もしかして、咲いてます?

今日は雨模様。小雨と、グレーの空で寒しい感じです。気温も3度寒い感じ。と思って日本を見ると、桜開花予想が東京は2日前だったんですね。と言う事は西日本の人たちは桜を見ながら毎日を過ごしているっていう事なのかな?羨ましい。ドイツはちなみに落葉樹の木はすべてまだ丸裸。新芽も何も出ていない状態。こんな時にやっぱりヨーロッパは冬が長いよねって感じる時ですね。

桜と言えば、日本で桜を見たのが本当に10年ひと昔で言えば、ひと昔前なんですよね。2006年の春かな、最後は。と言う事は12年前。実は帰れないんです、春の日本に。多分これでピンと来た人は僕と同じ、花粉症の人ではないでしょうか?今も辛いをもいをしていらっしゃるんでしょうね。あと数か月の辛抱、、、だけど長いですよね。なので、僕は3月から5月の日本には近づいていないんです。

けど6月は自分の誕生日があるけど梅雨でしょ、そして恐ろしいまでの湿度と高温の夏がやってくる、そうするとこの時期も日本には帰れない。となって、僕の日本への一時帰国かいつも秋から1月の間に限られてしまうんですよね。

この前にブレーメンの日本の文化を紹介した展覧会を見たときに、”今度は桜の花が咲いている時に行きたいね。満開の桜の花の下を歩くと綺麗だろうね。”っ行ってきたのでこのまま夢を持ったままだと可愛そうなので、”春には帰らないけど、一人で行ってもいいよ。”と夢を壊す一言を。ごめんね、ユリ君。愛は花粉症を越えられないみたい。

アメリカは少し前に初時間が始まったようですが、世=ろっぱは今週の日曜日に夏時間に移動します。と言う事は日暮れの時間が1時間遅くなって、今は6時半ごろが日没なのですが、日曜日からは午後7時半と言う事にそして夏至の日までこの長さは伸びていくんですね。今年は僕の誕生日がちょうど夏至の日の様で、午後の10時少し前が日没だそう。ちなみに日の出は朝の5時。およそ17時間の日照時間となるわけ。この時を僕たちは冬の時からずっと待っているわけなのですが。

ちなみに冬至は日の出が朝8時半で、日没が午後4時。かなりの違いでしょ。

それだからかヨーロッパ人、特に北の人たちは夏への執着が物凄くあるように思うし、その分外にでって何かをすると言う事も盛ん。ドイツにきて驚いたのが自転車のルートが都会でも田舎でも山の様にあるという事。至る所に標識や地図があるので迷うこともありませんし、山の中にも沢山のハイキングルートが。しっかりとした基盤があってアウトドア好きにはたまらないともいます。

ただ、あまりにもアウトドアを愛しすぎるところもあるのかなと。先週末にユリ君がハイキングに行きたいと言ってきたのですが、行き先を聞いて却下。これ一度行ったところで、日帰りだったんですよねその時。朝4時半に起きて電車に3時間半ほど揺られて8時間歩いて家に帰ったのが午後11時。もっと近場でなら日帰りでもいいよと言ったのですが、銅たらあきらめたよう。特に今週末は天気が崩れそうだから、家にいたほうがよさそうですしね。引っ越しの準備委をもう少し進めようかと思います。

 

引っ越しをするまでは、、、

最近は引っ越しの話がよく出るわが家。あと1ヶ月後には引っ越しをするので、その準備の仕方だとか、誰が手伝いに来るのかなどをちょっとずつ決めているところです。今週はゲストルームのベッドを僕一人で解体して、パッキングした段ボール箱を置けるスペースを確保。また、ユリ君が家具を守るためのビニール?みたいなのが届くそうなので、それを受け取らなくては。僕の荷物はまだ殆どが段ボールの中で楽なのですが、ユリ君は今、山の様にある書類を見て捨てるもの捨てないものにわけたりと忙しそう。ちなみに僕はその時シュレッダー係で、もうかなりの数の紙をシュレッダーで細かくしました。今のところ大きな段ボール2個分。壊れ物のクッション材になるからいいかとは思うのですが、それにしても多い。

