昨日は午後から出かけることに。
日本への一時帰国委が差し迫っているので、お土産を買わなきゃなって思ったので。今まではロンドンから日本に帰っていたので、長年住みなれた街なのでどこに何があるか知っているので、楽だったのですが、住んで一ヶ月ちょっとのこの町では何がどこにあるのかいまいちわからないんですよね。後、今回思ったのがお店の数のすくなさ。
そりゃね、イギリスの首都とドイツの田舎の都市を比べてしまってはいけないのはわかるのですが、お店の数も少なければ、専門店の内容も薄い。そして、ドイツ土産と言えば何なのかがぴんと来ないっていうのも、また問題点。ソーセージて思って調べると、税関でっかかりそうだし、ビールを持っていくわけにもいかないし、カッコウ時計もね、、、。
なので、困難を極めているお土産買い。今週もう少し出歩いて頑張りたいと思います。
さてさて。今日はユリ君お仕事に行ったのですが出かける前に、”今日は祝日で、ほかの人は仕事していないから、お店も休みだよ。”といわれて外を見ると、確かに車が全く通っていない。
なんと今日は東西ドイツが統一された日なんですよね。”そっか、この日に壁が崩れたのか。”って思っていたら、どうやらそれは別の日らしく、、、、。壁が壊れたのは1989年の11月9日。その時には東西の行き来ができるようになっただけで、東ドイツは東ドイツとして残っていたようです。その後1年かからずに翌年の90年の10月3日に再統一されたのだとか。90年という事はもう27年前なんですね。
僕はそうすると9歳ぐらいで、ユリ君は5歳。時代の変わり目にユリ君はこのドイツにいたんですね。僕はそんな国をテレビの中でしか、あの頃は知らなかったのに今はそこに住んでいるって不思議ですね。
第2次世界大戦後に東西に分けられたドイツ。ほかにも国が2つに分かれた国もありますよね、北朝鮮と韓国とか、ヴェトナムとか。
話によれば第二次世界大戦後、日本も分割される恐れがあったのだとか。そうなると東北、北海道がソビエト連邦に、東京を除く関東甲信越、大阪を除く中部関西、沖縄はアメリカに。四国は中国で、中国地方と九州はイギリスへと4分割統治も考えられていたのだとか。ちなみに東京はアメリカ、ソ連、中国、イギリスの共同統括、大阪は中国とイギリスの共同統括だったらしいですよ。
そうなっていたら、日本国内でもいろいろな問題が、間違えれば内戦が起きていたのかもしれませんね。
ドイツも統合されて27年が経つのですが、今でも元共産主義だった東ドイツはどちらかと貧困率が高かったりするそうです。
実は今度日本に帰るときによる奄美群島の島、喜界島。実はこの島、沖縄と同様に数年間はアメリカの領土となったんですね。
統一の日を迎え、このことを書きながら、国とは、国境とは、民族とは何なのかなってしんみりと考えてしましした。