これからが始まりかな

太陽が朝から差し込んで素敵な朝。どうやら明日も晴れた天気になるので、うきうき。明日は洗濯をして、20分ほど離れたスーパーへ買い物へ行こうと考えています。って思って今、天気予報を見たらいつの間にかに明日は雨の予報。あれ、昨日までは晴れだったのに、、、。じゃ、今日、行かなきゃなー。メニューを考えなきゃなと、急遽、僕の頭は忙しく働いています。あ、洗濯物もじゃ、今日しなきゃ。ちょっと、まわしてきます。

ふー。洗濯機をまわしてきました。これでどうにかなるでしょ。

そうそう。最近はすることが多いんです。ケータイを買い替えて、番号も変わってそれに順応するのに時間がかかったり、クリスマスの準備をしたり、そしてフリーの仕事を始めるので、その書類を書いたり。フリーのフォトグラファーとしてドイツでも頑張っていこうと登録をしに先週、役所に行ってきたんですね。

ドイツってルールでがっしり固められているのですよね。今回訪れたのは役所の分所のようなところで小さなオフィス。ドイツ語は僕一人では対応できないのでユリ君が同行してくれました。そこで、フリーのフォトグラファーになりたいというと、、、、「うーん。フォトグラファーは確か、保護すべき仕事の一つじゃなかったかしら、、、、。」って言われて。なんだ、保護されなきゃいけない仕事とは?って思ったのですが、どうやらある種の仕事は誰でも名乗ってなれるものではないだそう。例えば、パン屋さんとか。その中にフォトグラファーが入っているのではないかということなんです。この囲いに入ると、まずは弟子入りして、試験を受けて合格しないとその仕事をすることができないという事。そうだとしたら、僕はいつフォトグラファーになれるんだと途方にくれたのですが。

オフィスの人が言うにはその手続きはここでは出来ないから、大きな役所でしなきゃいけないといわれました。まずは記入書類だけもらって、あとは電話で大きな役所に相談を。もちろんユリ君が聞いてくれたんです。ラッキーなことに昔はフォトグラファーもこの「保護職業」になっていたのですが今では問題なく僕でもフリーになれるのだそう。一安心。一昨日、その手続きを終わったという書類が届きました。あとは、またあの分所に戻って違う手続きをすれば個人事業者として仕事をスタートできるわけです。

あと、覚えていらっしゃいますか?僕が最終面接を受けるって話。その結果が来ました。

無事に合格しました。これでまた、新しいお仕事を始めていきます。けどね、これ写真の仕事とは関係なくって。

じゃ、なんだ?って話なんですけど。

僕も考えたんです。すぐには写真の仕事が来るわけもないしな、だけどただ仕事を待っているだけでもしょうがない。じゃ、どうしよう?何か出来ることがないのかなって考えていてウェブで探していたら、見つけちゃったんです。

オンラインで英語の先生をする仕事。しかも、その会社が今、講師を探しているという事。これは!運命だ!!と思って応募しました。

そして、書類審査、映像審査、そして最後の模擬授業を終えて、この度、英語教師に雇ってもらえることになりました。

まだ、ドイツでの個人事業の登録が終わっていないのと、12月の終わりはユリ君の両親の家に行ったり、1月にはスキー旅行もあるので先生と活動し始めるのは1月半ばからにしてもらいました。今は、その準備をしているところです。

新しいことをするのは楽しいですよね。あー、どんな生徒と出会えるのでしょうか?今から楽しみ。

 

冬の日本料理を考えてみて

さて、週末が終わってまた、月曜日ですね。しかも暦が12月に。2018年、残り一ヶ月もないということに驚きます。

週末はユリ君の調子が冴えなくて咳ばかりをしていたのですが、僕の髪が伸びすぎているからと切ってくれました。これでユリ君が僕の髪の毛を切るのは2回目かな?かなり短くなってビックリなのですが、髪もいつかは伸びるのでしょうがないかなと。ユリ君が多分悪いんじゃなくて最近生え際があがって来てるように思うんですよね。サイドも寂しい感じだし、もう短いのは無理なのかも。これも年ですね、、、。ってちょっとしんみり。

