週末のために

金曜日。今日は朝から大忙し。というか昨日から大忙し。そう、今週末はユリ君の友達が遊びに来るのでその準備。

昨日は学校から帰って来て、ティラミスづくり。前回作ったティラミスが美味しかったのと、ティラミスを作った3日後のほうが最初に食べた時よりもおいしかったので先に作ることに。あと、もう作っておけば当日にあわてることもないですしね。前にユリ君の友達の彼女が、”いつかお寿司が作ってみたい。”って言っていたのを思い出したのでお寿司の材料を求めに。

といってもここはドイツの片田舎。それでもさすが、世界の料理となったお寿司。巻きす、寿司酢、海苔も売ってある!!ただ値段が結構なものだったので海苔と巻きすのみ。寿司酢は白ワインビネガーでいいやと決めました。ただ、具材がね、ない。日本の言う、お寿司の具材がない。かっぱ巻きならできるけど、それだけならね。なのでカニカマ、レタス、アボカドのカリフォルニアロールと、スモークサーモン、クリームチーズ、キュウリをいれたフィラデルフィアロールに決定!!おいしいお寿司は、日本に来て食べてもらおう!

そして今日は朝から掃除、アイロンがけ、食洗器をまわして、念入りな整理整頓も。正午になる前に綺麗になった僕たちのアパート。

今回は2カップル4人のゲストなのですが、そのうちの1カップルはここから車で4時間ほど離れたところ。なので、土曜日にメインのパーティーなのですが早めに金曜日の夕方に来たいと申し出が。だから、朝早くからの片づけとなったんですね。それが、それが。

昼過ぎにユリ君からメッセージが。すると、金曜日に来るはずのカップルがどうもお腹が痛くて今日は来れないとのこと。食あたりにでもなったのかな?なので、なんとなく拍子抜けしてしまった僕。

彼らの体調次第ですが、明日は来れるのかな?けど、おなかが痛いのにお寿司とかは無理だろうなー。ここはメインのバーベキューと、ユリ君が数日前に作ってかなりの美味しさだったパスタサラダと、温かな副菜にしようかな。ちなみにもう一カップルは予定通り明日の到着予定。

今日の夕食は本当ならば4人。だからユリ君がいつもより多めにピザの生地を昨日の夜に作っていたので、今日の夕飯は僕とユリ君で大食いピザ祭りとなりそうです。

ドイツのここは苦手

昨日はブログを書き終えた直後にバケツをひっくり返したかの様な雨が降り出してびっくり。久々の雨を庭の木々も喜んでいるようでした。ただ、あまりにも集中豪雨的に降ったので排水が間に合わないのか屋根から滝のように水が落ちてきたのにはびっくり。あまりスコール的な雨が降らない地域なので排水の設計が甘いのかな?なんて思ったり。

今日は朝は少しひんやりとした感じでしたが、7時ごろからは晴れ上がって太陽も燦燦と降り注いで気温も上がりました。今日は授業の半分が模擬試験だったので、いつもの暑い教室ではなくて1階の試験会場であり少しは涼しかったのが救でした。模擬試験はリスニングは今回のは簡単でしたが、その分リーディングがかなりの難易度。作文は自分の思ったように書けたけれど、細かなミスがあるのは確実かと。その結果は月曜日に。どうなることやら。

そして外に目をやるとレンガ敷きの道路に小さな水玉模様が。それも雲で覆われているし、、、。一雨きそうです。

さて、ドイツでの生活ももうすぐで1年がたとうとしています。時間がたつのは早いものですね。

色々な人にドイツの生活は楽しんでいるかと聞かれるのですが、今のところはかなり楽しめているように思います。もちろんそれはユリ君が面倒な手続きをしてくれたりと助けてもらっているからなんですけどね。またドイツ語もそんなに上手ではないので、何か嫌なことを言われたということもないし、言われてても気づいてないだろうから、人種差別的なこともなく。ただ、人に見られてるのはあるのかも。この前に日本の友達が遊びに来た時に僕の住んでいる商店街を歩いた時に友達が、「結構見られてるね、私たち。」といっていたので見てみたら確かに僕たちを見ている人は多いなって。けどこれはね、しょうがない。だって人口2万5千人のドイツの片隅で、ましてアジア人がそんなにも住んでいないところでアジア人がいたら物珍しくて見たくなりますもんね。僕が阿蘇に住んでいた時も外国の人がいたら、”うわー。外国の人だ!!”って思ってハロー!!って挨拶してたし。なので見られることはあんまり僕の中では抵抗はないんですよね。