あとは相変わらず新しいアパートでどのような家具を配置するかとか、どんなカラーでまとめようかとかなどの脳内妄想が止まらない僕。ユリ君は全くそういう物がないようで、引っ越してからでいいじゃん。という淡白さ。ま、確かにそうなんですけどね。けど、考えるのが楽しくてやめられないのも事実。なので、一人で楽しんでいます。

今住んでいるアパートはなんといっても長めの良さ。運河が見えるリビングと、人通りが見えるキッチンの景色がとても気に入っていて、しかも日当たりもばっちり。最近はキッチンで日光浴を昼は楽しんでいるほど。そして3階なので人から見られる感じもないんですよね。

次の家は1階。そしてアパートの建物は閑静な住宅街にあり、道行く人を眺めると言う事もなくなりそう。そして一番の心配は日当たり。前回家の中を訪ねたときは真っ暗な夕方だったので太陽の位置を確認できず。そしてこっそりと見に行ったときに方角を確認したらリビングはほぼ南側にあることが判明。これは良かったのですが。テラス付きのリビングから8、9mくらいかな?先には同じ建物が建っているんですよね。南向きでもこの建物の陰に入るのではないか、、、。

そこでこの前に地域の学校に行ったときに確認をしてきました。時間は昼の12時過ぎ。もし影だったら、少しぐらいは太陽あたっていてくれと恐る恐る近づくと、、、、。たくさんの太陽光が当たっているではないですか。ほっと一安心。やっぱり日が沢山当たるほうが気持ちも軽くなりますよね。

ササっと写真を撮ってユリ君に送ると、お。よかったね。と返事が。

何となく引っ越しするまでは僕の脳内は落ち着かないような気がします。

 

ミニの床屋さん2代目あらわる

今ちょうどランニングから帰ってきてシャワーを浴びたところです。外はスッキリと晴れて青い空と太陽がサンサンと照っていて気持ちがいい事。最近、よく合うおばちゃんが会うおぼちゃんが会るんですよね、小柄で、いつも挨拶すると本当に柔らかな笑顔を返してくれるこのおばちゃん。僕の最近のお気に入りで、本当に笑顔が素敵で、春に咲くプリムローズをその笑顔を見ると思い出すんですよね。なぜだろう?そのおばちゃん、いつも犬の散歩をこの運河沿いでしているようで、そのきゃしゃな体に似合わないボクサー犬を連れて歩いているんです。もちろん犬も彼女に似て穏やかなんですけれどね。このミスマッチが頭に残っていてこのペアを覚えたのが始まり。ただ、来月の半ばには引っ越しをするのでこのペアと会うのもあと数回かな。

話は変わりますが、週末に髪を切ったんです。僕のブログを読んでくれている人は知っていると思うのですが、僕の専属の髪切り屋さんは元カレのミニなんです。もちろん、ミニは理容、美容の資格も持っていませんし、他の人の髪を切ることもな人です。ただ、8年くらい前からミニにお願いして切ってもらったら予想以上に上手だったのでそれからいつも切ってもらっているんですね。

ただ、ここで問題が生じてきたんです。そうなんです。僕がドイツに引っ越したと言う事はイギリスに住むミニの所に頻繁に通えない!!と言う事に気が付いてしまって。どうしよう、、、。ここで普通ならば、”床屋さんに行けば。”っていう案になるのでしょうが、このアジア人の真っ直ぐな髪の毛の特徴を考えながら髪を切ってくれる人はいるのかってところがポイントなんですよね。ユリ君の言っているところは確かに上手そう。いつもかわいい髪の毛で帰ってくる、ただユリ君の髪は少しくせ毛だから綺麗にまとまるわけで。じゃ他のところはと見てみると、ドイツの床屋さんはトルコ系のところが多いよう。確かトルコは半分アジア半分ヨーロッパな所、だけど髪質は真っ直ぐではなさそう。