そうそう。ユリ君からアドベントカレンダーをもらいました。これは、大きな箱で、その上にクリスマスなどのこの時季の絵が描いてあって、そこには小さな扉が。その扉には番号書きされてあり、12月1日からクリスマスまでその日の扉を開けるというもの。おもちゃや、お菓子などがほとんどですが、大人用にジュエリーだったり、靴下だったりするものもあるようです。

ユリ君がくれたのはレトロなドイツの町が描かれた絵のアドベントカレンダー。ドイツでは有名なマジパン菓子の老舗のもの。マジパン好きのユリ君ならではのチョイス。もしかしたら自分が食べたいのではと思い、一つ上げようとしましたが拒否されました。これはあくまでもTakのだからって。なので、今日で3つ目のマジパンを食べたところ。しかも嬉しいことにこれ、クリスマスで終わらないのです。なんと来年のお正月まで続く少し長めのアドベントカレンダー。日本だとクリスマスよりもお正月のほうが盛大でしょ?だから、お正月まで続いてくれるのは嬉しいな。

最近は寒いのでスープだとか、オーブンで焼いた熱々の夕飯が続いています。昨日はユリ君があまり調子がよくないからというので、健康的な夕飯がいいとのリクエスト。なので、レンティル豆がたくさん入った、スープを短いパスタで一緒に煮たものに。今日の夕飯は豚肉、クルミ、リンゴを炊きあがったご飯とともに混ぜ合わせる、ちょっと不思議な混ぜご飯を作る予定。

いつもそうなんですけど、特に冬は日本の料理が美味しいもの揃いで、羨ましい。おでん、、、、。って考えて多分、僕はおでんが食べたいんだと。鍋はそこまでかな、、、あ、けどキムチ鍋はおいしい。冬の料理かはわからないけど、御節もおいしいし。って考えて、すぐに冬の料理が出てこない僕。これも海外生活が長い弊害。何となく雰囲気が好きなのかも、日本の冬の。

けど、気になるなと思って調べてみました。日本を代表する冬の料理。

って調べてみたけど、あんまり納得できる答えが見つかりませんでした。探したウェブサイトが悪かったのかな?たくさんの鍋はあったけど、鍋は総合して1つでしょ。そのほかにあったのが、焼き芋、雪見大福、たこ焼きにモツ煮と出てくるはいろんなものが。

中には納得するものも。お汁粉。これは確かに冬がいい。数の子、これも冬というかお正月感満載。ふろふき大根。これも素敵。赤味噌と食べたいな。

多分僕がこんなにも冬の日本食に憧れているのは、今おでんがものすごく食べたいこともあるけれど、僕の思い描く冬の家庭のイメージではないかなって。オアk族が温かな食卓で一緒に大きな鍋を囲んで食べている絵図。その後は、こたつの中でみんなでミカンでも食べながらテレビを見ている風景。そんなこたつの上にはおばあちゃんが広告から作ったミカンの皮入れようのいれもの。

そっか、そうなんだ。僕が恋しいのは日本の冬の食べ物というよりかは、その雰囲気なんだ。うん。合点がいった。

 

クリスマスの足音

もう11月も終わり。早いですね。秋ではなく、もう冬のドイツ北西部。寒い。この時期はどの町でもクリスマスマーケットが始まります。僕もこれで2回目のクリスマス。クリスマスでは温かでスパイスやオレンジで煮た赤ワインが飲めます。あとはね、クリスマスの飾りとかもあるけど、なんとなく飲み物を飲みに行くのがメインな気がする。もちろん、都会だとプレゼントの露店とかも多いのでしょうが、片田舎は食べ物屋台がほとんど。

