今日も太陽光が眩しいドイツ北西部の町。どうやら、今度はギリシャでも火事が発生して死者を多く出しているようですね。熱波が原因といわれていますが、暑い日差しが火事に?って思って調べてみると、どうやら乾燥している土地で落雷や、驚いたのですがユーカリや松などの油性の強い木から自然発火するそうで、、、、。そうなるとどこもかしこも火事のリスクがあることに。
今日の僕の町も最高気温が30度ということで、酷暑となりそうです。
夏の思い出。なぜか思い出すのは小学校の時のことが多きがするのは僕だけでしょうか?小学校は確かに6年間と長いし、僕の子供のころは外で遊ぶのが基本だったのでその暑さや、また夕立のすがすがしさを鮮明に記憶にとどめているのかもしれませんね。
例えばプールの水の温度。僕の阿蘇の町はその当時古いプールで、だけど水は山の水を引いていたと思うのですが物凄く冷たい。なので、水を変える日は先生がその前日から水を入れて一晩おいてから使うのが普通だったようで。ただ、時にこれを忘れていることがあり。そんな時に限って自分たちの水泳の授業が午前中だとどんなに強い太陽もかなわないほどの冷たさで、悲鳴を上げながらプールに入るというものでした。寒いからひたすら冷たい水の中で動いて温かくなる。
それとは逆に一晩前に入れて午後の5時間目とかのプールの水は生ぬるくて、その温度が気持ちよかったのも覚えています。上から降り注いでくる太陽光も温かいし。あの頃はみんな真っ黒に日焼けをしていたな。
今となっては面白いことなのですが、ゴーグルは禁止でした。これは小学校1年までで、2年生の時に阿蘇山が小噴火を起こして火山灰が降ることがあってそれからゴーグル着用可になったのですが、変な白い錠剤をプールの消毒で入れていた水の中でゴーグルなしって本当は体に良くないですよね?
町営のプールもあったなー。けどここは本当におんぼろで。僕が小学校低学年でなくなってしまいました。ここは中学校跡地でグラウンドが広く残っていたんですよね。学校のプールには浮き具は持って行ってはいけないけれど、町営プールは良かったので僕は赤いビニールのイカダのようなのをもっていってました。ベティーブルーが描かれていたやつで。子供二人が余裕で眠れる感じの大きさ。
泳ぎつかれてそのグラウドにそのイカダをおいて僕と、一歳年上の女の事二人で横になって真っ青な空の下で将来何になりたいか、どんな家に住みたいかなってことを話していたように思います。あと時6歳で、友達が7歳くらいかな。そんな彼女は東京で女優さんとして頑張っているようです。
夏は僕の冷蔵庫を開ける回数が多くなることも。カルピスとか、リンゴ酢。あと、ゼリーやババロア。これは本当にいつも冷蔵庫にあって。母がよく作って冷やしてくれていたんですよね。あの冷たさと、ゼリーの透明感。だから今もときに無性に食べたくなってしまうんですよね。
あと僕は夏休みは遅くまで寝てる子でした。ラジオ体操に行って、そのまままた眠る。そして午前中10時くらいに起きるという、ダラダラ君でしたね。早起きをするとこんなにも空気が素敵なのか、こんなにも静かなのかって気が付いたのは大きくなってから。これは早起き好きはミニやユリ君に感謝をしないと。
夕立も大好きでした。雷なりの音と、美しく空に走る閃光。そしてあの雨の匂い!!深呼吸をすると泣きそうになるようなあの香り。そして夕立が鎮める空気の温度。夕立の後の最初の風の少しだけ温度が下がった風の気持ちよさ。
6歳の時の僕はまだ、あの夏の中にいるようです。