そんな堂々巡りから、行かないことに決めていたんです。と言うのもある計画が。そう、ユリ君を第2のミニの床屋さんに仕上げる事。これは引っ越す前から提案していたのですが、煮えない返事ばかりしかもらえなくて。こうなったら時間との闘い。最後に髪を切ったのが日本に帰った時なので10月の終わり。それからどんどんと伸びる僕の髪の毛。最近は立ち上げるスタイリングではなくて、降ろした感じのスタイリングをしていたんです。ただどうやらユリ君は僕の髪が短いほうが好きの様で”髪伸びすぎだね。どうするの?””いつ今度はロンドンに行くんだっけ?その時に切ってもらうの?”って質問があって、今度のロンドン行は今のところは9月なのでそれを伝えると、”長いね、、、、。”との返答が。ユリ君髪切ってくれる?と聞くとOKが。

そこで始まったユリの床屋さん。ちなみにユリ君は誰の髪も切ったことのない素人。さいふぉの髪が長いのでそこをあげてツーブロックが簡単かなって思ってサイドをそり上げたら研究で失敗して爆発した頭の様にサイドがかなりのボリュームに。これはダメだとかなり刈り込むことに。するとトップが長いので少し切ったがいいというユリ君。鋏を超直線に入れる、、、。うーん。少し斜めにしてねとお願い。

襟足が一部分残っているとか少し段差が見たいなマイナーなミスはありましたが、初めてにしては上出来の髪切りだったのではないかと言う出来でした。

こちらがその完成図。切る前をちゃんと写しておけばよかった、、、と今、後悔。

 

ね。上手にできてますよね。これからはユリの床屋さんもオープンで僕としては何ともうれしい限りです。

いざ実地訓練!!

風が強かった週末。本当に嵐のような風の吹き方で、ディズニーのプーさんの風の強い日の始まりみたいに書かれている文字まで飛んでいきそうな感じ。共感してくれる人いるかな?だけど、風が雲を飛ばしてくれた分、晴れの週末だったので家の中にいる分は穏やかな春気分を楽しめたんですけどね。だけど、やっぱり太陽が出ていたら外に行きたいねってユリ君とはなしになって走りに行ってきました。強風のために外気温よりも寒さを感じてのランニング。運河沿いは風を真正面に受けるので公園の中を。たくさんの木々が風で左右に揺れて、時にバキッと音を立てて枝が落ちてきます。ドイツの木って風に弱いみたい。川沿いの柳の木もその長くしなやかな枝を揺らしていて綺麗で、このではポカホンタスの歌を思い出しました。カラー・オブ・ザ・ウィンドと川の向こうでと言う2曲。本当に良い曲ですよね。

そうそう、書くのを忘れていましたが行ってきましたよ、今度引っ越す先の地域の学校へ。

メールでの問い合わせには返事後こず、アポなしで乗り込むことに。

木曜日に電車に乗って行ってきました。今の町から次に引っ越す街までは電車で25分ほど。この区間は今まで年s名に乗ったことはなかったのですべてが物珍しくて、ずっと外の眺めて過ごしました。そして事前に調べた地図を頼りに進んでいきます。駅から歩いて5分くらいのところに見つけました。この街の地域の学校は街の中心部にあるのですが、ドイツ語コースは駅近くの別校舎。着いた建物は何となく倉庫をイメージする建物。ただし、看板もたっているので入ることに。中に入ってみますが受け付けらしきものはなく、いろいろなサインはあるけれどもドイツ語コースの表示ではなくてうろうろ。2階に上がってみると、ドイツ語コースの文字が。ここかなと思ってドアに耳をあてるとどうやらクラスが行われているよう。ここは事務所ではない、、、。また1階に降りるとお掃除のおばちゃんが。すがる思いで、”事務所はどこですか?”って聞くと少し奥にある廊下に進んで、右にずっと行くと階段があるからその2階に事務所があるよと教えてくれました。本当に良いタイミングで助かりました。