クリスマス、なんか世界共通なのかなって思っていたけれど、クリスマスとは言わずヴァイナハタテンって言うのですが、時に度忘れするんですよ、この言葉。けど、クリスマスっていう単語もいろいろな所にあるんですよね。

英単語とドイツ語単語のせめぎあいみたいな。

アメリカやイギリスともクリスマスにすることも違うのも面白いんですよね。もちろんクリスマスツリーとか、プレゼントなど同じところもあるんでよね。だけど、例えば魚を食べるとか。これはもしかした、みんなではないかもしれないのだけれど、ユリ君のお父さんが大きなサーモンを軽く塩漬けしたもの?スモークサーモンに似てる感じのものを食べたり、4本のろうそくを灯したり。これはクリスマスになる4週間前から始まって、最初の週は1本だけ、次の週は2本と最後の週で4本に灯りがともされます。だから、最初のつけられルロウソクは大きめ。だって、1月の間耐えないといけないですからね。あと、一番違うなって思うのはクリスマスの食事の日。これはイギリスでは絶対に25日。けど、ドイツでは24日。びっくりでしょ?

うーん。西洋に住まない人はあんまりびっくりしないかな、、、、。なんていうんだろう、御節やお年玉は元旦でしょ、って思っていたら、「いや、僕のところは大みそかだよ。」みたいな驚き。どうだろ、わかってもらえるのかな?

この時期は特に暗さを増すドイツの1日。なので、クリスマスは希望の光のようなところがあって、だから家族や友達と会うことも多い気がします。

僕たちも例外に漏れず、来年の1月まで色々な行事で埋目尽くされている感じ。ブレーメンへのクリスマスマーケットにはユリ君の親友たちと出かけ、ユリ君の両親の家で行われる鴨の日。鴨の日はユリ君の家族は少し複雑なのでみんながクリスマスには集まれないので、鴨肉を食べる日を設けてみんなで大集合するイベント。そして、クリスマスの集まり。これは今年は小さいっぽい。ユリ君の両親、僕たち二人、上のお兄ちゃんだけかな。クリスマスの次の日は一番上のお姉ちゃんとブランチだとか。その後、ユリ君の育った町の人々とともにオーストリアへ移動してスキー。1週間すごしたら、僕たち2人だけでフランスに移動してスキー。

どんだけスキーするんだよ?って話なんですけど。スキーが好きなユリ君にとっては幸せな2週間となり、昨年スキーを始めたばっかりの僕にとってはまた頑張らなくてはいけないスキーシーズン。時にオーストリアではユリ君は指導員で僕とは一緒にはいないので、僕は他の初心者の人と頑張ってスキーを習うことに。友達、ちゃんとできるかな?と不安な面もありますが、頑張るしかないですよね。

 

今あるもの、今ないもの

驚くことってありますよね。「えっ!!あ、そうなんだ、、、。」なんというのか今回のは驚いたけど、その後は寂しさが続く驚き。これはどうも年齢を重ねてくると訪れてくるものなのかなって最近のニュースを見ると思うんですよね。子供のころはそっか、そうなんだね、そういうこともあるよね人間だからって思って流していたニュースが、最近は驚きをもって自分の中に取り入れないといけなくなった気がします。

それは、人の死。

子供のころはあまり有名人が亡くなっても、自分よりもはるか年上だし、そこまで知っている人でもないので衝撃というものがなかったんですよね。けど、自分の知っている有名人が最近、亡くなったニュースをウェブで見るたびに、「え!!この人が!!」ってことが多くて。

今日もね、いつも通りニュースを見てみたら勝谷誠彦さんが亡くなったニュースが出ていてびっくり。それとともに寂しさも。こんな風に書いてしまったら不謹慎なのかもしれないけれども、死因が肝不全。しかも、どうやらアルコールによるものだとか。彼らしいなって思わず思ってしまいました。