けどね、少し前に発見したんです。ドイツっぽいなってこと。それは、営業時間。

先週の金曜日にユリ君と一緒に地元の駅に行ったんですよね。9月に僕はロンドンへと行く用事があって、今回は電車に乗ってロンドンまで。ユリ君がネットで見つけた良い切符があってそれを購入。ただ、ちょっとこのチケットがめんどくさくて、まずは切符交換券が送られてきてそれをもって駅に行って本当の切符に変えるというもの。その交換券にはどこへとか、汝の電車とかは書いてなくて駅のカウンターで問い合わせるというものだったんですね。

もちろん準備を怠らないユリと僕は事前に乗りたい電車の時刻を調べて紙に書いて持参しました。

地元の駅のオフィス時間が午後5時。この時点でかなり早いですよね。僕たちが付いたのが午後4時40分。カウンターは2つあるけれど働いている人は1人。僕の前には3人の人が並んでいて僕の後にもまた2人並びました。

ようやく僕たちの順番になったのが午後4時50分。僕が切符をロンドンまで変えたいというと、”あー。これ時間かかるんだよね。オフィス時間は5時なのに、終われないよ。”とぼやき。”週末だから早く家に帰りたいの、わかるでしょ。”みたいなことをユリ君に言ってるんですよね。確かにこのチケット交換がややこしいこと。別に僕たちが何をするわけでもなく、スタッフがひたすらパソコンで操作をするのみ。チケットを交換するのにかかった時間は15分。スタッフのボヤキもわかるんだけど、チケットを交換するのに15分かかるシステムをどうにかしたほうがいいのではと思うのは僕だけではないはず。

”今度は早めに来てね。”って言われました。

ドイツの接客って日本から比べるとかなり事務的。5時まで開いている方といっても、しまっている場合もあるんです。現に僕の後ろの2人の次に人が入ってこようとしたら、もう締まりましたって伝えていたし。この時はまだ4時50分。そう。5時すべての作業を終えるというオフィスアワーなんですね。

もちろん駅だけでなくてお役所も。

ユリ君が車の照明を出してもらうか何かで国の役所に訪ねた時は閉まる1時間前。ただ、待つ人があまりに多くて、まえに20人ほど。そして1件1件どれも時間がかかるのかあまり列も進まない。30分後ユリ君が、「今日はたぶん無理だよ。帰ろう。」というので役所を後に。ユリ君曰くどんなに並んでいても営業時間が終わったらそこで終了。つまりは1時間ならんで次が自分の順番だとなっても、帰らなくちゃいけない。そして次の日にきて並びなおし。

僕はイギリスでもあんまりこんな経験ないし、日本もなさそうに思うのですが、、、。どうなんだろう。

確かに早く帰りたいのはわかるけれども、せめてそれをお役さんにはいってほしくはないよね。と思った僕なのでした。ここは僕があまり好きじゃないドイツの部分。

ドイツ語の判定試験

今日は朝から曇り空で、昨日よりも温度も低いのでエアコンなしの教室の授業も少しはましに。ノートで、もらったプリント類であおいで自分に涼を与えて過ごしました。

最近の授業の内容はもちろん教科書に沿ってではあるのですが、テストに向けての対策も多くなってきました。そして明日には模擬テストが。どうなることやら。

日本では英検とかTOEICなどの英語の試験はよく耳にすると思うのですが、ドイツ語にも試験があるんですよね。英語でもその種類があるようにドイツ語試験も同たらメジャーのものが数個あるようで。その中で僕が受けるのがTelcというもの。

今まで英語の試験はいろいろと受けてきたけど、ドイツ語のテストは僕にとってはこれが初めて。しかも結構な内容なんですよね。

僕が受けるのはB1というレベルで中級者向け。このレベルの合格するということは、日常生活のドイツ語会話はほとんど大丈夫というレベル。うーん。そこまで上手ではない気がするんですが、、、。やるだけやってみないとね。