おばちゃんの言ったとおりに、そには事務所が。そして2人の女性が。開いているドアにノックをして、知る限りのドイツ語を駆使して説明をする僕。多分日本語にしたらこんな感じ。”エムデンの学校に行って、テストを受けました。僕のドイツ語はレベル4だそうです。3月のクラスを受ける手紙をもらいました。だけど、なくなりました。今度のクラスは4月だそうです。ただ問題があります。僕はこの町に4月に引っ越します。この街でのレベル4のクラスはいつ始まるか知りたいです。”とね。

するとそのうちの一人の女性が、多分***先生のクラスが開いているから見てあげるわ。と言って別室へ案内されたのですが、次のレベル4のクラスは6月からのスタート。そしてレベル5は7月は始まりとの事。1つのコースが5週間なので、今の住んでいる町からオファーされている4月からのコースが終わるのは5月初め。これまで結構待たされたので、今住んでいるコースをレベル4は取ることに。もし今住んでいる町の生徒や先生が僕とかなり合うようだったら、そのままそこで。会わない場合は新しい町でレベル5を取ろうかと考えています。

今回はすべてがドイツ語でのやり取りで、自分が言いたいことも、相手が言っていることも理解できたのでよく頑張ったなって自画自賛。実地訓練は何が起こるかわからないので、ドキドキですが今までの勉強の成果を見せるにはいい機会でした。

ただ、一つ頑張らなきゃいけないのが早起きかな。いつも早く起きてはいるのですが、学校が始まるのが朝の8時。後半の2週間は電車通いになるので、そうすると朝の6時45分ごろの電車に乗らなくては。新しいアパートから駅までは徒歩25分。朝ごはんもちゃんと食べたいのでこの2週間は朝5時45分おきかなー。頑張ろっと。

 

 

 

まさか、これが凶器に。

色々なものが凶器になるんだなと時間したのが一昨日。って書くと何事と思われそうですけど、ちょっとした切り傷を負っただけでご心配なく。

事の始まりはオリーブオイルの瓶のふた。よくある回したらカキカキって音がして下のリングと上のふたが分かれるタイプと書くとよく分からないけれど、プラスチックのペットボトルと同じ開け方をするやつだったんです。これ5本ぐらいネットで買ってそのうちの一つが壊れていて。どう壊れているかと言うと蓋をまわしてもカチカチ音がならずにひたすら回り続けるという具合。ユリ君に前、この問題を伝えたところ”オッケー。じゃ今度、僕が開けてあげるよ。”っていうのでそのまま放置。そして一昨日、オリーブオイルが無くなったことに気が付いて、新しいのを思ったらこの壊れたのがただ一つ。

豚肉をオリーブオイル、ニンニク、生姜でマリネしたい!そうなるとユリ君の帰りは待っていられない。よし、ここは自分の力で頑張るぞ!と意気込んで考えるも答えは出ず。

こんな時はウェブでと検索してみるとよく出てくるのジャムのふたなどの開け方。そして中には、”お店に返して新しいのを。”とのアドバイスも。うーん。それでは困る。そしてようやく見つけたのが、下のリングと上のふたの部分の点線になっている部分に沿ってフォークかナイフで切れ目を入れてそこからこの二つを分ければ大丈夫とあるじゃないですか。

うーん。どうしよう。ナイフは鋭利すぎるしな、フォークかな。けど、上手く入り込まない、、、。そこで目に付いたのが、ジャガイモの皮むき用のピーラー。日本のようなカンナ式ではなくて一本のスティック状になっている奴。その先端は多分ジャガイモの芽を取るためか少しだけとがっているんです。といっても丸みを帯びていて突き刺さったりはしないんですけどね。

これなら安全だと思い、一生懸命に点線にこの丸くとがった先をあてがうと少しだけ切れ目が!おーこれか。これを増やしていけばいいんだ!と歓喜の声をあげる僕。そして少しずらしてエイ!と力を入れた瞬間、ツルって蓋の表面を滑るピーラー。そしてその滑った勢いに乗ってオリーブオイルのボトルをしっかりと握っている左手に!