勝谷誠彦さんってご存知ですか?結構、右寄りの発言で辛口のコメンテーターとしてテレビでもみかけたことがあるかもしれませんね。小説も書いていて、物凄く知識が広くて、話ののテンポも上手。彼のことを知るようになったのは本当にこの数年。カツヤマサヒコShowという番組を偶然見かけたのが始まり。

この番組、お酒を飲みながらゲストと深い話をしていくんですよね。これが面白い。ゲストも様々で、漫画家、お笑い芸人から脳科学者、元海上幕僚長に政治家など様々。時には極端な意見の時もあるけれど、面白いい話がきけて僕はよく見ていたんですね。そんな勝谷さんがもうこの世にいないとは、なんとも不思議で物悲しいなって。

人はこのように生まれればいつかは死ぬってことはわかっていることだけれど、やっぱりそれ受け入れるといいうことは簡単ではないですよね。

物悲しいといえば、僕の今週の生活も物悲しい。

なぜかというと、ユリ君が今週はいないんです。ベルリンに1週間の研修で。なぜなんでしょうね。自分の自由な時間は沢山あるけれど、その時間を持て余している自分がいる。特に夜は寂しさ丈がこんなにも伸びるなんて。

大人になって独り暮らしをして、ひとりで眠ることも一人でご飯を食べることも普通になったと思っていたのに、ひとたびユリ君との生活が始まって寝食を共にするとあそれが当たり前になって、ひとりのご飯や、ひとりで眠るのが何となく不安で物悲しい。もちろん金曜日の夜にはユリ君は帰って来てまた、今まで道理の二人の生活が始まるのだけれど。

こんな時にはよく、自分の小ささが、子供っぽさがわかるなって。そして、自分の生活にユリ君という存在が大きな割合を占めているということも。

二人の生活が当たり前の時は、そのことに気が付かないことが多いけれど、こうやって身をもって感じると相手への思いが顕著になってその存在感の有難さを感じる。

早くユリ君、帰ってこないかな。

待てば、どうにかなる

昨日、「あれ、雪かな?」って書いたと思うんですけれど、やっぱり雪でした。昨日のブログを書き終えた後に、白いものが降ってきました。積もることはなかったのですが、やっぱり雪を見ると気持ちが愉快になりますよね。「寒いのも仕方ないや。」って思えちゃうから不思議。

さて、ブラックフライデー、何か買いましたか?実はユリ君は今日はお休み。なぜ?って話でしょ。僕もどうしたんだろうって思って尋ねると、「ブラックフライデーだから。」って真顔で答えが返ってきて、びっくりしていたら、「冗談。残業の時間が溜まったから、今日を休日にしたんだよ。」って返答が。なんて素敵なシステム。

なので、ユリ君と一緒の日。朝いつも通りユリ君は6時に起きていて、僕は7時まで寝ていたんですよね。起きて、ユリ君のもとに向かうとパソコン上には形態の画面が。「これはいいよー。」って見せてくれるんですよね。そういえば、僕の携帯、ユリ君のおさがりなんですよね。それで、最近バッテリーの減りが早いのと、ケーブルを差し込んでの充電ができなくなったってこと。じゃ、どうやって充電しているのって聞かれそうなのですが、何かね丸いコースターみたいなものがあり、それに乗せるとバッテリーが充電されるシステム。なので、家にいる時はいいんですけれど、外出時に充電とかは無理。

そういうのを知っていてか、ユリ君がこのブラックフライデーを使って調べてくれていたよう。確かに安い。某有名携帯会社の最新機種で、1Gの通信量、しかもその携帯に連動する時計付きで2年間の契約で機種代込みで月2300円。

ネットで買うと決めていろいろな個人情報をいれて、さあ、あとは最後の完了のボタンを押して、、、、。サーバーつながらず。つながらず、つながらず。どうやら、これが人気らしい、それか他に出ているものが人気なのか。僕だとこんな何回もつながらないと、「あー。なんで。もういい。」ってなりそうだけど、ユリ君の落ち着きよう。「しょうがないよ。今日はブラックフライデーで忙しいし。こんなにもいい条件のものはないからねー。」