内容はこんな感じ。

リスニング                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            1ラジオの短い放送が流れてそれに対して3択で答える 2 2人の会話が流れるのでそれに対しての問題文の正誤と正しいものを選ぶ 3あるトピック「例えば子供の学校時間は半日がいいのか一日がいいのか」について4人の意見が流れるのでそれと似たようなことが書いてある文章を選ぶ

リーディグ                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             1穴埋めの文法問題、2あるテーマに沿った文章を読んで内容に合ったものを選ぶ問題、3 4人の人間が求めるものにふさわしい広告などを見つける問題

ライティング ある問題やお願いに対して提示された4つの事柄を入れて手紙を書く。例えば、大家さんに家の窓の調子が悪いので温度、修理、騒音、手紙を書く理由を入れて手紙を書きなさい。これは30分。なるべく文法ミスなく、短すぎずに書くことがポイントだとか。

スピーキング 自己紹介 ある写真を見てそれについて何がそこにあるかをスラスラと説明する、そしてその後にそのトピックについての質問に答える 二人組であるトピックを与えられるのでそれで即興芝居をする 例えば あなたのクラスメートが来週誕生日です。あなたはパーティーを開きたいと思っています、プレゼント、パーティー会場、食べ物と飲みもの、支払いを会話に入れてしゃべりなさい。

ね。盛沢山。リーディングはどうにかいけそうなんですよね。次がリスニングかな、そしてライティングで、スピーキング。話すのが実はこのテストでは一番大事なので、今回はB1合格は難しいかもしれなけれど、まずは頑張ってみます。

明日の模擬テストどうなることやら。ちなみに明日はスピーキングはないのでちょっと気が楽です。

 

 

 

 

週末は、大騒ぎの予感

まだまだ猛暑が続いているドイツ。特に今日は今年一番の暑さかと。北海からの冷たい風もなんのその。2時間後には30度に温度がなる予報が。

クーラーのない教室は毎日が暑いこと。朝の空気は寒いのですが、学校の建物に入ると一気に気温が上がります。ただ、何も解決策はないので教室のドアを開けてノートや紙で自分をあおいであげることのみ。毎日持っていくお茶も、最近はいつも冷たいのばっかりになりました。

最近、買って気に入っているお茶はバーベナとラベンダー。バーベナのお茶はレモンの様なさっぱり香りと味。そこに微香なラベンダーが香って気持ちも落ち着きます。温かくても冷たくてものめていいですよ。

暑さがこうも続くとドイツで分かるのがどれくらい家主が庭に愛を注いでいるかというのが顕著に表れてきます。普段の夏は20度が最高気温で、適度に雨も降るので庭の水やりをそこまでこまめにしなくても庭の植物ってちゃんと成長するんですよね。そうなると、毎日が20度後半のような日々で庭に水をやっていない家は芝生が見事に黄色。それも可愛そうなくらいに。ただ、庭仕事が大好きな人の家は芝生も緑で、どの鉢植えや花壇にも緑がしっかりあり、花にも勢いがあるんですよね。

僕の家では庭仕事は僕なのですが、隣の家との垣根や芝生の水やりはユリ君がするんです。”いいよ。僕がするよ。”っていうのですが、頑に譲らないんですよね。なんでだろう?けど、水の穂ホースをもって水まきをしている姿は可愛いのでこのまま続けてもらおっと。

週末は家の片づけや洗濯に追われていました。なぜかというと今週末にユリ君の大親友が遊びに来るからなんです。大学からの男友達2人。もちろん僕もどちらともあったことがあるのですが、僕たちの家に泊まりで遊びに来るのがこれが初めて。

この男友達はストレートで、ひとりは結婚して子供がいるし、もう1人はガールフレンドと同棲中。そしてそんな2人だけが来るのでなくて、お互いのパートナーを連れてくるので大人6人。そして赤ちゃん1人。犬1-2匹と今週末我が家は人であふれかえります。

寝室は2つしかないので、僕たちの主寝室を赤ちゃん連れの夫婦に、ゲストルームにもう一人の友達カップル、僕たちは居間のソファーベッドに寝る予定。にぎやかな週末になりそうです。

そしてこの集まりは僕たちの新しい家のハウスウォーミングパーティーでもあるんですよね。僕たちが引っ越したのが4月なので結構時間がたったのですが、やっとみんなの予定があったので今週末となりました。