鈍い衝撃があって、左手を見ると切り傷が。そうなんです、勢い余ってあの丸かった先がどうやらお母さん指の付け根にちょっと刺さったみたい。だけど、刺した瞬間ってショックの為か痛み感じないんですよね、そして値も30秒出てこなくて。”あれ、皮膚だけかな切ったの?”って思ってたのですがその後少し流血。

ただ、そこまで傷が深くなかったのが幸いでした。

けど、本当にびっくりしましたよ。だって、ナイフだともっと恐ろしい傷になっていたという事ですもんね。丸い先のこのピーラーでこの威力。確かに時に事件で、”刺すつもりはなかった、脅しだけだった。”みたいな文句があるけれども、少しの反動でこんなにも簡単に傷がつくんだなと身をもって実感しました。

ちなみに、あの開かなかったオリーブオイルのふた。最後は開きました。だって、ケガしたくらいで諦められないじゃないですか。今度は慎重に少しずつテコの原理で開けていきました。その青たときの感動がまた一入でした。

飼いならされた野生は

インスタグラムを見ていると日本は春が気r多様で、素敵な花の写真などがアップされていたり、きれいな青空の写真だったり。東京の天気予報をみたら22度。うわ、、、20度を超えるってドイツでは真夏の気温なので羨ましい限り。ちなみにここドイツ北西部の最高気温は今日は6度で今はまだ3度。寒い、寒い、寒い。予報を見ると週末はもしかしたら雪かもということで穏やかな春の日々まではもう少し時間がかかりそうです。

来月は引っ越しで、今は3階に住んでいるのが次は1階になるんですよね。小さな庭のスペースもあるので楽しみはガーデニングがまた出来る事。ハーブを植えて、花はアジサイの鉢植えが欲しいなとも思うし。何かの1本の木を買ってそれを長く育てていくのもいいかなって。そうそう、また妄想が広がる、、、。庭いじりって好きですか?僕はかなり好きなのでロンドンの前にアパートも、ドイツのこのアパートも庭がなかったので少し寂しかったんですよね。ミニと住んでいた時は庭があって野菜畑や、花をためから育てたりしていたんですよ。

今回のアパートの庭部分はコンクリートのテラスと芝生部分だけなので大掛かりな事は出来ないのですが、目の保養になるような緑に囲まれたいなと思ってます。ただ、前回にアパートを見に行ったときにはコンクリートの部分はできていたけれど庭はまだだったんですよね。このアパート、去年の秋には出来たのですが完成したのは建物で外側の庭部分は未完成なんですね。僕たちが引っ越すまでに出来上がるのか、それとも今年の夏あたりになるのか、、、。

庭仕事の楽しさを教えてくれたのは母だと思います。僕の実家には外のスペースがあるのですが、すべてコンクリート。ただ、その周りにはかなりの数のプランターが並べられていて季節ごとに色々な花がコンクリートの上に咲くんですよね。春のチューリプにビオラやパンジー、その後にプラムやバラが咲いて朝顔や夕顔等の蔓性の植物が大きく咲いて、キュウリが実をつけ、ブラックベリーが実りチョコレートコスモスが咲く。そんな一年の流れ。これが子供の頃の僕の中では当たり前の景色で、花の水やりとか、植え替えの手伝いをする中で、名前とか世話の仕方を少しずつ学んでいきました。

その中でも好きだったのは西洋オダマキ。その生命力の強さ。今もなお枯れずに毎年咲くんですが、プランターではないんです。コンクリートと壁の間の隙間。本当に割れ目のような土に種が落ちたんでしょうね。そこから毎年、かなりの束で成長して紫や黄色や白の花を咲かせるんですよ。それも最初は一つの隙間とかだったのですが今ではかなりの量で。この壁の横には車を駐車するので抜いたほうが楽なのでしょうが、いまだにそこに咲き続けています。

飼いならされた植物の野生化と言う姿が面白いなと思うんですよね。

これは僕の甥っ子がまだ3歳ぐらいだから7年くらい前かな?その時にはもうこんな風に壁のいたるところから伸びているのがみえるでしょ?だから今はもっと増えているはず。野性を忘れない植物の強さに心惹かれるから、ガーデンイングが好きなのかもしれませんね。

