科学博物館 in London

昼ごはんを食べて、ロンドン中心街まで出かけてきました。

前のブログ記事でも書いたように最初の目的地はScience Museum。自然史博物館の隣にあるこの施設。前を何度か通ったことはあったのですが中に足を踏み入れるのは初めて。

イギリスの美術館や博物館、国が管理しているのものは入場無料が多いんですよね。特別展示だけ見たければ別料金を払うシステムなので、ものすごく良心的。ミイラのいる大英博物館も、ターナーの絵画があるテートブリテンもこの中に入るので無料なんですよ。

ただここの博物館入り口を入るとチケットオフィスのようなカウンターが。そしてその脇を通ってしか入れないようになっていました。カウンターの前には”寄付金は5ポンドほどを。”との表示が。カウンターの横を入ろうとすると、”寄付金しますか?”と言われ、”後で考えます。”って通過しました。これはなかなかのやり手ですよね。たぶんたくさんの観光客の人がここで寄付金を払っているんだろうなっていうのが想像つきます。

 

展示物はいろいろなセクションがあり、入ってすぐは蒸気機関の展示が。イギリスが誇る産業革命の大きな鍵を握る蒸気機関。かなりの大きな展示物が多くて圧巻されますよ。

その他にも自動車や飛行機などの輸送部門だったり、スペースシャトルなどの宇宙部門などが。

 

他にもニューエネルギーをみんなに知ってもらうためにゲームを取り入れて教えてくれるセクションもあり。ダンスダンスレボリューションもどきのだとか、エネルギー大臣に任命されて架空の国の電力をちゃんと供給するゲームだとかがありました。いろいろなものにチャレンジしたのですが、タッチスクリーンが壊れていたり、センサーが作動しなかったりとこのゲームコーナーは満足度は低めでした。

体を動かして雨や雷を作るゲーム。”手を叩いて雷を木に落としてー。”っていうので手を叩くけど落ちず。ものすごく思いっきり叩いてやっと落ちました。

 

展示されている建物が広く、一つ一つのディスプレーも余裕を持って配置されていて人混みをそこまで気にせずにスイスイと見て回れました。これは多分、午後2時に着いたのが良かったみたい。ちょうど入る頃に小学生の集団が続々と帰って行っていましたから。

あと科学などに興味がなくてもデザイン的にも素敵な博物館なのでオススメします。

ただいま、ご飯

イギリスは本当に気まぐれお天気で、30分ごとに雨、晴れ、曇りがかわるがわるやって来てどうも落ち着きません。もうこれで11回目の冬だというのに。

仕事の面では今週から新しいマネージャーになったので、時に彼女の手伝いをしながらの毎日。やっぱり、新しい職場で、しかもマネージャーとなると精神的にも大変だろうなと思うのでサポートしてあげれるところはしてあげたいなと思います。

だから、自分の仕事も時におしてしまうし、マネージャーの仕事の状態も見ているのでいつの間にか自分にも普段以上の疲れが。そんな時は帰り着くと、”もう、夕飯は作りたくない。”なんて思ってしまうのですが、、、、。

そう、今週はユリくんが家で待っていてくれるので、そんな疲れも吹っ飛んでしまいます。しかも、帰るなるにフラット中に漂う美味しい香り。ユリくんの手料理がユリくんの”おかえり”とともに出迎えてくれました。

まずは前菜。トマトと玉ねぎのシンプルなサラダ。これがトマトの甘みが酸味のあるドレッシングと合って、美味。ユリくん曰く、”美味しいトマトを選んできたから。”だそう。

 

そしてメインがものすごく美味しかった!!大きなサーモンのフィレに蜂蜜とチリを塗ってオーブン焼きしたもの。ソースはチーズとほうれん草。ガーリックトーストをお供に食べました。

 

僕、生のサーモンは好きなんですけど、焼いてあるのとかはそこまで好きではないんですよね。だけど、このサーモンは蜂蜜とチリの味わいがサーモンの味を引き立ててくれて、一気に焼きサーモンのファンになっちゃうほど。