気温も少し下がるみたいだし、みんな2時間から4時間かけてこの外れの町に遊びに来てくれるので、最高のおもてなしができればなと思っています。

 

 

単語ひとつでてんやわんや

水曜日。今日もドイツ語の勉強を終えて、軽く昼ご飯もたべてブログを書いているところです。学校に行くと1日の、特に午後の時間が早い。今もうすぐで15時になるところ。運動もしたいし、夕飯の準備もしなきゃだし、追加のドイツ語の勉強もあるし、、、。もう少し時間に洋右があるといいのになって思うのは、けど、贅沢ですよね。

今日もすっきりと晴れているドイツ北西部。クーラーなしの教室は相変わらずの暑さですが、家に帰る道のりは太陽光に照らされてはいるものの、風が少しだけ冷たさをもって北海から吹き込んでいるのでちょうどいい気候です。こんな日が毎日だったら完璧なんですけれどね。

さてさて、毎日朝は同じ電車に乗って学校に行くのですが車掌さんが3日とも同じで、僕もいつも決まって同じ席に座るので定期の僕のことをわかってくれているらしく、顔パス。

そうそう。ドイツの電車のシステムをちょっと伝えないとわからないですよね。

ドイツはなんと改札というものがありません。そう。あの開け閉めのゲートがどこにもないんですね。つまりはチケットがなくても電車に乗り込めるというわけ。これは地下鉄もそう。ただし、無賃乗車を見逃すような国民性はドイツにはありません。電車だと車掌さんがチケットをチェックしてくるし、私服のチケットチェック係が回って来て、”はい。皆さんチケット見せてください。”と抜き打ちみたいな検査もあるんです。この時、チケットを持っていないと即アウト。なん十倍の罰金を払うことになるんです。あと、鉄道ではないけれど地下鉄や路面電車などのときは機械で”何時に乗りました”みたいな打刻を忘れないように切符にしないといけないようです。それがないと有効な切符を持っていても罰金。これは外国人観光客がよくやる間違いらしです。もちろんドイツの検査員の人はどこから来たのかなんて気にせず、みんな平等に罰金を科していきます。なので、気を付けてくださいね。

そして今日の学校の帰りに電車に乗ると、同じ感じの車掌さんだったんですよね。それで挨拶をして乗り込むと、何かを言われたんです。なんだろうと思って聞き返すと、”フリエン”みたいなこと単語を一つだけ。もう僕の頭はフル回転。最初は、僕が休みだと聞いているのかな?’と思ったんです。だけど、休暇という単語はフェーリエン。あと1つ知って知ってる単語はフェイエアンで祝うという単語。だけどどっも意味をなさない、、、、。かといって車掌さんもじっくりと話をするという姿勢でもないし、”はい”と答えてその場をしのいだ僕。その後。運転席に帰って仕事仲間にも同じこと単語を言っていたんです。

なんなんだろうって思いながらも音の響きを頼りに辞書で調べてみると、もしかしたらという単語が。frieren 凍えるって意味。

この単語をあの車掌さんが言ったとして考えられることは2つ。

1つはジョークとして言ったこと。外は真夏の気温だけど、”今日寒いよね。”みたいなことをジョークでイギリス人は言ったりするのでその部類。

または、電車の温度を聞いてきたのか。というのも電車、時の恐ろしいほどに冷房が効いているんですよね。外の暑さのために半袖、半ズボンなのに、電車の中で凍えなくてはいけないみたいな状況が結構多くあるんです。なので、今、電車に乗ってきた僕に”この電車寒すぎない?’的な感じで聞いてきたのか。それだと後に乗ってきた仕事仲間に同じことを聞いているのも合点が合う。

こんな時、がっかりするんですよね。せっかく話しかけてくれたのに、話を広げることができなかった、、、、。もっとうまく立ち振る舞いたい!!って。けど、今の実力ではまだまだ。

本当にね。これが僕の日々の特訓です。ドイツ語初心者としての僕としては1単語でなく、長い文章で言ってもらえるほうがありがたいのですが、それは僕の力量不足。頑張らないとね。