って結局、1時間ほども粘って最終的に手に入れることができました。さすが。

あともう一つ流石って思ったのが。

昨日の僕のブログ覚えていますか?スカイプの面接が終わって、ちょうど今、壊れた電動シャッターの修理屋さんを待っていますって。

で、結局来なかったんですよね。連絡もないし。

ユリ君が帰ってきたのが4時半ごろで、修理屋さんが来てないことを言うと、「まだ4時半だし、もう少ししたら来るかもよ。」って返答が。確かにねって思って。で、結局夕飯時間になっても来なかった。

「結局来なかったね。どうしたんだろう?’」って問うと、ユリ君、

「うーん。忘れたんじゃない。」

べつに怒った態度もなく、何でもないように。え!!そんな、約束だったのにって思ったけど、確かにそんなことでイライラしてもしょうがないな。人間忘れるってこともあるしな、って考えるとそれで納得してしまいました。なんて単純な僕。

ユリ君のこの寛容性、ここから学ぶことは多いようです。

いつか、修理屋さんは来る。そう思っているようにします。

ユリ君の心配の種かな、僕

今日の最高気温3度、最低気温2度、その温度差1度って。しかも外を眺めていたら、白いものが風の中に吹かれている。あれ?雪かな?って思ったのですが確認はできず。どうなのかな?雪が降った可能性もありな、ドイツ北西部です。

今日は僕の家の窓の電動シャッターの修理屋さんが来る予定なので、少しドキドキしいているところ。今回もうまく乗り越えることができるのかなー。

そんな今日は、朝早くからスカイプで面接が。これが最終面接、果たしてどうなるかな?自分なりのベストで面接には臨めたので、結果はどうなろうともうね、しょうがない。1週間ほどで結果が来るということなので待ちます。

ドイツに来てからドイツ語の学校には行っていたけれど、仕事はしていなかったのでもし、これこの仕事が取れれば僕はものすごく嬉しいのですが。たぶん、もしかしたら僕以上にユリ君はホッとするのかも。やっぱりね、収入が多いほうがいいだろうし、ドイツ内の仕事に応募しても受からない僕を見るのは悲しいかもしれないので。

そんな、僕。もうね、仕事が得られたことを前提に色々と考えているんですよね。準備とかもしっかりとしていたり、こんな感じでコミュニケーションをとりたいなとか、頭の中は妄想の世界でいっぱい。ただ、この仕事が取れなかったらこの準備も無駄なのですが、考えていたほうが気分も上がるし楽しくなってくるので頭の片隅に、「この仕事ができないこともあるよ。」という考えを残しつつ妄想を楽しもうかなと。

そうそう。今週は毎日のように小包が届くか、ユリ君がもって帰ってくるかしてます。さすがブラックフライデー週間。今のところ、僕のスキーのゴーグル、浴室のタオルを入れたりする大きめの収納、暗いドイツの冬を乗り越えるための人口太陽付きアラーム時計、ユリ君の最近の趣味であるパン作りのパン切のスライサー、パンを保存しておく昔ながらのブレッドティン。

普段は食料品以外はほとんど買わないユリ君がセールの時には恐ろしいスピードで買い物をするのでびっくり。だけど、どうやら突発的に買うのではなくて普段から必要なものを覚えておいて、セールになったと同時に買うようなんですよね。また、ホテルなどと同じようにアマゾンとかのお客さんの評価をかなり重視しているよう。しかも、読んでいるのは良い評価ではなくて、悪い評価。そしてその悪い問題点が自分の思っているようなことか、意味を成すのかによって購入を決めるよう。なんてロジックな人間。

僕は上記に書いたように妄想が激しいので、勝手に自分の家にあったらこうするなって頭で考えて盛り上がってることが多いかな。だけど、最近はユリ君のロジカル路線も取り入れているところです。

