことを言っても何も驚かれることなく、そのことが今までの話とともに流れていくということが起きるんだなって思います。

大事な仲間に囲まれて過ごす寒い冬の日は特別です。

さて、ここからはみんなの力作料理のご紹介。

 

 

 

上からマーロンとミニ作のパッタイ。これ、コリアンダーがよく来てて美味しかった!!帰る時に余っていたので持って帰って来ればよかったなって今、後悔。二番目はユリくんのパスタサラダ。可愛くキャベツの葉に包まれています。そして最後はこれもミニとマーロンのカレー。これもまた絶品。この二人の最近の料理の腕前がものすごく上がっていてびっくりさせられます。

そしてデザート。

 

Kちゃんの最近のお気に入りのケーキ。中にはクランベリーなどドライフルーツとココナッツがたっぷり。上のクリームとの相性が良かったですよ。シンプルだけど、クリームのデコレーションが素敵ですよね。

これはA君のブラウニー。中にはホワイトチョコレートが。ブラウニー、僕大好きなんですよね。これも、中がしっとりとして甘さ加減もパーフェクト。

 

そしてマーロン君が作ったベノフィーパイ。キャラメルソース、クリームとバナナの天国行きのようなコンビネーションが素敵。しかもパイもしっかりと焼けていて、プロ級。

ね。こんなに素敵なデザート。もう、夕飯はいらないくらい食べました。素敵な仲間とおいしい食事。これ以外、何もいらないなって思えたそんな日曜日でした。

みんな全員集合!!

昨日は晴れていたロンドン。晩秋の雰囲気がとても美しい1日でした。ただ、夜遅くから雨が降り出して、屋根を強く叩く音が。いつもならば心地よい雨音も昨日のは強すぎて何となく心をザワザワとさせるそんな雨でした。もしかしたら自分の気持ちに波が立っているのかもしれませんが。

そして朝を迎えた日曜はいつもの暗いグレーの空。

朝8時前に起きてキッチンに立つ僕。

実は今日はいつもの6人が集合してパーティーを開催するのでそれに持っていく料理の準備をするためなんです。

いつもの6人。よくブログを読んでくださる皆さんならわかりますよね。ミニ、マーロン、A君、Kちゃん、ユリくんと僕の6人。

ちょうどユリくんがドイツからロンドンに来ているのでみんな御飯を持ち寄って集まろう!ということで今日のパーティーが。

僕は自分の料理は終わったのですが、ユリくんは今頑張って作っているところです。

 

僕は今回2作品。本当は豚の角煮だけだったんだけど、思っていたより量が少なくて、、、。

 

もう一つは、人参、レーズン、ヘーゼルナッツをふんだんに入れてオレンジとシナモンの香りが素敵なキャロットケーキ。クリスマスらしい缶に入れて持っていきます。

 

そしてユリ君はミニパスタのサラダ。ドレッシングはペストをベースにマスタードや蜂蜜を入れたもの。具沢山なサラダです。

 

ティラミスのケーキは素敵な味

先週の忙しい仕事の日々から、今週は緩やかな週になってます。月曜から水曜日まで休みで木、金が仕事。先週の写真の編集も仕事を終わらせてユッタリとした時間を過ごしています。

そんな昨日は僕の友達Aちゃんの誕生日。この前あった時に、”誕生日はどうするの?”って聞いたら、”会社が誕生日に休みをくれるんだけど、付き合っている彼とは平日で仕事だから夕方はディナーに行くけど、それまでは本でも読んで過ごすかなー。”って言っていたので僕の家にご招待。

誕生日ならケーキを用意しようと、今回挑戦したのはティラミスのケーキ版。

まずは先に完成の絵。

ね、ティラミスとはちょっと違った感じでしょ?

スポンジケーキを焼いて、これを3段に切ります。

マスカポーネチーズと砂糖を混ぜ、そこに生クリームをいれれデザートワインもここに入れクリームは出来上がり。

あとは濃いめに入れたコーヒーを用意。

それと飾りのチョコレートはおろし器や野菜のピーラーで細かくなりますよ

組み立てはこれもまた簡単。まずは3枚になったスポンジの1枚をさらに敷いて、コーヒー3分の1をスポンジに浸してその上に3分の1弱のクリームを乗せてチョコレートを振りかける。そして、それをリピートすると出来上がり。

 