その後は安心したのかパソコンを使うユリくんの膝の上でいつの間にか眠ってしまった僕なのでした。

お互いを理解すること

もうすぐ朝の7時を迎えるロンドン。ただ、東の空はまだ青みがかっていてどうにかその青が黄色と緑の間のような色合いに変わってきて朝日が昇ろうかとしているところです。ただ、その緑色の部分はほんの少しで、あとは重いグレーの雲が周りを囲んでいるので今日も灰色の日となりそうですが、、、。

けど、こんな灰色の日が多い冬だから、突然に暖かくなって緑が萌える頃はその彩の多さに心奪われるのですけれどね。それを楽しみに今からくる長い冬を過ごすことにします。

さて。ユリくんが休暇でロンドン来て結構経ちますが、生活を共にするといろいろな事がわかりますよね。”ここは、似てるな。”とか、”へー、こんなふうに物事を考えるんだな。”とか。

どのカップルもそうでしょうが、価値観が全く同じで全てが完璧っていうことってないですよね。

大切なのは歩み寄りと、どうしてこの人はこのように物事を、または行動をするのかという想像。もちろん、自分の意思が100パーセント叶ってしまうのが一番楽で、幸せだけど、逆にそれは自分のパートナーに無理をさせているということだから、僕が20パーセント歩み寄って、ユリくんが20パーセント歩み寄る。その二人が心地よい感覚で手をつないで長い道を歩けたらなって思います。

時には小さな衝突があったり、お互いにふてくされたりすることもあるけれど、そんなことがあって仲直りするたびにお互いのことをもっとわかり、絆も強くなってきているなって時間しているのも事実です。

性格的に派手な喧嘩や、争いごとが嫌いな僕たち。だから、とても穏やかな二人での生活。それがとても心地いいのも事実で、彼と生活していると健康的なスケジュールで1日を過ごしているなって思います。だって、昨日なんて夜の10時半にはベッドで眠っていたんですから。

ゲストさん、いらっしゃーい。

寒い日が続いています。イギリスも冬本番で、セーターを着込んだり、マフラーを巻いたりして温かさを保っているところです。

そんな厚着をして困るのがイギリスの地下鉄。クーラーや暖房がない車両が多くて、夏は暑くても元々薄着だからどうにかなるのですが、、、。冬は寒さから暑さへの転換が激しくて、しかも厚着で、車内が混んでいれば脱ぐのも難しく、ミニサウナ状態を耐えなくてはいけないんですよね。これが僕は苦手でなるべく歩くようにしています。

さて、そんな寒い日にゲストが。

ドイツからユリ君が遊びに来ました。ちょうど来月から新しい仕事を始めるので、今が有給休暇の消化期間。だから、今月末までの長い滞在です。だからと言って特に何かをするというわけでもないのですが、、、。

この季節は一人で家に帰るのが何となく寂しいので、家の灯りがともっていて誰かが待っていてくれるというのは嬉しいもですよね。あと、ユリくんは体温が高いので湯たんぽ代わりになるのはこの季節ありがたい。(笑)

日本も寒さを増してきているようですので、風邪などひかないように気をつけてくださいね。

 

出揃ったクリスマスのCMたち

朝すてきに晴れていた思ったら昼過ぎから豪雨。その後は一気に晴れ上がるという、不思議なお天気のロンドン。夜にはすてきな月が浮かんでいたんですが、今はまた小雨がパラついています。

さて、数日前にイギリスの大手デパートであるJohn LewisのクリスマスCMを紹介しましたよね。最近はどこのお店もクリスマスCMに力を入れていて、それをチェックするのがこの時期の僕の楽しみにもなっていたりするんですよね。

 

 

今回は僕がオススメなものを何本かご紹介します。

2014年に第1次世界大戦のクリスマスの時を描いて、イギリス中を感動の嵐に巻き起こした大手スーパーのSainsbury’sは今年は家族で過ごすクリスマスを強調したミュージカル風です。歌詞とお話の内容がリンクしているので聞きながら、見ながら楽しめます。

 

続いてははオンラインショップのLittlewoods。クリスマスって、自分の欲しいものをもらえることが多いでしょ?その喜びを表したもので、通りの角を曲がった瞬間にイギリス人らしさが溢れて、可愛いなって思います。

 

Tescoはお金をあまりかけずに、イギリス人のあるある感を使ってうまく演出。イギリスではよく、”いや、いや、もうクリスマスの曲って早すぎでしょ!!”、”クリスマスの飾り付けがもう売ってるんだけど、、、、。”なんて早めのクリスマス商戦を非難する感じがあるんですよね。そこをうまく逆手にとって作ってあるのがいいなって思います。

https://www.youtube.com/watch?v=37BWlK4VHRo

 

そして最後はM&S。ここはTescoとは違ってお金かかってます。そしてかっこいい。たぶん僕が思うにはヒラリーがアメリカ大統領になる前提があって作られているんじゃないかなって思うのは僕だけでしょうか?サンタ夫人のかっこよさに一目惚れです。

皆さんはどのCMが好きでしたか?