そうそう。仕事をしなくて気が付いたのは、意外と新しく買いたいものってあんまりないんだなっていうこと。もちろん欲しいものはたくさんあるんですよね。キッチンのところにバーカウンターみたいなのがあったらなとか、このアーティストの最新アルバムが欲しいなとか。そこで妄想は膨らむのだけれど、結局行きつくのが、「けど、今、この時にどうしても必要かな?」って考えると、今でなくてもいっか、もう少しお金に余裕ができて、そしてもっと気に入ったものが見つかった時にしようと思えるところ。それは自分がお金を稼いでいないからということもあって、本当に要るのか、要らないのか、要るなら今なのか、もう少し後でもいいのかの見極めが出来るようになったことかな。

前はいろいろなお店がある大都市に住んでいたのも、お金を使う理由になっていたのかも。ここの田舎町だと、本当に使う所がないのでそれはいいなって。あと、よく見れば山のように服とかってあるから、新しいのもいらないなって。僕は物持ちがいいのか今でも高校時代の洋服を着れれるのでそれで事足りています。

さて、1週間後にどんな報告ができますやら。

朝から起きて

月曜日。また戻ってきましたね。いつもの起床時間は僕たち、6時なんですが、ユリ君は今日は朝5時から起きて作業。なんでもユリ君のサイドビジネスのウェブで、サーバーの良くないとか。一緒に起きようと思ったら、「寝ていていいよ」というので言葉に甘えて。

6時に起きてみると一生懸命に何かをしているユリ君。「おー。仕事を頑張っているな」って画面見たら、あれ違う。サーバーは大丈夫だった?って聞いてみると、今く言っているとのこと。と、同時に「これ、いる?」と見せられたのは、スキーのゴーグルがパソコンの画面に。どうやら、問題を解決した後にベッドには戻らずにウェブショッピングをしていたらしい。

どうして、今?って聞くと。「ブラックフライデーのセールは今週の金曜日が始まりかと思っていたら、もう始まっていたんだよ!!」と。ちゃんとリストがあったので、僕が起きた時には何個かはオーダー済み。あとは僕のスキーのゴーグル、スキーの手袋。僕はあんまりわからないので、ユリ君がいいと思うものにしました。なので、僕のスキーセットは完成。

あとはバスルームのタオルを入れる収納、日の出を模倣できるアラームクロックを購入したよう。朝からユリ君は元気がいい。

僕は今、仕事探しの用の資料を作成中。頑張っています。少し前にビデオを送っての審査があったのですが、金曜日にその結果がきて最終面接へと駒を進めることができました。最後は、スカイプでの面接なので頑張ります。

もうね、最近はこの仕事をしたらどのような風にしていこうかなって考えばっかりで、楽しくて仕方ないんですよね。だけど、あんまりね一人で妄想していても落ちてしまう事もあるのでね、あまり妄想をさせすぎないようにしないと。

いい結果が出せるように頑張ります。

早く帰って、さあそれで

木曜日を過ぎてくると、今週も終わりだなって気分になってきますよね。昨日はユリ君の帰宅が早くてびっくり。4時すぎに帰って来て、どうしたのだろうと聞いてみると、「今日は走りに行きたいから、早く帰ってきた。」のだそう。って書くと、走るために仕事早退?って響きになっちゃうのですが、ここがべドイツの面白いところで。

ユリ君の仕事時間って結構、自由に決められるんですね。1週間のうちで最低の時間数が決まっていて、あとはいなくてはいけない時間とか、出席しなければいけない会議とかは会社にいなくてはいけませんが後は自由。ユリ君はこの町に引っ越してきてから仕事を開始が7時。早いんです。だから4時終業でも問題ないというわけ。また、残業はお金をもらうか、あとは自分の有休を増やすのにまわすかを出来るみたい。多分そんな感じなんだと思うんです、僕の理解したところでは。