今僕の頭は少しづつドイツ語の脳が出来上がってきている感じ。前まではすべてを英語に頭で訳してから考えていたのが、単語を見て映像として見えてきているのでそれは進歩したなって思います。あと、リスニングも聞いているとどんな状況にあるのかが少しづつ映像化されてきているので、これも嬉しい。ただ、細部まではっきりと理解できていないのでひっかけ問題にやられてしまうんですけどね。

あとは会話力ですよね。これはもっと頑張らないとなー。思いを言葉にするのって本当に難しいですよね。これはまだ、ドイツ語脳が発達してないかと。まだ英語の語順で考えてしまうし、スムーズに言葉が出てこない感じ。ただ、学校に戻ってから音としてこれはあってるな、これは間違っているなっていうのが何となく自分の頭で考えれるのは進歩かなって。

まだ発展途上ですが、それでもなお僕のドイツ語は少しづつ成長しているようです。

食べ物の好み

今日はユリ君は会社主催のBBQに参加するので夕飯はいらないとのこと。とすると、夕飯は僕一人。それがわかって、じゃ何を食べようって考え込んでしまった僕。

ユリ君がいるから料理も野菜を多めに、おいしいものをと考えるのですが、いざひとりとなると手抜きで、最悪は料理もしないものを時々食べて過ごすことになりそう。果物とかね。だけど、それじゃいけないよっていう脳からのささやきもあるので何か考えよっと。

ちゃんと食べなくちゃだめですよね。

そうそう、食べ物の話。先日僕の家に滞在していた友達が本当に美味しい粉末の出汁を持ってきてくれて。しかもそこのレシピが書かれた小冊子付で。そのなかで大根の煮つけのレシピが。実は過去に何度かユリ君には作っていて、あんまりいい評価を受けなかったんです。

ただ、友達曰くこれはおいしいから試してみるべき。だけど海外の大根は少し固めだから白株を使ったらそうかとのアドバイスが。

たまたま食料品を買い出しに行くと株が売られているので即購入。そして、昨日の夕飯でゆっくりと煮て出すことに。

ただ、ユリ君が帰ってきてそうそう、’うーん。僕の苦手なにおいがする。”っていうんですよね。どうやら煮物の匂いがダメみたい、しかもまた大根の煮物と同じようなものなのであまり乗る気ではない顔。食べたら変わるかなと思ったのですが、頑張って飲み込んでる感じでした。どうやらユリ君には煮物の良さはわかってもらえず。今度ひとりの時にでもまた作ろうと思います。

けど、もらった出汁は本当においしくて魚出汁と野菜だし。これからいろいろな料理で活躍しそう。ドイツの片田舎では日本の調味料って醤油ぐらいしか手に入らないのでありがたい。

この出汁、友達から何か日本から持ってきてほしいものはないか?と聞かれて頼んだんです。けどね、最初に頼んだのが日本製のペン。そしたら、”もっと、ないの?’と言われて出汁!!となったわけ。

友達がそれとともに和菓子を数個持ってきてくれていて、”和菓子大好きなんだよね。”って答えたら、”なんで早く言わないの!もっと持ってきたのに!!”って言われました。

そうなんですよね。普段の生活、これはイギリスに住んでいた時もそうなんですけれど日本の食べ物を強くほっしゅることがないんです。もちろん、日本の食べ物はおいしいと思うし、今日本食を挙げなさいと言えばずらっと並べて書けるぐらいに色々な料理も知っている。ただ、日常生活で全くをもってその料理や食べ物を思うことがないんです。あれは不思議。だからか、日系の大きなスーパーがいくつもあるロンドンでも10年間で訪れたのは10回行かないと思うんですよね。

だけど、日本に帰ると別なんですけどね。甘いものも和菓子だけにしか目がいかないし、お吸い物とか梅干しとか、おにぎりが食べられる幸せをかみしめて過ごすんですよね。

 

 

7月は少し行動派

今日は晴れ間がのぞいて嬉しい限り。学校もないので恒例の木曜日の大掃除を。箒をかけ、モップの水拭きをし、台所の収納棚の扉や、窓辺や机の上も綺麗に拭きあげて、最後は水回りの掃除をして終了。やっぱり綺麗な場所は気持ちがいいですよね。