 

 

 

 

まだ、こんな時間なのか、、、。

穏やかな土曜日の夜。窓の外は墨汁を撒き散らしたかのような暗さ。しかも肌寒いので、こんな季節に冬眠を始める熊の気持ちがイギリスに住んでいるとよくわかります。

今日は特に何もせず、ほんとんどを家の中で過ごすという、よく言えばリラックスしている1日、悪く言えばダラダラした1日となりました。

最近、どうも体が夜の時間とあってないように思うんです。

 

イギリスは夏時間を採用していて、10月の第4週の日曜日に夏時間を終えて元に戻ります。この時間は日曜日の午後2時に変わって、この日は1時間余分になるので、1日が25時間になるんです。

この日一番感じるのが午後に暗くなる時間が一気に早くなって、”えー。もう夕暮れ?まだ5時だよ!!”という状態に陥るんです。

多分その1時間の時差に僕の体はまだ慣れていないようで、特に家で1日を過ごしている時は、”今何時だろ?かなり暗いから午後7時過ぎかな?”って時計をみるとまだ午後5時半。

”あれ、夕飯を食べようって感じなのに、、、。5時半は早すぎるよなー。”って思って我慢する。または、”夜も更けてきたな。寝なきゃ。”って時計をみると午後9時。”あれ、もう少し起きてよ。”って思って色々としていると今度は午前0時過ぎに。

なかなかうまくタイミングがつかめない僕。だからここ数日は9時でも10時でも眠るようにしています。

ちなみに今日の日の入りは午後4時13分でした。あと6週間は日照時間が短くなるという恐ろしさ。早くこの暗さに慣れなきゃなー。

いやいや、わかっていたよね?

腰の調子も悪くなく、どうにか2日間の仕事を終えて、今日はホッとできる小休憩の日。寒いけれども、温かなお茶で穏やかな朝を始めています。今日のお茶はユリ君の住んでいる街で有名な紅茶を飲んでいます。寒い季節の紅茶って、どうしてこんなにいいんでしょうね。

昨日の帰り道はちょっと、困りました。電車のダイヤが乱れて。というか、ちゃんと電車会社内でのコミュニケーション能力が上手くいっていないんじゃないかなってぐらいの、お粗末な対応。

ちょっと、愚痴っていいですか?僕が乗る電車は午後7時34分。昨日駅に着いたのが7時16分。この間には7時24分の電車があって、これは僕の街にある2つの駅の大きいほう着くのですが、ここで降りると普段使う駅より運賃が高いんですよね。あと、徒歩でもっと時間がかかることもあるので、乗らないんですが。

7時24分、乗ろうと思えば乗れる電車が定刻通り出発。そして時刻は7時30分。あと4分で僕の電車が出るという時になってもプラットフォームの番号がまだ出ず、、、。(ロンドンのこの駅が始発駅なんです。)すると突然、”遅れ”の提示が、、、。そして2分後、”キャンセル”表示。

”いやいや、出発2分前に突然のキャンセル?もっと前にわかっていたよねー。そしたら24分に乗れたのに。”って心の中で毒づいてしまいました。

腰が痛い時に同じ姿勢で立っているのって、辛いんですよね。次の電車は7時54分。この時点で30分ほど直立で、痛み始める腰。”10時間の立ち仕事の後の、この仕打ちはないよね、、、。”と思いながら電光掲示板をじーっと眺める僕。

”ミニが一緒にいるといいのになー。”(ミニちゃんも、この電車を使って通勤しているので。)と思っていると、突然にプラットフォーム番号を伝えるアナウンスが。動く人の波。その波に乗って行こうとしたら、目の前を見覚えのある後ろ姿が。なんとミニちゃん。