ドイツ人を見て思うのは、仕事はあくまでも生きるためのお金稼ぎで、有給で行くホリデーのために生きてるなって思うんですね。あとは、仕事場で何か不満があったらはっきり言って戦う、そんな姿勢がよく見えます。働く側の労働組合とかも力が強いし、会社がある一定期間を過ぎると社員をクビにするのが難しくなるのも関係はしているのかもしれませんね。なんというのだろう、私は会社に雇っていただいているって感じではなくて、私は自分の能力をこの会社に捧げている、だからその見返りをくださいという対等的な感じになるのではないかなというのが僕の意見です。

話はそれてしまいましたが、ユリ君が走りのために早く帰ってきたので僕も一緒に走ろうとついていきました。週末はね、1日だけは一緒に走るのですが平日はいつも一人で行きたがるユリ君。今日は、いいよっていうので一緒に。

ちょっと寒そうだなとおもい長ズボンのタイツを半ズボンの下に履いて防寒完了。外に出た時にも空がきれいだなって思って走っていたんですね。ただ、僕の家の周りは住宅が多いので、そこを抜けて田んぼの広がる道へ出てびっくり。

空が少しだけオレンジ色。その色が走りを進めるごとに深くなるんですよね。だんだん、だんだん色合いが変わっていく。雲の色も眩しい金色に光っていたかと思えばオレンジを増して今度は赤に。

夕日ってどうしてこんなにも見ていて飽きないんでしょうね。1日が終わるちょっとした寂しさも含みながら、だけど明日への希望も感じることができる美しい夕暮れの景色。

ちょうど走り終わって家に着いた時には辺りは青い色で染められていました。

僕だけなのかどうかわからないけど、イギリスではそんなに綺麗な夕日を見なかったんですよね。今のような小さな田舎町ではなくロンドンだったので夕日を見れる景色が少なかったというのもあるだろうし、そんなに心に余裕がなかったのかも。

秋の夕暮れが僕は四季の中で一番美しいのではないのかなって思います。

11月の終わりと言えば

昨日の天気をあんなに褒めたからか、今日は太陽が出てるんですよね。有難い。日本ではあんまり太陽が出てる出てないをそこまで気にしたことがなかったけど、ヨーロッパに住んでこれは本当に大事な問題。多分、ヨーロッパ在住の人はこれ読んで頷いているはず。僕のよく読んでるヨーロッパ在住の人のブログも始まりは天気のことが多く書いてあるんですよね。

けどね、これはお国柄なんだと思う。うーん。ドイツは分からないけれど、イギリスはそう。イギリスは会話の最初は大体において天気。そして大体において天気の悪口。「また、雨だね。」「もう最近日の入りが早すぎる。」みたいな。それは本当にヨーロッパの冬が暗いいからなんですよね。太陽の気配すらしない時が1週間とか続くので。そんな来る日も来る日も暗い日々が当たり前になっていると、突然出てきた太陽に本当に驚くんです。土の中のモグラが太陽がまぶしいっていうぐらいに。これ、本当。太陽を見てその時に思うのが、「あ。太陽ってこんなにも眩しいんだ。」ってこと。それでその日は大体において、あった人になんて天気のいい日なんだろうねってことでお喋りが始まります。

アメリカではそれ、なかったなー。カリフォルニアに住んでいたっていうのもあるのかもしれないけれど。

そう、だから僕のブログは大体においてお天気の報告から始まるんです。

皆さんもそろそろ準備中ですか?ほら、11月の終わりに、ね。

ってここでアメリカ人だったらサンクスギビングデーかなって思うでしょうし、日本だと七五三、ワインが好きな人だとボジョレーヌーボーの解禁とか思い浮かべるのではないでしょうか。

ドイツはね、多分何もこの時期ないんだけど、ユリ君の頭は大忙し。なぜかって、ブラックフライデーが来るから。

確かに日本でもアマゾンがしてますよね、ブラックフライデー。って今調べたら、そかアマゾンはサイバーマンデーか!!

