何も考えずに、感じたままに

昨日は晴れ間もあった穏やかな日だったのですが、今日はグレーの空で寂しい感じだったロンドン。春と冬の間を行ったり来たりしている状態でしょうか。

週末には母に電話をするのですが、その前に妹から電話が。祖父の命日で阿蘇の実家に帰っていて、さっき自分の家に帰宅したとのこと。この前、広島の祖父が亡くなったて話をしましたよね。その祖父の命日ではなくて、もう一人の祖父。祖母は広島の祖父と別れて10年ほどはシングルマザーで過ごしていたのですが、僕の父が中学生の時に再婚したんです。その、祖父。僕のいつも近くにいたのがこの祖父で、僕が小学校5年生の時に亡くなりました。運命とは面白いもので、祖母は結婚したこの二人の男性を年は違えでも同じ日付の日に亡くしたことになったのです。

 

人生って、一回しかないから自分のやりたいことがあったら迷わずに挑戦をするべきですよね。だって、挑戦して失敗した分は、”やったけど、ダメだったからね。”って言って終われるけど、行動もせずにその思いだけをいつまでも持っていたら中途半端のままで時間が過ぎてしまいますもんね。

そんな事を、説教くさくなく、エンターテイメントとして楽しく感じられるのが数週間前に見た、Sing。日本での公開は来月の3月17日だそうですよ。春休みのお子さんと楽しく見るのにもいいかもしれませんね。

ストーリーはシンプル。昔は栄華を誇った劇場。ただ、今は経営困難に陥って潰れてしまいそうな勢い。そこで、オーナーであるコアラが最後の秘策、”音楽オーディション”を開催。劇場を立て直そうと頑張るお話です。御涙頂戴というストーリーラインですが、コメディー的で笑いのツボがいろいろなところに散りばめられていて楽しめます。

一番面白かったのが、この中に出てくる日本人設定のレッサーパンダのキャラクター。これがもうね、お腹を抱えて笑えます。途中で”完璧ではない日本語”を喋るところがあるんですが、日本語で聞こえるけど英語字幕は出ないから日本人だけがここで大笑いできるっていう特典も。(けど、日本語吹き替え版だったらここをどう上手く表現するのか気にもなりますが。)この時にレッサーパンダが歌うのはキャリーパミュパミュの歌なんですよ。

あまり何も考えずに、楽しい音楽と映像に子供にかえったつもりで見ると本当に楽しめる一本だと思います。時には難しいことは忘れて、ありのままをありのままで楽しむ、そんなのもいいですよね。

 

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