不幸中の幸いってこれだな。って思いました。

結局、この電車いつもは8両編成なのに4両で、しかもキャンセル待ちの人もいたので超満員。もちろん、立っていなきゃいけなかったのですが、ミニと僕の駅に着くまでいろいろなことを話せて、僕のイライラや、ムカムカも影を潜めました。

イギリスの電車事情はいつもこんな風に突然のキャンセル、遅れがあって慣れているのはずだけど、自分の調子が悪いときや、仕事終わりに遭遇すると”なぜなんだー!!”って叫びたくなってしまいます。

年をとるということの恐怖

1週間ぶりの仕事復帰が明日。今日整体にも行って、小走りもできるくらいに回復しています。Facebookやメッセージで励ましてもらったり、具体的な対処法を教えてもらったりと、ミニやマーロンだけでなく、ネットを通した向こう側にも心配してくれる仲間がいるんだなって、思えた今回の腰痛事件。(何事も、ポジティブにとっていないとやってられないですもんね。)

さて、それともう一つ学んだことが。

”体の自由がきかなくなるなる恐怖心。”

これはかなりのショックでしたね。まさかある日を境に自分の体が昨日と全く違った状況に陥り、自分でもどうしていいのか、何をしたらいいか分からないという恐怖。

まずは、痛み。痛みがひどい時は右に動くことも、左に動くこともできない。ただひたすら停止状態。頭だけが妙に冴えて、よしじゃ少しだけ右足を一歩踏み出そう。”それ!”って指令を出しているのに、体が反応してくれない。それを少し無理すると、電気ショックのような痛みに襲われて、弱々しく地面にしゃがみ込むしかないそんな状態。

次は姿勢。まっすぐ姿勢良く歩きたいのに、猿人のように前のめりで見た目がカッコ良く歩けない辛さ、、、。

そして歩くスピード。いつもはスイスイと歩いているので、なおさら辛くて。一番ひどい時は本当に杖をついているおじいさんと同じスピードで。道行く人に、”こんな若いのに、どうしたんだろう?”って奇異の目で見られていたのは間違いないかと。

そんな中で思ったことが、年齢を重ねて自分自身がこの状態で一生を過ごさなきゃいけなくなったらどうしよう。という恐怖。

自分の体なのに言うことをきかない、思うような行動が取れない。それって怖いなーって。(けど、年を重ねるとそれとともに自分の能力や限界の許容範囲が理解できて、それなりに折り合いがつけられるものなのかもしれませんね、)

そんなことを整体の先生に話したら、”そうならないためにも、今からの基礎作りが大事だよね。”って言われて納得した自分。

ローマは1日にして成らず。日々の努力が大事なんですね。

皆さんもちゃんと身体動かしてます?

明日は、上手く働けるかな、、、。無理しない程度で頑張ります。

塔の上のラプンツェル状態

火曜日に腰を痛めて、今が日曜日の夜。5日間、腰痛とともに生活をしているのですが、まるでラプンツェル。

ラプンツェル、ってみなさん知っていますか?ディズニーで5−6年前にアニメ化されたから知っている人も多いでしょうね。長い髪をしたラプンツェルは高い塔の上に閉じ込められているんですよね。そこから出られないでいるお姫様。

腰を悪くして、どうにか頑張って家に帰ってきたのが水曜日。

僕の家って、玄関が3階にあるけど、4階が居住空間。そしてリビング/キッチンはベッドルームからは数段階段を上ったところにあるので、山のような登り降りが。

こんな腰痛持ちの時は歩くのでも大変なのに、段差は死のステップ。整体師さんからも”なるべく動きなさい。”と言われているので一段一段を登ったり、降りたり。ベッドルームとリビングの階段は6段なので大変でもないのですが、、、。1階に到底降りれない、、、、。あと、僕の家ヒーターのスイッチが玄関からの長い階段の途中のわりと高い位置にあるので寒いけど暖房がつけられない、、、。

寒さ対策はお風呂に入って体を温めるということで乗り切り、下界に降りるのは本当に必要な時だけと決め、水曜と木曜日はひたすら家で引きこもっていました。

現実と遮断され、しかも老人のようなスピードでの生活。時に体は痛むしで、孤独感が半端なかったですね。世の中と何らかの繋がりがあるというのは本当に大事なことなんだなと学びました。