ね。これ美味しそうでしょ。もう、凄い美味しさですよ。

勿論、アルコール抜きでも美味しく食べられます。

走り終わったご褒美

今日は掛かり付けの歯医者さんで歯科衛生士さんに歯を綺麗に。あれ、水圧なのか振動なのか分らないのですがかなりの力で時に痛みを伴いながら、”この痛みは歯が綺麗になるため。”と念じながら終了。うがいをしたら血が。けど、これも悪い血だから流してスッキリ。その後、フロスのやり方、そのやり方の素晴らしさに感動して帰宅。

人間の歯茎って結構、深くフロステープが入るんですね。自分の体ながら、鏡でみて”おー。こんなになっているんだね。”って驚きの今回の歯医者さんへの訪問でした。

その後、友達が遊びに来て一緒にランニングへ。雨が降る時は基本的には走らないのですが、友達がランニングセットを持参して来てくれたので、雨が少しおさまった所でランニングへ。途中までは良かったのだけど、途中から小雨が。

温まった体に小雨が実は気持ちいい事に感動。大降りでない限り、雨の中を走るのもいいものですね。

シャワーを浴びて、夕飯作り。

特に何を作るかは考えていなかったので、冷蔵庫を見て考える僕。その中で出来た料理がこれ。

tues dinner (1 of 1)

左側のは茹でたほうれん草、ビートルート、ザクロとココナッツ風味の鶏肉のサラダ。中央奥はシンプルに、茹でたジャガイモとブロッコリーをバターと塩で味つけたもの。右下はほうれん草のパスタをミニトマト、オリーブ、ケーパーを混ぜ入れてのパスタサラダ。

運動のあと空腹のお腹にピッタリなヘルシーな食事となりました。最近はあまり味を付けずに野菜の味を楽しむのにハマっている僕です。

好き嫌いな子ども

そういえばドイツのユリ君の実家を訪ねている時にお母さんが、”ユリは、好き嫌いが多いからねー。と言う事をいっていて。その時は、”そうかな?”何て思っていたのですが、、。

どうやら、本当の様です。

ユリアン、ご飯を本当に綺麗に食べるんですよね。日本人ってお米の一粒も残さずに食べましょうという精神が強いでしょ?僕も出された物はちゃんと残さず食べるを突き通しているのですが、時に小さな野菜片とかが残っている事も。そんな小さなものも含めて、綺麗にお皿から無くしてしまえるのがユリの食べ方。

そんな子がまさか、好き嫌い王だったとは、、、、。

事件は今回、ユリアンが僕の家にいる時に起きました。

せっかくユリアンがいるんだから料理に腕をふるおうとレシピ本を見てメニューを決め買い出しに。

イタリアンでまとめて、牛肉を黒オリーブ、ケーパー、アンチョビのソースで焼いたもの。そして,次の日はほうれん草入りのカーリーパスタを茹でほうれん草とゴルゴンゾーラチーズで和えた物に決定。ユリアンが来る前に買い物も終えて準備万端。

そして夕飯となり、”今日は何が夕飯?”と聞くユリ君に牛肉のメニューを伝えると眉間に皺が。オーリーブは駄目なんだよね。あと、アンチョビとケーパーは好きじゃないかも。

”それなら、パスタがあるよ。”と提案すると、”ゴルゴンゾーラが好きじゃないの、、、。”(あんなにチーズが好きなユリが、まさかゴルゴンゾーラが駄目だとは、、、、。)

じゃ、冷蔵庫の中にある物で何かを作ろうと考えた僕。材料を冷蔵庫から出そうとしたその時に。”あー。あと、あれなんだっけ。一つ嫌いな野菜がある、、、、。うーん。茄子。’

勿論、僕の手元にあるのは茄子、、、、。

話を聞くと、今は野菜を結構取るユリアン。昔は偏食で野菜も数種類しか食べてなかったのだとか。そして,”最近はズッキーニを食べれる様になった。”とのこと。

これを聞き逃す僕ではありません。”じゃ、茄子を好きになるおいしい料理、作ってあげると。”と半ば強制的に茄子を使う事に。途中途中で、”茄子アレルギーなんだ。”と言ってくるユリアンを無視して夕飯が完成。

dinner (1 of 1)

左はユリアンが茄子の1品が食べれなあった時のために、牛肉の薄切り肉をオリーブオイル、醤油、ニンニクでマリネしてパクチョイと炒めたもの。そして右側は、大豆で出来たミンチ肉(最近僕の流行なんです)をほうれん草と茄子で混ぜ合わせ、インドカレーペースト、醤油、をいれて味を見てコーンフラワーでトロミをつけた僕の創作レシピ。

ユリアン、おずおずと食べて、、、、。”食べれない事は無い。”との感想。

これから少しずつ彼の好き嫌いの深さを知っていくのかなー?