これらの単語わかります?

ブラックマンデーはアメリカ発祥で、サンクスギビングの次の日である金曜に小売店がクリスマスに向けて大安売りをする日なんですね。それで多くの小売業者がこのが最大の売り上げを出し、黒字になることからブラックフライデーという名前に。サイバーマンデーはもっと最近で、ネットで販売をしているアマゾンなどが安売りをする日。それが月曜日なのでサイバーマンデー。

このブラックフライデーが過去7-8年でヨーロッパじゅうに浸透してるんですよね。もちろんヨーロッパは11月の終わりにサンクスギビングという祝日はないので。ドイツでも近くのモールにその広告が出てました。アマゾンなんてサイバーマンデー1週間前セールを始めている始末。

ネットでいろいろなものを買うユリ君がそんな日を見逃すわけがない。最近何かがあると、「あ、忘れないように書いておこう。」ということが多くて最初は週末に行く食料品のリストかなって思っていたら、このサイバーマンデーでチェックするリストでした。今、読んでみようと思ったのですがドイツ語だし、なかなか個性的な字で解読不能。けれど、また小包の嵐の日々が始まるのかなー。

皆さんも今月末は買い物三昧ですか?

こんなにもコロコロと

海の近くに染んでいるからなのでしょうか。天気の変わり方が目まぐるしいなって、思いながら今日の1日を過ごしています。そうそう、ドイツの冬を過ごすのはこれで2回目なのですが、この町に引っ越してきてからは初めての冬なんですね。前の町はもう少し内陸にあり、35kmほど離れていたのでそれだけでも気候は違うよう。

今日は運動もかねて家から片道20分のスーパーに買い物に。「あー。晩秋だなって。」って思う風の寒さ。日本の人のブログやインスタグラムを見ていると今ちょうど紅葉がきれいな時期のようで。ドイツはね、紅葉は地面で見る感じになってます。そう、紅葉した葉っぱは木から落ちて裸木ばっかり。黄色や赤い絨毯が敷かれたようでその姿もいいのですが数日もすれば消えていくんだろうなと思うとね。

片道が20分もあるので落ち葉や他人の家をちらっとのぞき見しつつ足を進めました。ウィンドブレーカーを着ていたので寒さには困らなかったのですが、グレーの空はね何となく心も灰色にしちゃいますよね。

買い物は多くはなかったので15分ほどで終了。さて家に帰ろうかなって思ってびっくり。真っ青な空と晩秋の太陽の光が降り注いでいるではなりませんか。たった15分の間で、いったい何がでしょ。だって、スーパーに入る直前の空はグレーの雲だらけで青空の予感なんて一つもなかったのに。

けど自分はなんて短銃んだろうと思うのが、太陽の光を浴びながら歩いていると心もうきうきしてくるんですよね。「あー。太陽の光はなんて気持ちがいいんだろう。」って。深呼吸して、ちょっと橋の上から景色を眺めたりね。本当にこれで気持ちが変わる僕の単純さが、ばかだなと思ったり、かわいいなと思ったり。

けど、太陽が出るとなんで好きなんだろうって考えてみたんです。もちろん、明るいっているのはありますよね。証明としての明るさと、あとは温度としての温かさも。あとね、これはどうなんだろう写真家としての職業のためなのか、太陽が出ると景色が浮き上がってくるんですよね。ほら、曇りだと雲が光を散らすから影ができにくい、または薄いんですよね。反対に太陽の光は陰と陽をはっきりとさせる。なので、見ている世界にその陰陽がはっきりと出て3D感が半端なくなるから好きなのかもなって。ルンルン気分で家路を帰ってきました。

ってこのブログを書いている外はもう灰色の雲でいっぱい。本当に天気が目まぐるしく変わる町だなって思ってます。