海の近くに染んでいるからなのでしょうか。天気の変わり方が目まぐるしいなって、思いながら今日の1日を過ごしています。そうそう、ドイツの冬を過ごすのはこれで2回目なのですが、この町に引っ越してきてからは初めての冬なんですね。前の町はもう少し内陸にあり、35kmほど離れていたのでそれだけでも気候は違うよう。
今日は運動もかねて家から片道20分のスーパーに買い物に。「あー。晩秋だなって。」って思う風の寒さ。日本の人のブログやインスタグラムを見ていると今ちょうど紅葉がきれいな時期のようで。ドイツはね、紅葉は地面で見る感じになってます。そう、紅葉した葉っぱは木から落ちて裸木ばっかり。黄色や赤い絨毯が敷かれたようでその姿もいいのですが数日もすれば消えていくんだろうなと思うとね。
片道が20分もあるので落ち葉や他人の家をちらっとのぞき見しつつ足を進めました。ウィンドブレーカーを着ていたので寒さには困らなかったのですが、グレーの空はね何となく心も灰色にしちゃいますよね。
買い物は多くはなかったので15分ほどで終了。さて家に帰ろうかなって思ってびっくり。真っ青な空と晩秋の太陽の光が降り注いでいるではなりませんか。たった15分の間で、いったい何がでしょ。だって、スーパーに入る直前の空はグレーの雲だらけで青空の予感なんて一つもなかったのに。
けど自分はなんて短銃んだろうと思うのが、太陽の光を浴びながら歩いていると心もうきうきしてくるんですよね。「あー。太陽の光はなんて気持ちがいいんだろう。」って。深呼吸して、ちょっと橋の上から景色を眺めたりね。本当にこれで気持ちが変わる僕の単純さが、ばかだなと思ったり、かわいいなと思ったり。
けど、太陽が出るとなんで好きなんだろうって考えてみたんです。もちろん、明るいっているのはありますよね。証明としての明るさと、あとは温度としての温かさも。あとね、これはどうなんだろう写真家としての職業のためなのか、太陽が出ると景色が浮き上がってくるんですよね。ほら、曇りだと雲が光を散らすから影ができにくい、または薄いんですよね。反対に太陽の光は陰と陽をはっきりとさせる。なので、見ている世界にその陰陽がはっきりと出て3D感が半端なくなるから好きなのかもなって。ルンルン気分で家路を帰ってきました。
ってこのブログを書いている外はもう灰色の雲でいっぱい。本当に天気が目まぐるしく変わる町だなって思ってます。