妄想が広がる引っ越し前

スッキリと晴れてくれないこの2、3日。明日になったら天気は少し回復をするようなのですが、、、。もう少しの辛抱かな。

さて。ドイツ語の教室が突然キャンセルになったという話を前に書きましたよね。覚えていらっしゃいますか?6日前にメールが来て、3g津一のクラスはキャンセルで4月になりましたと言うもの。ただ、4月は引っ越しもあるし日本から友達も来るのでどうしたものかとおもって、”もっと早めに始まるクラスがあったらそちらに入れてもらえませんか?’とのメールを送ったんです。最初の1週間は返事がないので、”探してくれているのかも。”と思っていたのですが、ユリ君曰く、”それは探してるんじゃなくて、ないってことだよ。”との返答が。確かにその通りなのか2週間たっても何の返事もなし。

それならばと、今度引っ越し先の街の地域学校を調べると、どうやらドイツ語コースがあるようで、週末にユリ君がいつ始まるかを聞いてくれると電話をしてくれたんです。ただ、電話では教えられないので、直接訪ねてきてくださいと言われて、、、。情報だけが知りたいのにわざわざ行かなくちゃいけないなんて、、、。ちょっと不便ですよね。とはいってもしようがないので、水曜か木曜に伺いたいのですがアポイントメント取れますか?という大切な情報と、今までの経緯を頑張ってドイツ語で書いてメールしました。ちゃん今回は返信が来るといいのですが、、、。こなかったときは、アポなしで突撃で行こうと思います。何かと一筋縄ではいかないですね。

そんな引っ越しまでもあと1っか月とちょっと。ブレーメンに行ったときには家具屋さんにもよって下見をしてきました。引っ越ししてすぐに必要なものは何かとかを考えて、絶対にいるのは食卓だねって話に。今のところは木目の美しいテーブルで、ベンチが片側、反対側に椅子3脚にしようかと。僕は家も家具も大好物なので、妄想が止まらない日々が続いています。

最近考えているのがユリ君の本棚の色が僕は好きではなくて、ユリ君も”新しいのに変えてもいいかもね。”と言う感じなのですがすべてを買い替えるお金もないし、もったいないですよね。それに、たくさん本が収納できるし、使い勝手は悪くないんです。じゃペンキでも塗ろうかと思ったけど、やすりをかけるのが大変そうだなと思い、布でも張り付けるかと思ってネットで検索をしてみると、壁紙を家具に張り付けて見た目を変えてみるというやり方があることを発見。なるほどね、壁紙か!!確かに色々な色もあるし、柄もある、しかもアメリカヨーロッパって自分で壁紙って張るんですよね。と言う事はそんなに難しい作業ではないのではないか?そんな甘い考えを抱いてるのですが。

僕の今の理想は外側は木目の模した水色とダックエッグブルーを外側に、棚と内側の側面はシンプルな白、背景部分は熱帯の鳥と植物の鮮やかなものにしようかなって。と言っても、これは引っ越してからの話なんですけれどね。だから今のところは僕の妄想上でしかなくて、その妄想ではもちろん仕上がりは完ぺきなんですが。

さて、メールの返事をまずは待つとします。

月曜にふと思う

先週の土曜日はブレーメンへと出かけてきました。ユリ君のお友達が住んでいるので、彼らを訪ねていくのと、もうひとつが博物館へと行くこと。これもユリ君の提案だったのです。僕は自分でアートを作ったりはするのですが、美術館や博物館へ自分から足を向けるってことがほとんどないし、ユリ君もそんなに興味がある様には見えなかったので、提案された時は意外だったのですが。実は今、ブレーメンのÜbersee Museumというブレーメン中央駅の本当に隣の近さにあるこの博物館でCool  Japanと題して日本の昔と今を比較した特別展が行われているためだったんですね。日本に普段は何の興味を抱いてもいないようなユリ君も、少しは僕の生まれた国に興味を持っているんだなとうれしくなりました。