その後はドイツ語の勉強。教科書の補填練習問題を買ったので、その見開き1ページをして、ユーチューブにある無料のドイツ語講座でおさらい。このユーチューブチャンネルはものすごく丁寧に絵を入れて説明してくれて、しかも練習問題まであるので重宝しています。少しづつだけどドイツ語の仕組みが頭で整理整頓されていく過程が面白いんですよね。なんていうのかな、ある日突然に今までバラバラに頭の中に存在していたものが急に線でつながって合点がいくあの感じがたまりません。

昼ごはんには昨日の夕食の残りを温めて食べました。昨日は合いびき肉、ズッキーニ、ナス、トマト、キノコ、トウモロコシ、玉ねぎをケチャップ、カレー味っぽいユリ君の好きなソース、塩、コショウ、ナツメグで炒め、それをオーブン皿へ。その上には牛乳でつぶしたマッシュポテトで覆ってオーブン焼きすること25分。シェパーズパイもどきの僕の料理。これ、野菜がたくさん食べれていいですよ。お好みでケチャップで食べてもいいし。

そうそう。今日はゲストルームもベッドメイキングしました。実は友達が遊びに来るんです、明日から。普段は日本に住んでいるのですが、夏に出張があっていつもはロンドンで会うのですが、今回は僕のインスタのランニング風景の写真を見て、”走りに行く!!’とのメッセージが。なので、ドイツへと遊びに来てくれます。彼女はオーストリアで学生時代を過ごしたこともあってドイツ語がペラペラ。なので、僕にとってもいいお勉強になりそうです。明日はブレーメンに迎えに行って、お昼ごはんと観光ののちに、我が家へ。夕飯はユリ君が簡単なものを作って待っていてくれるそう。相変わらずの優しい子。

土曜日は走りに行って、その後僕の街を散策。日曜日はフェリー乗って近くの島へと泳ぎ/日光浴に行こうかなって。

そうそう。7月はいろいろと出かけることが多くて。ユリ君の両親から去年のクリスマスにプレゼントとしてカヌー旅行をもらったんですね。カヌー旅行って言うと変な感じだけど、要は、カヌーを乗りに遠くへ行ってそこで数日間過ごすというもの。もちろん、ユリ君両親も一緒。その予定がもうすぐだったのですが、その週のお天気がどうもすぐれないとのことでお母さんからユリ君に連絡が。カヌーはキャンセル、だけどハイキングにする!!ということになったらしく昨日もユリ君のお母さんから電話があって何処の宿にするかなどのお話合いが。ユリ君がお得意のパソコンの早業でいいホテルを見つけてどうにか落ち着きました。ただ、夏休みシーズンでラストミニッツの予約だったので値段は安くなかったそう。これはクリスマスプレゼントなので、僕たちは払わなくてよかったので、一安心。ただ優しいユリ君。ディナーは僕たちのおごりにしようね。よくできた大人です。

さて、家族旅行はどうなるのやら。今回の参加は僕たち2人、ユリ君の両親、一番上のお姉ちゃん、と人間は5人。そして両親の家の犬1匹、お姉ちゃんの犬1匹も参戦。無事に終わるといいな。

 

 

週末の散歩

ロンドンのミニから昨日の夕方メッセージがきて、”こっちは暑いよ。そっちも楽しんでる?’との内容。ロンドンと僕の住むドイツ北西部の町は飛行機で1時間もかからない距離になるんですよね。それなら機構もそんなに変わらないように思うのですが、かなり違うんです。確かに天気は良かったんですが、猛暑のような暑さは無縁。

そんな今日はもっと寒くて、上着を着ないと寒いほど。ちなみにロンドンの最高気温は今日29度で、ここは16度。この差は何なのでしょうね?多分、この町自体が寒いのではないかなって最近は思ってます。僕の前に住んでいて、今も学校に通っている街よりも2度くらいいつも低いんですよね。海風が強いせいもあるのかな?