この世離れ、金曜日には整体の先生を訪ねることがあり、一度解けたのですが、それからはまた日曜の夜まで外に出ていません。明日はまた整体に行くので外に出てゆっくりとしたスピードでのお出かけです。

けどね、かなりまっすぐ背がなってきているし、痛みも少ないので後1日の休養で復活できそうです。

皆さんも体と、精神は元気が一番なので自分を大切にしてあげてくださいね。

歩行困難な最近のTak

ブログの更新が少しの間空いてしまいました、、、、。実は体調を壊して、やっとブログを書く余裕が生まれたんですよね。

一体どうしたかというと、腰痛。ぎっくり腰なのかなー。もうね、痛すぎて歩くのも2歩が精一杯っていう状態の日もあって、、、。けど、今は普段の60%くらいにまで回復してます。

始まりは何でもなかったんですよ。仕事中に前日と変わらない仕事の準備をしていると、腰に違和感が。”ちょっと痛いな。”って感じで、その日は仕事をして。仕事仲間の子が腰用のコルセットを持っていたのでそれを借りて、あと1時間で帰ろうと思ってレジを閉めていたら、”あれ、ちょっとおかしい。歩くのが辛いかも、、、。”

地下鉄と電車を乗り継いで30分、それから徒歩で15分の道のり。ちょっと一人で帰れる自信がない。

ミニに電話して、”ちょっと腰の調子がおかしいから一緒に帰ってくれるかな?”との突然の電話に、もう少しで電車に乗るところをわざわざ引き返してきてくれました。

どうにかお店を閉めて、外に出ると、、、。あれ、3歩進むと突然に腰に物凄い痛みが、、、。力弱くうずくまるしかない、そんな状態。5m歩くのに5分みたいなペースで。それを見かねたミニが、”緊急病院に行く?どうする?だけど、この状態ならそこまでの緊急性がないから2−3時間待たされるだけかもよ。”

そうなんです。イギリスは(日本もそうかもしれないけど)緊急病院は早く行った順番ではなくて、どれくらい状態が酷いかで時には5−6時間待たされることも。僕が網膜剥離で緊急病院に行った時も5時間待ちました。その時に他の待っていた患者さんがナースに、”いつまで待てばいいんですか?かなり待ってるんですけど。”って言い寄っていたらナースの返答は、”緊急度が高い人から優先に治療を行います。あなたの目に矢が刺さっていたなら、すぐにでも見ますよ。けど、刺さっていなでしょ。大人しく順番待ちしていてください。”とのこと。

確かに僕の腰痛は自分の中でマックスの痛みで、緊急な状態だけど、、、。そこに来る人の中で順番をつければそこまで上位ではないかも、、、、。それで数時間同じ姿勢で待ち続ける方が地獄。そして多分、レントゲンとって痛み止めもらって終わりなだけかも、、、。

ミニが”家の近くに僕が行く整体があるから、今日は泊まって明日、行って直して貰えばいいよ。”とその言葉に甘えてミニの家に。

けど、この夜にミニとマーロンがいて本当に良かったなって思います。もうね、2m先のベッドに行くのも辛くて赤ちゃんのようにハイハイをしてもまず手を伸ばそうとすると痛くて、”あーっ!!”って声が出るほど。マーロンとミニが助けようかって言ってくれるけど、自分でもどのように助けて貰えばいいかがわからなくて、、、。けど、二人がいたので話して痛みを忘れることが出来たのは本当に有難かった。

次の日はマーロンがたまたま休みだったので、整体まで付いてきてくれました。家から徒歩8分なのですが、その時の僕は80代の杖をついて歩くおじいさん位のスピードで、20分かかりました。そんな亀のように遅い僕の歩きに連れ添うように歩いてくれるマーロン。

整体の先生の施術を受けて少しだけ軽くなった痛み。歩くのもスピードアップできて、その日は一人で45分の道のりも帰れました。

それから整体の先生にもう一度あって、今日は背筋をまっすぐ伸ばせるまでに。まだ歩き方はおぼつかなくて、早さも足りないけど回復に向かっているようです。

マーロンとミニという素敵な家族を持てて僕は本当に幸せだなって思えたことはこの腰痛から得た素敵な経験でした。

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