展示会は江戸時代の人々の暮らし、そして現代の暮らしを再現してあり興味深い内容でした。もちろん、侍の鎧や着物なども展示されていましたが、それだけが大きく展示という訳でなくバランスよく。このてのっ展示でありがちな昔から今へという並びも少しはあるけれども、どちらかと言うと各分野の時代とともに変化を強調していたのは良かったなって。セットよく出来ていて、いまの日本の住まいの台所と昔の台所が原寸大で再現されていたり、ラーメン屋さんがあってそこには食品サンプルが。花見を模して天井に模造の桜の花がいっぱいに飾ってあったりと思考を凝らしてありました。漫画やゲーム、カラオケのコーナーも。最近ユリ君と天空の城ラピュタを見たので、その本があって喜んでいました。このデザインをした人がどうやら熊本出身化、熊本びいきの人のようで至る所で熊本関連のものがあって郷土愛を感じました。

常時展示のところも回りましたが、世界各国のものが沢山。しかも色々な建造物があるんですよ。跡えば、中国の19世紀の家のなかの原寸の模型とか、茶室とか、インドのお店、クジラの原寸大の心臓の模(血管の部分から中に入ることも可能で、大人ですけど僕も入りました。僕の身長は183cmなのですが、首を曲げればその心臓の中に立てるくらいの心臓の中。クジラって本当に大きいのだなと実感できました。この博物館、世界各地の文化を紹介するので全部回ると世界一周できちゃうわけです。

こうやって来てみれば、博物館って面白いんだな。って思うのですけどね。出不精なのでしょうか。

 

これ、ユリ君からもらったバレンタインデーのバラの花。2週間ほど水を変え、茎を切りしながら持ちこたえていたのですが、だんだん元気がなくなったので花びらを一枚一枚、丁寧にちぎって乾かして乾燥させることにしました。バレンタインデーの事はすっかり忘れていたけれど、ちゃんと大事にはするんですよ。これは乾かす前で、その色や質感がものすごくきれいだなと思って写真に収めました。今は水分をなくして黒紫のような色合いの花びらです。質感もカラカラでビロードのような肌触りはないのですが、それでもそれに触れるとその時のことを思い返せるというのは今ここに形として残っていればこそですよね。

人間もそれと同じだなって。30代の後半になって色々なところで自分の年齢を感じるというか、限界を感じることがあります。それは肉体的なものだったり、精神亭なものだったり。20代の時はこんな感じじゃなかったのになって思ったりもするのですが、それは過去の話。僕がどんなに昔を思ったところで今の自分が変わるわけでもありませんものね。あの時はあの時の良さがあったけど、無鉄砲で、自意識過剰なところもあって、それが年を取ることによって変わってきたのも事実。今は鏡に映った自分をありのままに受け入れて、この鏡に映る自分とどのようにして上手く付き合っていくかと言うのが大事だなって。

年を取ると言う事も悪くはないのかもしれませんね。

 

マイナス9度でも君となら

ね。このタイトル。なんか、青春映画見たいでしょ。特に何があったわけでもないのですが、寒い中ユリ君と一緒に走りに行っただけなんですけどね。

最近このようなタイトルの邦画って多くないですか?日本語で、セリフっぽい感じのタイトル。去年の興行収入のランキングを見たら、”君の膵臓を食べたい”とか、僕は明日、昨日の君とデートをする”、”打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?”みたいな。邦画がここ最近人気ですもんね。僕が中学生や高校生のころはヒット映画はハリウッドぞろいで、邦画はアニメが多くて寂しい感じだったんですよね。それが変わったのってたぶん、2005年位なのかなと。アニメだけでなくて、実写も人気が出てきていい事ですよね。

それにつられてかなのかはわからないのですが、タイトルも日本語のものが多くなったなって。僕の青春時代は音楽の曲名も映画のタイトルのほとんどが英語表記で、日本語ではカッコ悪いみたいな雰囲気が多かったように思います。