なのでそんな灰色の寂しい風景を窓から見ながら、あたたかなお茶を片手にこのブログを書いているところです。

週末はユリ君と2人して少しドライブへ。遠浅の浜辺が広がるところを散歩に出かけてきました。いつもの日常の流れから少しだけ違ったところに行くっていいですよね。

週末は天気が良くて燦燦と輝く太陽の下をドライブ。ただ、風はかなりの強さで吹いていたんですけどね。

何もないこの道を早朝散歩。ユリ君は朝ご飯を作るのでおいてきて、ひとりで初めてきた土地を歩くのって楽しいですよね。どんな新しい景色が見れるのかなとか、どんな人がどんな生活をここではしているのかなって想像が始まるから。

後、同じ道を変えるのが苦手な僕。どうせなら違った道を帰りたいと歩いていたら、かなりの距離を歩くことに。8時過ぎにでかけて、ユリ君待つホリデーアパートメントに帰った時には9時半でした。ただ。ちゃんと遅くなるとメールで連絡をしていたので怒られることも、心配されることもなかったんですが。

帰り道には露店でサクランボと、リンゴを購入。

帰り着いた時には二人とも疲れていて軽い夕飯の後にベットへ直行。

素敵な週末となりました。

 

夢の色って

今日はあまり気温が上がらずに、空も灰色で寂しい感じ。それでいてなぜか、たくさんの白い物体が空を飛んでいる。あれは何なのでしょうね?鳥の産毛のように軽い風にふわふわと待っているのですが、それにしてはあちこちに飛んでいて、こんなに飛んでいるのならかなりの鳥がいるよなとも思うし。それともタンポポのような植物の種なのかな?あとで外に出かけて調べてみます。

昨日はどうしても寝つきが悪かったんですよね。どうやらユリ君もだったらしくて電気をけしても二人とも何回も寝がえり、寝がえりの繰り返し。あれってどうして日によって違うんでしょうね?あるときはベッドに入った瞬間に夢の中へという時もあるのに、昨日のような日はどう頑張っても眠れない。

しかも中途半端な眠りが多いですよね?半分寝てるようで、半分起きてるような。”あ!もう少しで眠りそう。”と昨日も思った時があってそんな時に、ユリ君がトイレに行ったりだとか、僕の足がつりそうになったりだとかで覚醒。。。。なぜこのタイミングでと思いながらも、また寝返り。

確かに眠れないのは嫌なんですけど、あの夢と現実の間みたいなのって面白いですよね。なんていうのかな現実ではないけれど、どこまでが自分の思考での映像なのか、どこまでが夢の映像なのかわからなくて、それでいて現実の映像も目を開けた時に混ざってどれがどれかわからなくなるような感覚。皆さんもありますか?

それとも人それぞれなのかな?僕はね、目を閉じると色々なことが映像として出てくるんですよね。たとえば住みたい家について考えると、その家の中にいて窓の外はこんな雰囲気で、どんな家具があってとか、天気もその時によって違うし、またそこにある物から違ったお話が始まる、そんな感じで眠りに入るんですよね。だからどうなんだろう、思考と夢の間の産物映像から眠りにつくんだと思うんです。

だから悩み事があると大変ですよね。その映像のシチュエーションが何通りも出てきてどうしたらこの問題を解決できるのかなって頭がフル回転しちゃうから。

そうそう。この前何かを見ていて、あなたの夢はカラーですか、白黒ですか?っていう問いがあってびっくりしたんです。世の中には白黒で夢を見る人もいるんだなんっておもって。僕の思い出せる限り白黒の夢って一度も何ですよね。どんな風なんだろう?ちょっと気になります。

夢ひとつにしてもそうですが、門奈同じだろうと思っていることが意外とひとりひとり違っていることってこのようン中には多いのではないかなって思います。

今日はぐっすり眠れるかな?

 

お風呂をめぐる記憶

火曜日。ドイツ北西日は暑くはないけれど綺麗な青空。太陽の下では半袖でも大丈夫だけど、日陰や室内では上着が必要なそんな午後。今はドイツ語の勉強を終えて、家でゆっくりとしているのですが、もう一つ理由が。アマゾンの小包が届くはずなんだけど、いまだに何もなく。どうしたのかな?もう少し待ってみます。明日は買い物に出かけたり、走りに行ったりしたいので今日のうちに来てほしいのですが。

そういえば、僕の新しい家のお風呂は何でこんなにも?ってくらいに広いんですね。縦長で、その中にトイレ、シャワー、洗面台があり、それらがあってもシングルベットが余裕で置けるスペースが。ここにバスタブがあったら天国なのにと思いつつ、ここを運動の場所に使っています。運動するとき僕はあまり着こむのは嫌なのでパンツ一つなんですよね。昔の家はリビングを誰かに見られるということがなかったのでよかったのですが、今の家は誰もがのぞき見できるので、すりガラスのバスルームで筋トレやストレッチをしています。