時代とともに変わっていくんですよね。いろんなことが。

変わったなって思ったことが、僕たち同性愛をめぐる情勢も変わって来たなって。台湾ではアジアでは初の同性婚が来年に施行されるし、日本の自治体の中には同性のパートナーシップを認めるところもありますよね、昨年には同性のカップルが虐待などで親元にいることのできない子供たちの養育里親に認定されたり。ヨーロッパでは当たり前になってきた動きがアジア、日本でもその動きが盛んになっていると言う事は喜ばしいことだなって。

ネットとかで見てると、セレブな同性カップルが子供を持つことも当たり前の様に報道がされているアメリカ、ヨーロッパですが、ミニのところも、僕のところも子供を持つというのは今の段階ではないので、”そうなんだね。”位の気持ちしかなかったのですが。

ミニが日本にいたときに一緒に英語の先生をしていたJ君。キューバ系アメリカ人で、偶然にも生まれた年も含めて僕と全くの同じ誕生日。僕のキューバの双子なんです。その子のフェイスyブックで、子供を2人引き受けますという報告が。彼と、パートナーのD君は付き合って長くなるし、犬に囲まれて楽しそうな暮らしをしているなとは思っていたのだけれど、まさか子供を引き取ることを考えていたとは。ビックリしました。フェイスブック上でもたくさんの友達から祝福の言葉をもらっていて、周りの人々のサポートもあるんだなって思いました。

そう思うと、今の時代は同性愛者である僕たちが認められるという時代から、社会の中の一員としての責任などをも負って生きていく時代へと変わりつつあるんだなって思いました。

 

始まってしまえばね、けどその前が

ヨーロッパは寒波に襲われていて、明日の最低気温はマイナス10。最高でもマイナス5度なのだそう。今日も昼近くになるのにマイナス3度、だけどそれは綺麗に晴れているんですけどね。明日がそんなに寒いのなら、とおもいマイナスながらも走りに行ってきました。最近の寒さのためか外に出ても身を切るほどの寒さはなく、走り抜けてきました。もちろん帽子と手袋は着用しましたが。

いつもの運河コース、寒さのためにカモや水鳥たちは土手にいたり、多分少しは水温が温かいのであろう水のところで固まって過ごしていましたし、運河もかなりの所で凍っていました。カラスがその凍った運河の上を散歩をするのはなんとも面白い光景だなと。やはり寒さのためか歩いている人もそこまで多くはなく、未舗装の道も凍ったままなのでいいペースで走ることができました。

さて来週の月曜日なんですが、始まるんです。とうとう。僕のドイツ語コース。

ひとりでオフィスを訪れたのが11月で、クラス分けテストに呼ばれたのが1月の始まり、待つこと2か月。やっとです。先週までは楽しみだなーって思っていたんですが昨日、突然に不安が。

僕はクラス分けのテストで6クラスある中で上から3つ目のレベル4に振り分けられたんですね。テストの点数がちょうど3と4の間で、僕が母国語以外に英語を喋れてドイツ語が3番目の言語であること、今までケータイのアプリでしかドイツ語を勉強していないこと、それを加味して3よりもレベルを一つ上げたほうがいいよと言われてのレベル4。

ただこのレベル4が一体何なのかがわからない。なので調べてみるとドイツ語の英検のような試験で下から2番目のレベル。と言う事は英検4級ぐらいなのかな?そう思うと少しは気が楽になったんですが、ネットでA2の問題を解くのですが理解を出来ないのが多くて、ちょっと焦りを感じる僕。

もちろん、毎日ちゃんとドイツ語の勉強をしているので理解できるものもあるのですが問題は語彙力。これが少ないんですよね。なので文章のすべてがわかるというかは所々の情報がわかってそれを頭の中でつなぎ合わせてイメージする感じかな。

不安になってユリ君に相談すると、”大丈夫。きっとできるよ。”と優しい言葉をかけてくれました。

ま、確かにテストの問題がスラスラできるのならそのコースで勉強する意味はないのだし、わからないから受講しに行くのだなって思えたら少しホッとしました。

今のところ、来週の月曜日からクラスがありますの手紙にクラスの場所が書かれていただけでそれ以外の情報はなし。ペンとノートをもっていけばいいのかな?

今週は今までの復讐をして来週に備えたいと思います。