そして、シャワーも大きいんです。前の家では自分の手でシャワーをもって浴びなくてはならず、不便極まりない代物だったのですが、ここはいいですよ。まずはバリアフリーで、正方形。その2面は壁で、あとの2面が全部がガラス扉。お湯の量もいい量が降り注ぎます。そんな大きさだから時にユリ君と一緒にシャワーを浴びる時があって、それがちょうど先週末。

クシュクシュの泡をがたつスポンジみたいなもので体をお互いに洗っていて、ちょうど僕の右の太ももをユリ君が洗ってくれている時に痛みが。季節の変わり目や乾燥しているときに僕の足の肌はかゆくなることがあるんですよね。それでちょっと肌が敏感になっていたよう。痛みって程でもないんですけど。

けど、その感じが何となく懐かしいなって思って考えてみたら、ゴシゴシのピンクタオルだって思い出したんです。

多分、ゴシゴシって呼んでいたこのタオルは母方の両親の家にあったもの。ピンク色で、素材はね、なんだろ人工的な感じの肌触りで、今思えば赤こすりとかになるんじゃないかなってなもの。それがあの家ではメインの洗いタオルだったので、いつも最初が緊張してました。あ、ゴシゴシが来る!!そんな心構えが必要で。

僕がここを訪れるのが多かったのは幼稚園から小学生の低学年ごろ。だから、その家の誰かとお風呂に入ることが多かったんですよね。おじいちゃん、おばあちゃん、おじちゃん、おばちゃん。それで体を洗ってもらうことが多くて、けどもしかしたらこれは幼稚園の記憶が多いだけなのかな?ともあれ、洗ってもらう時のピンクのゴシゴシが肌に当たる瞬間が”あわあわあわ”って気分になるんです。痛いような、くすぐったい様な。その感触にユリ君が洗ってくれたのが似ていたんです。

そうすると記憶の扉がどんどん開いて。あの頃のお風呂での出来事が次々に現れてきて、懐かしい気持ちに。

まずは、家づくり。これは本当に大好きだった。祖父母の家のお風呂はお風呂のフタが3枚だったんですよね。白色の物凄く軽いだけど少し厚みのあるビニールとプラスチックの間のような素材のもの。この2つを立ててその上に最後の1枚のフタを乗せると屋根になって家になるんです。2枚のフタは湯船の角の一角に建てられているのでちょうど角の部分が窓のように空間ができてそこから洗い場を眺められる設計で。その家が僕はものすごく好きだったんです。時に叔父が洗面器でいっぱいのお湯を屋根に落として、雨を降らせてくれたり、時には台風が来て家が壊れたり、その時の僕が一番憧れていた家は明らかにあのお風呂の家でした。

叔母は僕にいろいろのことをお風呂の中で教えてくれた事を覚えています。僕は小学生の低学年の時に戦争に大きな興味を持っていて。ただ、戦車とか戦いとかではなくて、戦争というものがどいうものなのか、どんなことが起きるのかということ。そこで叔母は第2次世界大戦でのナチスドイツのユダヤ人大量虐殺の話をしてくれたりしてました。多分それがあってか、僕は社会が好きになるんですよね。

後、水に溶かすリンス。あれが僕は好きでした。だって、水遊びみたいでしょ?しかもおしゃれな水遊び。お湯を張った洗面器に素敵なにおいの液体を入れる、その時に液体の形の美しさ。そしてそれを混ぜるとそのお湯自体がいい香りになって、それを頭からかける!!シャンプーよりも僕はリンスが圧倒的にあの頃は好きでした。そういえば今はリンスあるのかな?

海外だと親子が一緒にお風呂に入るということはないんですね。親が服を着て、小さなわが子をお風呂場で洗ってあげたりすることはありますけど。けど、一緒に裸でお風呂に入るって良かったなって今は思います。一緒に100まで数を数えたり、音楽の授業で習った歌をエコーの素敵な空間で披露できたり。

お風呂には楽しい思いでしかないためか、僕はお風呂が大好きなんですよね。